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2008年12月

2008年12月30日 (火)

今年最後のお蕎麦 京都は宮津市「まる丹」

年末特集第2弾
暮れも押し迫った日にせっかく来た丹後。お蕎麦だけ食べにとは言ったもののチョットだけ観光。(;^^)ヘ..
伊根の舟屋へ寄り道です。

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丹後半島東端に位置する伊根湾は山を背に南に開いた良港、そのため冬場でも比較的波が穏やかな漁港なんよ。そやから舟屋ができたんやろね。
舟屋は一階が船小屋で二階が住居になった、いわばガレージの上にある家です。
でも近年は舟が大きくなって、伝統的な船小屋は昔ほど使われなくなってきているみたい。
そんなこともあってか舟屋の町並みを残そうと、数年前に漁村では初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。

Photo_12 また漁場が近いこの地域は海の幸が豊富で、中でも有名なブリは伊根ブリと言われ富山県氷見の寒ブリと並び称されるほど。
この季節、ブリ大根やブリしゃぶ、ブリ照り美味しいです

Photo_13 さて、この伊根に向かう途中R-178沿いに手打ち蕎麦のお店発見。で、帰りにお立ち寄りです。「まる丹」さん。なんと十割蕎麦専門の看板有り

靴を脱いで上がる小ぢんまりした店内はウッディーで、本や小物なども販売もされています。
席も海側に4人テーブル2卓と裏側に数人のテーブル1卓の少なさ。

壁にはメニューが書かれた木札か掛けられているんやけど・・その中につけめん蕎麦?なる物発見。何やろうね? ざると違うん? で、奥さんに尋ねると「十割ざるを温かいお汁で食べるんです」。。。 鴨汁蕎麦みたいなんや!
つけ麺6種類の中から全員一致で 海老かき揚げ天。

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窓越しに宮津湾を眺めながら待っていると、熱々お汁の入った丼とざるが登場。全員オ~ッ・・

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お蕎麦は先ほどの「歌仙」さんと同様色白の更科系で少し緑がかっているんよ。こちらは少し平べったくて、コシは心地よい食感に仕上がっています。

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濃厚に見えるお汁は丼の色とかき揚げの油せいで、飲んでみると意外とアッサリ系。ホンノリ柚子香るお汁は美味しいです。そのまま飲み干せそう!(同行の二人は完食

かき揚げには小海老や椎茸などの他にささがきゴボウ。これがお汁を吸ってグタ~っとなるかき揚げによいアクセント。鴨は無いけど、これやったら地鶏も良さそう!
そのまま→汁浸け→かき揚げの美味しいローテーション満喫。

Photo_19 トロトロ蕎麦湯と一緒に、ほんの少しお汁が入ったお猪口と刻みネギの小皿が出ます。口にすると極わずかに柚の香りがフンワリ。蕎麦湯だけで飲むともっとそれを感じるんよ。美味しくいただき帰路につきました。

これで本日の、いえ、本年の幸せ終了です。
明日はいよいよ大晦日。皆さんも年越し蕎麦食べるのでしょうか。
私は鴨南蛮を予定しております。もちろん奈良で買ったぐい呑みで焼酎をいただきながら

それでは良いお年をお迎え下さい。

まる丹

お店は→京都府宮津市日置
電話は→0772-27-2310
営業は→11:30~18:30
お休み→木曜日
駐車場→1台

伊根の舟屋舟屋

詳細は→ここです

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年越し蕎麦には早いけど 京都は京丹後市 「歌仙」

年末特集?
暮れの忙しい時期、お蕎麦を食べるためだけに丹後半島へ。そんな阿呆な面々が私の回りにいるのよね。(私も含め)
小春日和ともいえるとても穏やかな昨日、京都の日本海側へ車を飛ばすこと3時間。
日本三景の天橋立には目もくれず、目指すは小町公園にある「歌仙」。吹雪の時もあったけど本日好天、かくして四度目の訪問と相成りました。

