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2008年6月

2008年6月29日 (日)

意外と雨脚弱く 大阪岸和田「戸開そば」

1_omise 以前どなたかのブログで拝見、大阪は岸和田にある「戸開そば」へ。

小さなお店は飲食店が建ち並ぶ通りに飲み込まれてしまいそうやけど、意外と主張して店を構えておられました。

小じゃれた店内は喫茶店のようやけど、以前もお蕎麦屋さんやったそうです。ざる系のお蕎麦にも「冷・温」が選べ、昔のお蕎麦屋さんと今のお蕎麦屋さんが融合 2_mori_2 

「もり」は皮を挽き込み・「ざる」は挽きぐるみだそうで、迷うことしばし・・「もり」を注文。なんと卵を割ったのが付いてくるんよ! 出石の皿蕎麦や熱もりでは経験したけど・・・。ご主人曰く、辛めのお汁が苦手な人に、好みでまろやかになるようにつけているそうなんです(ちなみ、次は卵無しで注文)。

3_mori1 肝心お蕎麦はシャキッとしたコシのしっかりしたお蕎麦で、季節がら香り薄めです。それでも黒粒ポッチリがイッパイのほんのり香りがいたします。

お汁はたぶん関東系が好みの人に合う、辛味が勝った中に、鰹が悉皆主張する、とても美味しいお汁やったです。どっちかというと少し甘い目が好みの私にも「これも旨い!」・・・そんなお汁やったです。

4_kamoseiro そんなに少なく感じんかったけど、もうイッパイ頂けるかなと、鴨せいろ追加です。

なんと、ここのお店も鴨肉別出しなんよね もちろんお蕎麦は冷温選べるんやけど。

よく煮込まれたように感じる鴨肉はと~っても味がしみ、それでいて柔らかいのよ! 煮すぎると硬くなる鴨肉やのにね(?_?)。 

お品書きの「鴨抜き」は写真左上のお鉢が出るそうです。

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駅にほど近いお店やから、次回は是非電車でGo!です。でも一品はニシンと鴨焼き、それに鴨抜きだけのよう(私それで十分です。これで1000円はと~てもお得

ご主人、意外と話し好きなようです。お蕎麦屋さんの情報など色々お話しいただきました。

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2008年6月28日 (土)

和歌山蕎麦 神前「かなや」その2

相変わらず「田舎」が出ていません。和歌山は神前「かなや」へ行ってきました。

いったい「田舎」の札がいつ壁に掛かるのか・・・、こうなりゃ徹底持久戦、という感じの「かなや」です。本日もその札が見あたらず、初めて「おろし」を注文です。かつて「せいろ」、「さらしな」、「鴨せいろ」しか頼んだこと無かったんやけど。

Orosi_1_2 出てきたのは、おろしと削り節がのった美味しそうなお蕎麦。

削り節はお店で挽いた削りたてやと思います。とっても香り立つシャキッとしたもので、辛味大根をちょうど良い具合にまろやかに包み込んでました。ところで、スプーンは何に使うの?

お蕎麦は二八の舌触り・歯ごたえ・喉ごし良い麺で、この時期美味しく頂けました。

みずみずしいお蕎麦は、それでも決して水っぽくなく、十分にお蕎麦を演出。

Orosi_2_2 そやけどあのスプーンは何に使うんやろ?

蕎麦湯を持ってきたお店の人にジェスチャー混じりでこうするん?って訪ねると、どうやらそのようです。残った蕎麦汁と蕎麦湯を入れ、そのスプーンで飲むようなんよ!

いつもの通り蕎麦湯差しをぐるぐる回してトロ味をつけ、お皿に蕎麦汁と一緒に入れ、それをすくって飲みました。

※提案:もう少し深めの肉薄のスプーンが飲みやすい!

前回に引き続き、昨今の物価高騰がお蕎麦にも及んでいるのがヒシヒシと感じた本日でした。お蕎麦は庶民から離れんの?

