奈良「一如庵」でお庭蕎麦
どうやら週末は雨模様みたいです。おにぎり持ってアマゴ釣りはパス。古道歩きもパス。となると・・・・お酒! チャウチャウお蕎麦でしょう。そうそうお蕎麦ですよ!そうなったら場所探しで、ン~ッ久しぶりに有田川町の「紅葉(くれは)」や。早速予約の電話を入れたら「町のイベント出席のためだめよ~、またきてね」だと (x_x) この間もイベント参加やったで。となれば先日食べ損ねた「一如庵」にしょうか。で、今回奈良は榛原へ雨中ドライブです。開店直後とあって先客一組、すぐ入店。「囲炉裏端と縁台のどちらにしますか?」と聞かれ、雨も小降りで少し蒸し暑いし今回2回目の縁台を選択。と~てもオープンエアーで、景色を見ながらのお食事となりました。今日は予約があって「盛り」は一つしか無く後は「手挽き」が八つとのことで、「一の膳」を手挽きで頂くことに。前回縁台で食べた時も一の膳やったです。この写真を見る
同行のY氏と景色を眺めながらお茶をすすり「天気よかったらええのにねー」などとたわいもない会話をしていると、一気に老けたような(アハハハ茶飲み友達か?)。時折蕎麦おかきもパリパリさせながらネ。
そうこうしてる間に最初の一品。完熟トマトと野三つ葉の和え物。ポリポリと歯切れ良い切り干し大根漬けも入って硬柔二つの食感が楽しめます。青と赤と白の色も鮮やかで、何よりお酒がほしくなる一品。これで焼酎ロック二杯はいけます。
引き続き出されたのは、いわば八寸? タケノコの生湯葉巻き木の芽添えと豆腐味噌漬け、@?*&!?(忘れました)の三品。なかなかお上品で、時間がゆったりと流れゆくようです。いつもながら楽しく美味しく頂けます。ここまで来ればかなり酔っぱらいになれそう
いよいよメインディッシュ、本日手挽きで頂くお蕎麦登場です。手挽きなので薬味は「お塩」・「辛味大根」の2種。若干透け感のある黒粒が混ざった細打ち蕎麦は、まずお塩でしばし味わい、続いてお汁に先っちょだけつけズルッ。甘みさえ感じるお塩と風味良い出汁香るお汁は甲乙付けがたいチョイス。一箸ごとに交代で味わいましょう。ちなみにここのお汁はホントに少量しか入ってきません。それでもとっても効果的に味わえる、このお蕎麦にベストマッチしたお汁です。
さあ、山場を超え収束を迎える一の膳は、少しトロ味がかった蕎麦湯でホンワリ。ここで注ぎ汁を少量足してかき混ぜ、ずず、ずずっといただきながら景色を眺めて、「ゆったりのどかやね~」とつぶやきます。俗世間から切り離される瞬間のような気がするのは私だけでしょうか。今回何度目の訪店やったか、いつ来てもそんな気分にさせてくれるんです。
一番最後に少量の黒米アズキご飯と香の物がでて、これで本日の幸せが終了します。
お漬け物がまた美味しいのよ。これでまたイッパイいけそうな逸品。今まで色々お蕎麦屋さんを回ってきたけど、美味しいお酒と最良の雰囲気を与えてくれるお店は・・・・遠いね。フラッと雪駄はいて 行ける所にあればどんなに幸せなんやろうとつくづく思う今日でした。
「一如庵」は近鉄榛原駅から車で10分以内。一の膳は1.600円(今回手挽き蕎麦で200円増し)。一の膳は予約なしでも可ですが、一報入れた方が安心して訪れられます。
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コメント
そうです、この店です。エノさんページを見逃すとは、失礼しました。
投稿: やきとり君 | 2008年12月 5日 (金) 07時51分
とんでもないです。
是非一度行ってみてください。
おすすめ店です。
投稿: エノさん | 2008年12月 6日 (土) 08時49分