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お店は「小町公園」のいっかくにある茅葺き屋根の古民家(久しぶりに来たらトタン板に変わってたんやけど)。
すぐそばには平安の六歌仙、小野小町のお墓があるんです。
小町と言えば「小野小町か楊貴妃か」・・・そんな才色賢女。何でも晩年をこの地で過ごし、辞世の句を残して生涯を閉じたとのこと。
九重の 花の都に住みはせで はかなや我は 三重にかくるる これがその詩とのことです。(あくまでも言い伝え、伝承です)

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客席は土間と板の間の座敷があり、お座敷に一つだけのホームこたつを占拠(小春日和とはいえやっぱり冷たいしね)。 温か・・・
まず目に入ったのが座卓に置かれた「胡麻豆腐出来たてです」の紙。 これはいっとかないと それにざる蕎麦。
同行A・O両氏はおろし蕎麦です。

まずは出来たて胡麻豆腐。

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これ、私の知る胡麻豆腐とは別物。プルルン、フンワリ、ネットリ。美味 デザートによいかも。

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Up

同行者注文のおろし蕎麦。紫色の辛味大根です。
奈良の山帰来さんのおろしとは似て異なり。少しいただいたけどかなり辛いんよ。

これがざるです。

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角がキッチリ立つシャキッとしたコシのある細打ちのお蕎麦は、色白系でわずかに緑がかっています。
主張しすぎないお蕎麦臭さと味、それでも噛みしめるとしっかりと感じられる美味しさなんよね。
お汁も良好で、辛味と甘味のバランスが絶妙。このお蕎麦にはこのお汁 です。と違うんやで・・・

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蕎麦湯もトロトロポタージュ。辛味大根を少し入れていただきながら、こたつで食後の余韻を楽しみました。

これで本日の幸せ終了・・・と違うんよ。年末特集やからね。

蕎麦処 歌仙

お店は→京都府京丹後市大宮町五十河 小町公園内
電話は→0772-68-0871
営業は→11:30~16:00
お休み→水曜日
駐車場→有ります

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2008年12月28日 (日)

年の瀬にお盆のお話し 和歌山は神前 「かなや」

在庫処分
お盆休みのことです(かなりフィードバックです)。久しぶりにチョットドライブ。別に立ち寄るつもり無かったんやけど、お店の前を通ったら、吸い込まれるように入ってしまいました。
遅い時間の訪問に「もうお客さんも無いでしょうからお好きな所に」。で、二人掛けのテーブルに。
さて何にしようかと壁の札を見ようとしたら、お店の方が「田舎有りますよ」。
覚えてくれてるんや。迷わず「それ下さい」。苦節十数ヶ月、ようやく巡り会えたんよ。
虫の知らせか神のお導きとでも言いようがないかも知れ無いんよね。

Osinagaki

出てきたお蕎麦、少し太く短めの麺は長さがまちまち。まさに田舎蕎麦。一口噛みしめると二八のコシにモッチリ感が合わさり、「噛めば噛むほど味がする」大阪は蕎麦切り蔦屋の太切りみたい。

Inaka_1

Inaka_2
イメージ(十割田舎っポイ感じ)とはチョット違うけど、歯ごたえ、舌触りは田舎です。よく噛んで風味を楽しみながら美味しく頂きました。

これ以来ご無沙汰になってます(田舎が出たからもう行かないという訳と違うんやけどネ。お休み多く、営業昼のみなもんで)

Tennai_2

お値段結構高めなんやけど、「たまに行くならこんな店」かな?