詳細は店名をプチ!

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2008年6月25日 (水)

ご紹介 滋賀蕎麦2軒

iフォン(アイフォン)・・・、朝のテレビでソフトバンクから発売と言ってました。iPodと携帯が一緒になったもの? 音楽も聴け、動画も見れて、そのうえ電話もかけられてしまう。インターネットも当然・・・・ なんともすごい 頻繁充電バッテリーになりそう

さて、本日は滋賀蕎麦2軒ご紹介です。場所はタヌキで有名な(いえ、焼き物です)信楽。まずは信楽の西の入り口にある「黒田園」です。

Kurodaan 重厚な造りのお店は天井が高く、とっても広く感じるんよ。お茶屋さんだったらしく、今でもお茶を売ってます。お茶漬けの永谷園も「」がついてるやん!・・・まっ、ど~でもエエンですけど。

お店に入ると、広い土間に色んなものがおいてあり、「ここホントにお蕎麦屋さん?」

その突き当たりと左手にお座敷があり、客席になってます。お品書きからざるを選択。周りのお客さんは結構天ぷらを食べてたんでチョット迷ったけどね。細打ちのお蕎麦は適度なコシのアッサリお味です。蕎麦臭さ大好きの私としてはチョット物足りないです。 蕎麦湯は白濁さらっとタイプ。悪くないです。今度行くときは天ぷらセットものにするっ!

次のお店は「黒田園」とは反対の東の入り口にある「夢創庵」。

Musouan ウッディーなお店はお客さん一杯で、しばらく外をウロウロしながら空き待ちしました。

店内は意外と狭く、テーブル一脚とお座敷に四つのお膳(テーブルです)。お品書きには「冬季限定鴨汁と牡蠣南蛮」 しか~しっ、太打ち殻付きもり。

色黒お蕎麦は香りが結構あってGooよ、これ。鰹の効いたお汁もエエですし、きめ細かなお塩で頂いてもナイスです。 食べてる最中もお客さん次々御来店。はやっておりました。 でもやっぱり信楽はタヌキだらけやったです。

詳細は店名をポチッとしてね。

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2008年6月21日 (土)

雨が降りそう・・大坂は和泉市「かけはし」

 降りそうで降らない梅雨の小休止、先月行ったらお休みやった「かけはし」へ行って参りました(水曜も休みやったんですね)。

Kakehasi_1 少しパラついた雨が梅雨を思わせたといってる間に、今度はお日様が顔をのぞかせ、かと思えば大阪市内は結構土砂降りらしい本日。11時半頃お店に入り、オンリーワンのお客さんやったです。\(^_^)/ そやけどすぐに満員!

このお店は開店間もない頃に訪れ、「まだ余裕がないので品数が少ないんです」と行っていたけど、最近はお酒のメニューもあり、ちょっと慣れてきたのかな?

Kakehasi_3_3  ここの売りは駿河湾の桜海老かき揚げ! 以前天ざるを注文した時「普通の天盛と桜海老掻き揚げのどちらにしましょう?」と聞かれたんやけど・・まだ口に入って無いんよね

Kakehasi_2 この時は初めてのセットもの「ひのき」を注文。

そば茶と揚げ蕎麦が出され、一口二口食べてると蕎麦豆腐登場です。

Kakehasi_4 モッチリ、ねっとりの蕎麦豆腐にワサビをチョイとのせ頂くと、ビール飲みたいよねって気分  

Kakehasi_5 焼き蕎麦味噌が出ると、も~っとビール気分全開

初めて食べたけど、ここの焼き味噌は美味しい  何か、お味噌に一杯混ざってるんよネ。辛いだけの焼き味噌はあちこちに有るけど・・・

Kakehasi_6 お味噌食べ終えるか終えな位に天ぷら到着。サツマイモと馬鈴薯?それにエビと南京・インゲン?(ここまでで生中4杯いけます!)。 抹茶塩で頂く天ぷらは、熱々ホフホフ、サクッと歯ごたえ、フンワリ舌触りの美味しさ。エビの尻尾までカリッと完食!。

