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2008年12月30日 (火)

年越し蕎麦には早いけど 京都は京丹後市 「歌仙」

年末特集?
暮れの忙しい時期、お蕎麦を食べるためだけに丹後半島へ。そんな阿呆な面々が私の回りにいるのよね。(私も含め)
小春日和ともいえるとても穏やかな昨日、京都の日本海側へ車を飛ばすこと3時間。
日本三景の天橋立には目もくれず、目指すは小町公園にある「歌仙」。吹雪の時もあったけど本日好天、かくして四度目の訪問と相成りました。

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お店は「小町公園」のいっかくにある茅葺き屋根の古民家(久しぶりに来たらトタン板に変わってたんやけど)。
すぐそばには平安の六歌仙、小野小町のお墓があるんです。
小町と言えば「小野小町か楊貴妃か」・・・そんな才色賢女。何でも晩年をこの地で過ごし、辞世の句を残して生涯を閉じたとのこと。
九重の 花の都に住みはせで はかなや我は 三重にかくるる これがその詩とのことです。(あくまでも言い伝え、伝承です)

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客席は土間と板の間の座敷があり、お座敷に一つだけのホームこたつを占拠(小春日和とはいえやっぱり冷たいしね)。 温か・・・
まず目に入ったのが座卓に置かれた「胡麻豆腐出来たてです」の紙。 これはいっとかないと それにざる蕎麦。
同行A・O両氏はおろし蕎麦です。

まずは出来たて胡麻豆腐。

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これ、私の知る胡麻豆腐とは別物。プルルン、フンワリ、ネットリ。美味 デザートによいかも。

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同行者注文のおろし蕎麦。紫色の辛味大根です。
奈良の山帰来さんのおろしとは似て異なり。少しいただいたけどかなり辛いんよ。

これがざるです。

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角がキッチリ立つシャキッとしたコシのある細打ちのお蕎麦は、色白系でわずかに緑がかっています。
主張しすぎないお蕎麦臭さと味、それでも噛みしめるとしっかりと感じられる美味しさなんよね。
お汁も良好で、辛味と甘味のバランスが絶妙。このお蕎麦にはこのお汁 です。と違うんやで・・・

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蕎麦湯もトロトロポタージュ。辛味大根を少し入れていただきながら、こたつで食後の余韻を楽しみました。

これで本日の幸せ終了・・・と違うんよ。年末特集やからね。

蕎麦処 歌仙

お店は→京都府京丹後市大宮町五十河 小町公園内
電話は→0772-68-0871
営業は→11:30~16:00
お休み→水曜日
駐車場→有ります

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