かなや

お店は→和歌山市神前
営業は→11:30~14:00
お休み→日・月・火曜日
お車は→P 3台
最寄り駅→和歌山電鉄 神前駅(徒歩5分)

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2008年12月24日 (水)

今年もあとわずかになりました・・・

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いよいよ本年も終わろうとしてるんやけど・・・
年をとるごとにクリスマス・大晦日・お正月。。。
何かそれら特別に思わなくなっている自分。不思議です。

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それどころか年が過ぎようとしていると、ものすごく不安に襲われるときがあるのが怖い。
何が怖いのかは別れへんのですが。

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それでも年は明けて行くんよね。。。

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2008年12月21日 (日)

さよなら夢の超特急2 大阪は難波「源氏」

さよなら夢の超特急

知り合いのK氏が0系最後の勇姿を納めてきました。
線路沿いの市営住宅をリサーチして撮影に臨んだそうです。
実は私、東海道新幹線開業前の試運転で、滋賀までひかり号に乗ったのです。
ほとんど憶えていないんやけど・・・

Zerkrisinkansen

先週が特別運行の最後らしく、それにも行かれて撮影場所の市営住宅の人に叱られたそうです。

そんなこんなで久しぶりに新世界で串カツをと思い、まずは難波の「源氏」さんで底入れ。
ピークを外したのが正解ですぐに座れたんよ。(外したのは偶然ですけど)

お酒モードに入ってたので「ビールッ! エビスッ!」
肴は出汁巻きと鴨の燻製、それに活け海老天ぷら!(贅沢です)

Dasimaki

まずは出汁巻き登場。赤い茎のカイワレみたいなのは蕎麦葉ということです。
お蕎麦の若葉なんやろね。言われてみれば蓼科の植物みたいです(赤花蕎麦の茎みたい)。

Kamo_2

これはしっとりとしてお土産屋さんで売られるのとひと味違います。ゆず胡椒でいただくと結構美味しいんよ。(o^-^o)

Ebiten 天ぷらはお塩で頂きます。小振りなんやけどもっの凄くプリップリの身が口の中ではじける感じ。これはお値打ち天ぷら。尻尾まで香ばしく完食です。

注文の時に量を尋ねたら「小さいのが三匹です」・・・いえ、こんな海老天久しぶりに味あわせていただきました。

Isiusutebiki

お蕎麦は石臼手挽きの十割で・・・産地忘れました。\(__ ) ハンセィ
前回は八ヶ岳十割を頂いたんやけど、これは田舎風でとってもモッチリ太打ちなんよ。
これはツルッとアッサリ派には向かないやろね。しっかり噛みしめて味わうタイプのお蕎麦。

Isiusutebiki_up

時間を外したとはいえお昼に長居してしまいました \(__ )
これで本日の幸せ終了です。

源氏

お店は→大阪市中央区難波4-5-8 南地ターミナルビル
電話は→06-6633-5402
営業は→11:30~16:00 18:00~22:30
お休み→日曜日
最寄り駅→南海難波駅 地下鉄御堂筋線難波駅

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2008年12月20日 (土)

さよなら夢の超特急 広島はそごう10F「やぶ蕎麦」

高度成長期を突っ走った0系(ゼロ系)新幹線が、先週の特別運転を最後に営業路線からついにその姿を消したのです。
団塊の世代と言われた企業戦士や観光客を乗せ、東京~大阪間を3時間10分で駆け抜けました。

0keisinkansen 私、鉄道ファンではないんやけど、それなりに感慨深い列車。
たまたま営業運転最終日に広島駅で見かけたのも、何かの巡り合わせやね。

そんな広島のお蕎麦屋さんご紹介です。
事前にあれこれリサーチして、4軒のお蕎麦屋さんをピックアップ。
これが臨時休業や情報不足、地図の位置が不明確で、結局「やぶ蕎麦」さん訪店。
しばらく前に大阪「やぶ蕎麦」さんへ行ったので、ここは最終候補やったんやけど・・・

Sannsyumori

メニューには大阪同様「そばやの酒膳」も有ったんやけど「三種盛り」とエビス、「粗挽き」を注文です。

Kamo

Sobamiso_2 合鴨とそば味噌、そして茄子の山かけ。合鴨は柔らかく、そば味噌はお味噌の甘辛い風味にカリッと蕎麦米がコントラストを添える一品。焼き茄子に山かけは初めての味わい。