Kakehasi_7 メインの蕎麦は艶やかで、黒ポチの入った極細打ちです。 頃合いのコシに蕎麦香る風味。少しだけ甘さが出るお汁にチョット漬け、ツルツルッと頂けば満足。

トロ味を効かせた蕎麦湯と共に、残った揚げ蕎麦をポリポリしながら最後のデザートを待ちます。

蕎麦打ち場の前にしつらえたカウンター席の隣には、お婆ちゃんに蕎麦湯の飲み方を教えるお孫さんの姿が何とも微笑ましく、ホノボノとした待ち時間やったです。

Kakehasi_8 デザートは蕎麦茶のアイス  蕎麦茶を練り込んだアイスの上に、これまたフレーバーな蕎麦茶の刻み炒め?が振りかけられ、ネットリと舌にまとわりつくジェラードの食感と甘みに蕎麦茶の香ばしさがベストマッチです(^◇^) これで本日の幸せ終了です。 

今回初めてのコースで1500円やったけど、次回は必ず1800円で桜エビ掻き揚げ付きにしようと思った私でした。

「かけはし」は府道226号沿いの南側、集合店舗1階に有ります。セットは前日までに予約すると100円引きです

<a href="http://r.tabelog.com/osaka/rstdtl/27012848/" rel="tabelog 37eb47c16098c9e180917f50abbadab7">手打ちそば かけはし</a>

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2008年6月20日 (金)

お蕎麦だけと違うよ 大阪は貝塚トンカツの「ひうら」

よく河内長野方面へお蕎麦を食べに行くんですが、外環(R170)を走っているときにチョット気になるお店がありました。そのお店が「ひうら」です。

Hiura_1 人間油物の誘惑にはとても弱いもので、「カツ」という字にメッチャクチャ惹かれるんよね 気になりながらも通り過ごしていた私に、そのきっかけをくれたのがtabearukiさんのブログ「関西食べある記」。と~ても美味しそうなビフカツの写真に居ても立っても・・・・(すみません、リンクを貼ってしまいました)。

Hiura_2 遅い時間やったけど、お客さんが五組おられました。お品書きには豊富なメニュー。どちらかといえばギュー!よりブー!が好きなんやけど、ブログの写真でギュー!に(結構迷い)。 まずは胡麻が出され、これをスリスリしていると、メインディッシュの登場です。

Hiura_3_3 粗い目パン粉の衣に包まれた赤~いお肉がと~っても魅力的。黒豚やヒレカツ、はたまたデミグラソースを振り切って選んだ逸品は、意外と脂っこくなく、サクッとしていてビックリです。擂りゴマソースとお塩の両方で頂きました(お塩いけます)。

Hiura_4 ジューシーなお肉はまるでステーキをたべてるよう! 是非次回は黒豚かデミグラかけを食べてみようと心に決めました(^v^)

後ろのお客さんが生ビールを飲みながらお食事してたのが、とても羨ましくも楽しげで、残念・・・

トンカツの「ひうら」さんは、貝塚・R-170(外環)沿いで、泉佐野からやと三松団地南交差点の西100m、北側です。

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2008年6月19日 (木)

近所にあったらいいな!蕎麦 京都綾部「そばの花」

今日ご紹介のお蕎麦屋さんは、京都府綾部市にある「そばの花」です。実はこのお店を知ったのは「関西の蕎麦101軒」(結構この本に教えられました)。

Sobanohana_mise わかりにくいお店やったです。だってどう見てもお蕎麦屋さんがあるシチュエーションと違うんやもの・・・ 行き過ぎてUターン、ソフトクリームののぼりが立ってた所で同行のO氏が探しに行くと、有りました・有りました とっても見つけにくかったよ~\(^_^)/ー。これは解らんわ。

