今年最後のお蕎麦 京都は宮津市「まる丹」
年末特集第2弾
暮れも押し迫った日にせっかく来た丹後。お蕎麦だけ食べにとは言ったもののチョットだけ観光。(;^^)ヘ..
伊根の舟屋へ寄り道です。
丹後半島東端に位置する伊根湾は山を背に南に開いた良港、そのため冬場でも比較的波が穏やかな漁港なんよ。そやから舟屋ができたんやろね。
舟屋は一階が船小屋で二階が住居になった、いわばガレージの上にある家です。
でも近年は舟が大きくなって、伝統的な船小屋は昔ほど使われなくなってきているみたい。
そんなこともあってか舟屋の町並みを残そうと、数年前に漁村では初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
また漁場が近いこの地域は海の幸が豊富で、中でも有名なブリは伊根ブリと言われ富山県氷見の寒ブリと並び称されるほど。
この季節、ブリ大根やブリしゃぶ、ブリ照り美味しいです
さて、この伊根に向かう途中R-178沿いに手打ち蕎麦のお店発見。で、帰りにお立ち寄りです。「まる丹」さん。なんと十割蕎麦専門の看板有り
靴を脱いで上がる小ぢんまりした店内はウッディーで、本や小物なども販売もされています。
席も海側に4人テーブル2卓と裏側に数人のテーブル1卓の少なさ。
壁にはメニューが書かれた木札か掛けられているんやけど・・その中につけめん蕎麦?なる物発見。何やろうね? ざると違うん? で、奥さんに尋ねると「十割ざるを温かいお汁で食べるんです」。。。 鴨汁蕎麦みたいなんや!
つけ麺6種類の中から全員一致で 海老かき揚げ天。
窓越しに宮津湾を眺めながら待っていると、熱々お汁の入った丼とざるが登場。全員オ~ッ・・
お蕎麦は先ほどの「歌仙」さんと同様色白の更科系で少し緑がかっているんよ。こちらは少し平べったくて、コシは心地よい食感に仕上がっています。
濃厚に見えるお汁は丼の色とかき揚げの油せいで、飲んでみると意外とアッサリ系。ホンノリ柚子香るお汁は美味しいです。そのまま飲み干せそう!(同行の二人は完食 )
かき揚げには小海老や椎茸などの他にささがきゴボウ。これがお汁を吸ってグタ~っとなるかき揚げによいアクセント。鴨は無いけど、これやったら地鶏も良さそう!
そのまま→汁浸け→かき揚げの美味しいローテーション満喫。
トロトロ蕎麦湯と一緒に、ほんの少しお汁が入ったお猪口と刻みネギの小皿が出ます。口にすると極わずかに柚の香りがフンワリ。蕎麦湯だけで飲むともっとそれを感じるんよ。美味しくいただき帰路につきました。
これで本日の、いえ、本年の幸せ終了です。
明日はいよいよ大晦日。皆さんも年越し蕎麦食べるのでしょうか。
私は鴨南蛮を予定しております。もちろん奈良で買ったぐい呑みで焼酎をいただきながら
それでは良いお年をお迎え下さい。
お店は→京都府宮津市日置
電話は→0772-27-2310
営業は→11:30~18:30
お休み→木曜日
駐車場→1台
伊根の舟屋舟屋
詳細は→ここです
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コメント
丹後には何回か行きましたが、こんな美味しそうな蕎麦屋があるとは、それも2軒も、知りませんでした。行ってみたいですね。
新年おめでとうございます。
ことしも楽しい記事をお待ちしています。
投稿: やきとり君 | 2009年1月 1日 (木) 00時33分
開けましておめでとうございます。
そうなんです。通りがかりに見つけたお店。
本当は綾部の「蕎麦の花」さんへ行くつもりでしたが、こっちにお立ち寄りしてしまいました。
伊根には筒川そばなるお店(地元野菜の販売所に併設)もあるみたいです。機会を見つけて行ってこようと思っています。
いつもありがとうございます。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
投稿: エノさん | 2009年1月 2日 (金) 07時36分