Arabiki

締めにはやっぱり口の中に甘さを漂わせながら、ほのかな香りを感じさせる粗挽き蕎麦なんよ

Arabiki_up

でも意外なのは蕎麦つゆ  大阪店の甘さは無く、辛汁系関東風味と思わせるお汁。
意外な違いを発見できました。
そごう」10Fのお店は大阪OMPにあるやぶ蕎麦とよく似ているんやけど、少しお値段高め設定です。
でも「あ~~りがとう~存知ま・・・」の節回しは神田や大阪同様でありました。

広島やぶ蕎麦

お店は→広島市中区基町6-27 そごう広島店本館 10F
電話は→082-511-8221
営業は→11:00-22:00
お休み→そごうの定休日
お車は→近所にP有り
最寄り駅→JR広島駅 広電 紙屋町西

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2008年12月14日 (日)

チョットご無沙汰蕎麦 奈良は榛原「一如庵」

本日お蕎麦とは別な目的で室生へ行ってきました。
室生にある「室生アートハウス」なる所。ここが目的地なんよ。

そやけど・・・やっぱりお蕎麦、外せません 開店20分前に「一如庵」さん到着です。
駐車場での時間待ちも苦にならず、周りの風景を眺め「今日は小春日和やね」などと。
本日第一号のお客さんでお部屋中程に陣取ります。
この日は縁台でお庭蕎麦でも大丈夫そうな温かさ。

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P1000302 久しぶりに「一の膳」注文。前回手挽きやったので今日は普通にもりで。
それにしても、季節ごとにお部屋の雰囲気変わるんやね。
ついたてにはカラスウリが飾られていました。

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まずはお茶に蕎麦煎餅、そしてキノコと山芋。
温かくて美味しいです。フンワリしたトロロがキノコと絡み、優しく腹に消えて行くんよ。

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続いて酸味の利いたソースの百合根。軟らかく煮られた椎茸・人参・里芋はお味噌で。
そして揚げのぬたにパリパリ・・・何やったっけ。。。

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そしてメインのお蕎麦は抜きの少しだけ白っぽい細打ち。
頃合いのコシに甘さと香りが漂います。

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蕎麦湯に続いてご飯とお漬け物。これ楽しみの一つ何よ。季節の野菜を使い彩りも良いんよね。お腹に丁度良い量で本日の幸せ終了です。

Rimg0004_4Rimg0003_5 いえ、室生に行かないと (^-^;。お蕎麦食べて今日の目的忘れる所でした。山道に忽然と現れる建物は喫茶とギャラリーを兼ねた所みたい。庭先にオープンカフェ?も有るんやけど、この季節はチョットご遠慮です。入り口横にはとてもホンワリするパステル画が展示されていました。

一階は喫茶コーナーで、鼻先にカレーの匂いが漂います。
驚いたのは奥にあるオーディオ
大きなタンノイのスピーカーに幾つかのアンプ。マランツも有ったのかな?

と~ってもマニアックな光景を見ながら二階に上がると、高い天井の明るい部屋にたくさんの焼き物が並べられてるんよ。
色々眺めながら、焼酎とビールで使えそうなコップと面白そうなぐい呑みを購入。これでまた美味しくお酒いただけそうです。

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実はSPさんが通われているらしい陶芸教室の展示会。
年に一度12月に行われていて、今年で7回目だそうです。
先生にお茶をいただいたのでコーヒー飲まずに帰ってしまいました \(__ ) ハンセィ

一如庵

お店は→奈良県宇陀市榛原区自明1362
電話は→0745-82-0053
営業は→11:30~14:30 17:00~20:00(要予約)
お休み→火曜・第1・第3月曜
最寄り駅→近鉄榛原駅(R-369を曽爾方面へ車で8分程度)

室生アートハウス
詳しくは→ここ

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2008年12月 7日 (日)