Sobanohana_3_2 だって ソフトクリームとお蕎麦は結びつきませんですから! 幹線道路から一筋北に入った所にそのお店はありました。とってもふる里風で、懐かしさを感じる田舎屋作りの建物は、周りの風景に溶け込みすぎてました。油断大敵です。

店内は土間にあるテーブルとお座敷で意外と小ぢんまり。古民家をそのままお店にした感じ。

Sobanohana_2_3 何でこのお店が気になったかというと、サイドメニューの安さ 「これは印刷ミス?」と疑心暗鬼のお値段。

なるほど、お品書きには「鴨照り焼き310円」・「出汁巻き310円」とあるんです。まずはそれらをお願いして二人の会話は「出汁巻き二切れと鴨三切れやろネ、このお値段は」・・・いえいえ違いました、御免なさいです。

Sobanohana_4 車と違うんやったら十分お酒のお供にふさわしい量のお品が出てきたんよ とっても嬉しい誤算におどろきでした。今まで色んなお店を訪ねたけど、こんなお店は無かったんよね メッチャクチャC/Pの高い、お酒好きにももってこいのお店です。

Sobanohana_5 お蕎麦はボッチ盛りみたいに盛られた更科風で、香り立ちコシのある美味しいお蕎麦! 「これこそお蕎麦とお酒の溶融店や~っ」と叫びたくなるんよね。でも何でこんなお店がうちのご近所に無いのがとても残ねん。

ガソリン炊かずに、雪駄はいて行けたらホンマエエのにネ!

京都府綾部市上八田町(詳しくは店名クリック)

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2008年6月15日 (日)

熊野古道と餃子とお蕎麦

梅雨ですね。でも、いっぱい雨が降ったり全然降らなかったり。何か変な天気になってるような気がしますよね!

Kainan_1_3 そんな梅雨の一日のお話です。黒江塗りの漆器(輪島塗より古いです・・のはず)でおなじみの和歌山は海南市へ行って参りました。とても古い町並みが残るところなのよね。船尾(ふのう)から黒江を抜け、熊野古道に至るコースを、てくてくある歩きました

この町は狭い道があっちこっちに広がり、まるで迷路に迷い込んだ感じなんよ。その道沿いにはベンガラ格子の家並みや、ノコギリみたいにギザギザの家並み、それと賑やかな市場もあってね。何か不思議な空間にいるような気がします。

Kainan_2 汗ばむような梅雨の中休みは・・・やっぱりですよね! チョット一休みは、海南駅前にある中国(台湾?)の人が作る本格中華やさん。以前お昼ご飯に立ち寄って、結構美味しかったヨって印象で入店です。冷たいビールにはやっぱり餃子がお似合い

Gyouza 今までの餃子とはひと味違うんです。カリッと焼けた皮はモチッとした食感。チョット甘めのタレが意外とアッサリな具に合う感じ(以前頂いた焼き飯や酢豚も結構Gooでした)。この時はまだまだ歩きたかったのでビール一杯だけ(x_x)で終了。お店の名前、覚えてません\(__ )

Kainan_3 海南駅から熊野古道までの風景は、チョット街道チックな家並みが続き、造り酒屋さんもありいい雰囲気です。紀伊の国一の鳥居「藤白神社」にはと~っても大きな楠があって、なにやらフクロウが住んでるらしいです(見あたりませんでした(だってフクロウは夜行性やモンね)

Kainan_4 そうそう、この地は全国の「鈴木」という姓の総本山だそうです。いわゆる発祥の地。鈴木サミットなる物もあるようです。鈴木屋敷もあって現在修復計画があり、傾いたお屋敷はしばらくするときれいになるかも知れません。お庭は赤と緑がとってもきれいで、池には鯉も泳いでます。

Sarasina_1 さて、夕食は和歌山駅前にある「更科本店」。和洋中何でもござれ!更科と銘打つお店はあちこちに有るんよね。共通は丼やカレー、ラーメンが揃うマルチ食堂みたい。ここの鴨せいろは熱々お蕎麦に熱々お汁。湯気が上がるお蕎麦をコクがあるのに意外とアッサリお汁で頂けばです。

Sarasina_2 この日は冷たいお蕎麦で頂きました。決して本格的な「コシがあって」や「蕎麦の香り立つ」とかと違うんやけど、そんな難しいこと抜きで普通にとっても美味しく、気楽に頂ける店。そんな「更科本店」でした。

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2008年6月11日 (水)

とってもウッディーなお蕎麦屋さん 滋賀県愛荘町「五弐庵」

お蕎麦屋さんというのはなぜか「白壁に焼きの入った腰板」とか「古民家を改築」とか和風や和モダンのお店が多いのが一般的なような気がするんです。固定観念でしょうかネ(私だけ

Gonian_1 今回ご紹介のお店はとってもウッディーな、外観からはお蕎麦屋さんと違うよ!!というお店なんです。まだ一回しか行ったことないんやけど「これはお蕎麦屋さんと違うでしょ」なんです。カントリーウエスタンが聞こえてきそうな、はたまたイタリアンパスタが出てきそうな・・・そんなお店が「五弐庵」です。

Gonian_2_2 恐る恐る入った店内は鍵の字のカウンターと小上がりが二つ、昼時でもありお客さん一杯です。メニューにはイッパイ文字が並び、なぜか居酒屋さん気分。隣のテーブルにはとっても大きい掻き揚げが運ばれ、これがと~ても美味しそう。そんな中でとりあえず注文はオーソドックスに。

Gonian_3 これは失敗?と、少々不安げな私はざる、同行O氏はおろしを。賑やかな店内にはモダンな音楽が流れ、今までとは違う未経験のお蕎麦屋さんです。そうそう、ウッディーといえば奈良の「会津屋」さんもちょうどこんな感じよね。しかも店先にはなぜか山羊が繋がれてるのよ( ・_・;)。

Gonian_4 そんなことを考えてる間に注文の品到着。最初の一口の印象が「ん~っ、美味しい」口の中から鼻先にかけてお蕎麦の香りがイッパイ広がります。こっ、こっ、これはかなり・・・・、い・け・ま・す。お蕎麦の付け汁は和歌山「そば切り徳」のものと似通う、わずかに麹味噌?の香りがするお汁。

滋賀県のお気に入り蕎麦は近江八幡の「日牟礼庵」、マキノ「業平蕎麦」やったですけど、このお店も「私の滋賀蕎麦」ランクイン、でその日は終了しました。

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2008年6月 9日 (月)

時計を表示しましたよ!

先日時計を追加しました。なぜかフンワリした気分になれる時計でしたので。この頃はなぜか殺伐とした話題がちまたを飛び交ってるようで、悲しくなってしまうのは私だけでしょうか?

P10402122 よくわかりませんが、とんがって生きるのも、まんまるく生きるのも人生。どうせ生きるならフンワリ・まんまる生きるのが楽しくはないのかな?

生活のあちこちで楽しみを見出せば、チョットはギスギスした人生も見直せるかもね!

追伸:フンワリ生きるのも、それはそれで大変な所有るのよね! でも人生それでバランス取れてるんと違うんかな?