奈良は髙畑 そば処「觀」

  寒いです、ホント寒い。真冬に入り込んだみたい
こんな日はご近所お散歩。
銀杏の葉が金色に輝いていました。この時期にこんな紅葉は何か不思議な気もするんよ

Ityou

本日は在庫処分です。

髙畑は春日大社の南、閑静な住宅街が広がる所なんよね。
通り沿いにはお洒落なカフェやギャラリーが点在する中、お蕎麦屋さんも4軒有ります。
そんな中の1軒が「」。

Rimg0022 雰囲気を漂わせる外観のお店は意外に狭く、一階は厨房を望むカウンターと大きな座卓を囲むお座敷のみ。
定食を勧められましたが、初めてのお店やから無難に天ざるをいただきました。

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刻み海苔無しで注文。
注文してからお蕎麦出されるまで早いんよ。(私一人だけのオーダーやったかも知れません)
平打ちのお蕎麦は色黒の田舎風なんやけど、口に入れるとツルン・プニュンとした食感が意外やったです。

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コシがあると言うより強い弾力、そんな感じナンヨね。
噛むうちに結構お蕎麦の香りが広がり美味しくいただけます。

Rimg0019 天ぷらはどちらかと言えばライト。中でも海老は結構レアな仕上がり。海老天はサクプリッが美味!でもサクムニュも意外に合うかも。
蕎麦汁でいただくんやけど、レアな海老は絶対お塩が良いと思います。

細くても先まで身がある海老天は嬉しい ヾ(^v^)k 質量共にライトでレアな天ぷら。

髙畑散策のお昼にお気軽利用されてはいかがでしょうか。
定食は1600円と少しお高めですが、品数もイッパイあるみたいです。

お店は→奈良市東大路町731
電話は→0742-22-0602
営業は→月~金 11:30~15:00 16:30~20:00 土日祝 11:30~16:00
お休み→水曜
駐車場→お店の南に有り

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2008年12月 6日 (土)

噂に名高いお蕎麦屋さん 奈良市は「百夜月」

今日は本当に寒かったです。
真冬並の気温のようで、ついついお蕎麦食べに出ませんでした。
そこで先月に訪れたお店ご紹介です。

そば切り百夜月さん。
奈良のお蕎麦先駆けは「玄」、新進店なら「そば切り百夜月
そんな感じらしいです。

近鉄奈良駅から北へすぐの所にあるお店はモダンな雰囲気で、店内にはジャズが流れてます。

Omise おやつ蕎麦やったので、当然10食限定の手挽き十割蕎麦は無く、鴨せいろと迷ったあげく今日の蕎麦 十割をいただきました。

福井県の丸岡産です。手挽きは北海道の・・・なんとか産やったんやけど (-.-)zZ

Towarisoba

少し太めの麺は黒ポチが入っていて期待大~
んっ、甘さは有るんやけど香りがモひとつ足らないんよ。(好みの問題です)
大阪の「そば切り蔦屋」、和歌山の「そば切り徳」とはチョット違うんかな・・・。
でも、キッチリと仕上げられたお蕎麦やと思います。

Soba_up

辛さが前に出るお汁に丁度良いのやろか。
物の本によると、ここのご主人は大阪にある有名店「凡愚」のお蕎麦を食べてお店を開いたらしいです。
「凡愚」は行ったこと無いんやけど、チョット奇抜な極太打ちなど話題有るお店なんよね。

きっと有名店やったから自分なりのイメージが強すぎたんよ。
何事も思い込みより経験が大事です。
蕎麦臭さは少ないけど、お蕎麦は美味しくいただきました。

Rimg0035 追伸:最近思うんやけど、若狭のへしこや近江の鮒寿司などクセのあるのが美味しく感じられるようになったのは何でやろ?