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2008年6月 8日 (日)

少ない営業日 和歌山「かなや」

 前回に引き続き、和歌山のお蕎麦屋さんをご紹介です。以前紀三井寺(西国2番札所)そばで営業していたお店を閉め、しばらくの後神前(イチゴ電車・おもちゃ電車の貴志川線、神前駅そば)に開店。2人がけテーブル二脚と6人相席テーブル一脚、3人がけカウンターの小さなお店は、水曜から土曜まで四日間の営業(少ない~い!)。

Kanaya_1 そのお店は「かなや」といいます。短いながらもお店へのアプローチには、和の雰囲気が漂ってとっても良好。光がイッパイ入る大きく開いた入り口はガラスの格子引き戸で、周辺の喧騒を感じさせない造りは、泉大津の「草香」みたい。

Kanaya_2 一人もしくは二人で訪れるなら、真ん中の相席テーブル右手に座って下さい。正面に大きな切り絵が掛けられ、この絵がなぜか心落ち着かせる風景を描いてるんよね 何度か訪れてるけど、お蕎麦を待つ間はアプローチと壁の切り絵を見ながら過ごします(写真は無いのよ\(__ ) ハンセィ)。さて注文はテーブルにあるメニューじゃなく、壁のお品書き札をご覧下さい。これが本日のメニューやねん。

Kanaya_3 品数は少ないんやけど、鴨せいろと変わり打ちが有り、鴨せいろのお汁がコクが有るのにそんなにしつこく無いんよネ。お肉もイッパイ入ってるし、お葱がゴッツくないんです。普通ブツ切り白ネギを焼いたんが入ってるけど、ここは細い短冊切り。更科は真っ白お蕎麦で、白い糸コンニャクみたい(奈良の坂本しか白かったような)。

Kanaya_4 二八で出されるお蕎麦は歯ごたえ・舌触り・喉ごし抜群の食感三拍子そろったお蕎麦。噛みしめると口の中ではお蕎麦の優しい香りが広がります。麺に黒粒が見あたらないので丸抜き?かな。詳しくは解らないけど、とっても美味しくいただけます。鴨は若干堅めに仕上げてるけど、お汁とお蕎麦の美味しさで帳消し。

Kanaya_5 蕎麦湯は蕎麦粉か打ち粉を溶かした、最近はやりのお湯が出されます。ここで注意! まずは何度もゆっくりと器を回します。ふたを開けて混ざっているのを確認。そうせんとトロ味の楽しみを逃がしてしまいます。三つ葉と柚が香るお汁に、白濁のトロッとした蕎麦湯を注ぎ余韻を楽しみます。

これで幸せの時間お・わ・り、後はお家に帰るだけ。

追伸:何度かかよう今までに、「田舎」が無いのよ・・壁の札に。この時も壁を眺める私に、お店の女性が「田舎無いみたいです・・・」 エッ それって田舎蕎麦に出会うまで通い続けてネ! そう言うこと?・・・(頑張ってみます)

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2008年6月 7日 (土)

絶品 和歌山蕎麦「そば切り 徳」

昨夜の飲み過ぎがたたってか、どうも気分が・・・のらないのよね  起きるの遅かったし・・昼前にようやく少し活動気分。お外は薄曇りの空が広がってます。で、今回ご紹介のお店は「そば切り徳」です。和歌山市には肩肘張った?お蕎麦屋さんが少なかったけど、このお店数年前に出来たこだわりのお店。

Toku_1_2 初めて行ったときは、お汁に何か・・・もろみ?の香りというか、そんなのが余韻に、チョット好みが分かれるかなというお汁。この頃はその余韻もなぜか無いようです。でもお蕎麦はと~ても美味しかったのよ。ホント!和歌山にもこんなお店が出来たんやね~って思ったものでした。

メニューは、そば切り(ざるです)や辛味大根、とろろ、ニシンなど。他にかけorそば切り+稲荷or雑穀ご飯のランチセットもあるんです。夜は前日までの予約で蕎麦三昧をいただけます。

Toku_2 注文をするとまず、そば茶(鉄瓶に入り夏は冷たく、冬は暖かい)と、蕎麦のおかき?が登場。それをポリポリしている間にお蕎麦が出されます。これは半分くらい食べておいておきましょう。お塩の味が口に残りすぎるとお蕎麦の味がチョットわかりにくくなるかも知れません(蕎麦湯のお供にね)。

Toku_3_3   さて、お蕎麦はというと、まず生ワサビをスリスリして薬味を準備。他に白ネギが結構大量に付いてきます。おもむろに蕎麦だけを七・八本口にツルツルッ。ンッマ~イ。後はご自由に。美味しいお蕎麦を食べるのに、ごたくを並べる必要は無いんよね!汁・麺ともにす~とお腹に入ってしまいます(もちろん良く噛んで、食感と香りをお楽しみください) ワサビもパンチが効いてます。

Toku_4_2 最後の一筋まで食べてしまえば、仕上げは蕎麦湯です。透明感のあるお汁に、蕎麦湯を注げば心地よい香りが広がり、と~っても満足。ここの蕎麦湯は、最近はやりの蕎麦粉や打ち粉を溶いたような物でなく、トロ味は少ないけど白濁のフツーにお蕎麦をゆでた湯みたい。

是非和歌山へ行ったならばお立ち寄り。駐車場は無いけど、すぐ裏にコインパーキングがあります。

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2008年6月 5日 (木)

実直蕎麦 京都木津川「橘」

本日ご紹介のお店は木津川市JR加茂駅にほど近い「」というお蕎麦屋さん。

Tatibana_2_2 初めて訪れた時はちょっと遅くて「すみません、本日冷たい蕎麦は終了しました」・・・ と言うことで鴨南蛮をいただきました。印象は今となってはチョット・・・覚えてません(m_m) ただお上品なお味で、鴨ロースがイッパイ入ってて・・・グ~~~ッ(寝んな!)

そんなこんなで二度目の訪問ですわ。自宅兼店舗の和風テイストなTatibana_3_2造りやね。明るく清潔感ある店内の奥には、ガラス越しに蕎麦打ち場が見えます。この日もチョビッと遅めやったので冷たいのん有るか心配。そこへ奥さんが「お電話いただいた方でしょうか?」。いえいえ違います。どうやら予約があるみたい。

さて、注文はと壁を見回せば「本日十割り有ります」の張り紙 良かった! もちろん十割ざる、同行の二人は二八ざるを注文!どんなんかな~。

Tatibana_4_2 しばしの待ち時間(この時が楽しみなのよ。ワクワク)

奥の方から「これ十割」とご主人の声が聞こえ、まずは私の十割ざる登場。しばらくして二八が追いついてきました。十割ざるにはお塩も添えられています。なかなかやね~、などと感心している私。

Tatibana_5_2 写真のご飯は、ランチタイムにサービスで出るようですが、デミタスお茶碗なのでお腹の負担になんないよ! お蕎麦には緑の葉っぱが添えられ、チョットおしゃれなアクセントです。まさか食べられへんよね・・などとお馬鹿なことを考えながら「いただきまっす

Tatibana_6 細打ち加減の麺は黒粒の見あたらない・・・何というのでしょうか(丸抜き?)・・・。お蕎麦の香りが若干少ない(お上品です)けど、なめらかな舌触りと程よいコシ。悪くないよね。お汁も鰹節の香りが鼻の奥でフンワリ広がり、わずかに甘めの私好み。お蕎麦に合ってるように感じた私でした。まる!

もうちょっと蕎麦臭さがほしいところやけど(蕎麦も生まれも田舎です)、お塩とお汁で二通りのおいしさを頂きました。蕎麦湯はトロみがかり、最近のオーソドックス的で、お汁の味を堪能できます。今回ワタクシは、蕎麦湯とご飯とお漬け物ポリポリで仕上げました。

ところで、電話のお客さんがどうしたか気になりません?(ならないわね) ちゃんと御来店。老夫婦がお孫さんに連れられて来たみたい。ほのぼの。 なぜかは解らへんけど、ここのご主人は実直なんと違うんかな~と感じる一時でした。

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