百夜月

お店は→奈良市中筋町38
電話は→0742-24-5158
営業は→11:30~14:30(土曜15時) 17:30~19:30(LO)
お休み→土曜夜・日曜
駐車場→無し
最寄り駅→近鉄奈良駅

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2008年12月 4日 (木)

素麺を食べました 奈良は桜井「三輪茶屋」

国道165号沿線にはお素麺屋さんがいっぱいで、お食事できる所も何件かあるんよ。
先日紅葉を見に行った時、三輪素麺山本の「三輪茶屋」へ行ってきました。
鮮やかに染まる紅葉が植えられたお店は、広々とした敷地の中にあってチョット敷居が高そうやって、今まで通り過ぎるだけでした。

Photo 広い店内はホテルのロビーみたいなんよね。素麺はもちろんやけどお茶漬けやカレーうどんなど色んな物が売ってました。お値段も比較的リーズナブル(雰囲気からしたら意外)。煮麺と柿の葉寿司の「三輪茶屋セット」800円を注文です(素麺単品とセットの2種のみ)。

Photo_2 販売コーナーで食券を買い奥のお部屋へ。ちょっとリッチな雰囲気の部屋です。
テーブルがゆとりを持って並べられた部屋はとてもゆったりできるんよ。

Photo_3

しばらくして運ばれてきた煮麺は美味しそう 海老と春菊、生麩が入る綺麗な色合いの煮麺と柿の葉寿司二個。
どうもお素麺と言えば、頂き物を家で食べるのが普通な感覚やったので、外食の概念無かったんよね。

Up

細いです。とても細い 普段食べてるのより半分くらいの細さ。これはお店で売っていた細野辺素麺「白龍」やと思います。
極細打ち「山帰来」さんのお蕎麦を食べた時みたいな驚き。
(チョット蘊蓄:うどん・冷や麦・素麺の違いは麺の直径で決まっているんよね。JAS規格)
お汁はしっかりとした味付けで、アッサリとしたお素麺に合うんよね。ただ私はもう少し薄味の方が好みかも。

特筆は柿の葉寿司。これ美味しいです。適度な〆加減の柔らかい鯖と、酸味・甘味がバランス良く広がるご飯。

Photo_4

お素麺より鯖寿司が印象に残ってしまいました。
帰り際に販売コーナーで鯖寿司さがしましたが無かったんよ。

三輪素麺山本「三輪茶屋」

お店は→奈良県桜井市箸中880
電話は→0744-43-6661
営業は→11:00~16:30
お休み→年末年始
お車は→P有り
最寄り駅→JR桜井

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2008年12月 2日 (火)

ずいぶんご無沙汰 奈良市は三条通り路地入る「かえる庵」

ホント、久しぶりに「かえる庵」へ行ってきました。
1時過ぎやったけどお客さんイッパイ。入り口には「新蕎麦 打ち始めました

Riguti_2 大きな相席テーブルに何とか座れ、もり蕎麦注文。 お隣では老齢の男性お二方がもり蕎麦大を食べながら蕎麦打ちの話をしていました。

ここのもり蕎麦大は直径30cmは優に有ろう大きなお皿で出されるんよ 久しぶりなんでお蕎麦のお味忘れかけてたけど、薄口の出汁香るお汁は美味しかったと記憶。

Mori

もりは石の器で出されます。少し色白の二八?はあまり蕎麦臭くなくアッサリ系なんよ。
色黒の田舎が大好きな私にはチョット物足りない感じ・・・
モッチリ加減のお蕎麦は、口の中でほのかに広がる甘さに続き、わずかにお蕎麦の香りがついてくる。

お汁は記憶通りのフンワリ出汁香る薄口で、食後のトロ味ある蕎麦湯にピッタリです。
私好みのお汁ベスト10に入るかも知れません。

Mori_up

常連らしき初老の女性は、アテ三種盛りと をチビチビやりながら、仕上げに釜揚げ蕎麦を食べるようです。
このお店、定期的に落語会を催しておられ、この日もお客さんがチケットを買い求められていました。

三条を一歩南に入った路地の、静かな所にあります。

かえる庵

お店は→奈良市下三条町24-1
お電話→0742-24-8345
営業は→11:00~14:00 17:00~20:00(LO)
お休み→月曜・第1第3火曜
駐車場→無し
最寄り駅→JR・近鉄奈良駅(徒歩5分位?)

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