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2009年11月

2009年11月17日 (火)

菊を見たりライブに行ったりと色々と忙しい一日でした。

先日Ryncoさんという方のコンサート行ってきました。
まずはそれまでの時間有効活用で紅葉と菊花展 (^_^)

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やっぱり今年の紅葉はちょっと中途半端なんよ。でも見事な菊の花を見ることが出来ました。
菊と言えば、子供の頃に庭の菊の葉っぱを天麩羅にして食べた記憶があります (・-・)
それにしてもどうしてこんなに立派に綺麗に育てられるんやろか。
アッ! 菊花に見とれ思わぬ時間超過。急いで腹ごしらえのお蕎麦屋さんです (#^.^#)

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Photo_6 蕎麦三昧は大根のおろし汁と鴨汁に普通のざる汁、それに天麩羅が付いてるんよ。

蒸籠三段重ねの一番上が鰹節をまぶしたおろし汁用。下二段は鴨汁とざる用。ツルッとたいらげズズッと蕎麦湯でバスに乗り会場へ!!

開演の午後2時、間に合いました。コンサート会場ではステージを底辺とした三角形の頂点に位置する席がベストポジション。確保することが出来ました。

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実は知人の紹介で9月にも一度ライブハウスを訪れ歌声を。。。
何というか・・・歌声がヒーリングです。メロディーラインもヒーリング。

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ドラムスとベースギターは地元の方でセッション。多分合わせは前日一日だったんやろね。なかなかバッチリです。

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ギターの方は結構コンサートを共にされいるようで、パンフの紹介では「ゴスペラーズ・石井達也など多数のライブサポートやレコーディング。久保田利伸のバックバンドでツァー、現在上田正樹とのツァーを云々」、結構スゴいギタリストなんよ。

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この方の歌は・・・森山良子の声にもっとハリを持たせた優しくも力強く、それでいて心地よい響きがあります。キッチリとファルセットとでもいうんやろか。

Photo_13 なかでもVoice of the planetという曲はとてもいい。静かなヴォーカルにバスドラが刻むインパクトが、、ちょっとオリエンタルなメロディーを奏でるギターと相まって素敵です。
地球の声というタイトル通りのメッセージがとても伝わるんよ。

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心の琴線に引っかかるとでも言うのやろか・・α波を刺激して頂いたような気がしました。

Photo_15 ここで最後の忙しいが迫ってきました。
昨晩入った思わぬ予定で買いたかったCDも買わず、Rincoさんや知人に挨拶もせずバス停直行・・自宅に着くやいなや着替えて車を飛ばし、、、
帰ってきたのは夜の8時でした。

これで本日の忙しさの中のホッコリ終了です (;^^)ヘ..

Ryncoの平な時間

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2009年11月14日 (土)

竹田の子守唄のふる里でお蕎麦

先日、京都伏見の竹田へ行ってきました。名曲「竹田の子守唄」発祥の地です。
伝説のコーラスグループ「赤い鳥」が歌った「竹田の子守唄」。悲哀感漂う子守唄をとても綺麗なコーラスで歌い上げていました。
シングルレコードでは「翼を下さい」とのカップリングやったです。

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後にハイファイセットと紙ふうせんに分裂、現在ハイファイセットは山本潤子さんだけがソロ活動です。

竹田駅から で15分くらいやったかな。下久我で下車、通りから東へ入った所に有るお店「蕎麦工房膳」さん。
明るく和モダンな店内にはジャズが流れています。カウンター席と店の奥には大きなテーブルが設えてあるんよ。

メニューにはもり・おろし・鴨汁などが並び、それより何よりビールにはもれなく焼き味噌が付いてくるんよね
これには悩みました 鴨汁・・もり・・・そして ・・・・この日は やったし・・
しかしながら、お初のお店なのでもりそばをお願いです(断腸の思いで、、)
ここはカウンター内がオープンキッチンになっていて、お蕎麦を作る様子がよく見えます。計量から皿に盛られるまでのご主人の動作はとてもスムーズで無駄を感じないんよ。何かカッコええね。

こうして出されたお蕎麦、「細かい目です」と奥さん。そう、ここでは細かい目と粗いめが二種出されます。

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細かい目でも、どちらかといえば少し粗めに挽いた、そんな感じ。

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シャキッとコシのあるシッカリとした麺は丁寧に打たれたもの。綺麗です。
続いて粗いめが出されます。お客さんの様子を見ながらタイミング良く茹でているんよ。

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これは確かに粗いめです。綺麗にお星様が散りばめられた太い目のお蕎麦は天の川とでも言うんやろか・・・

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やっぱりこちらも綺麗に仕上がったキッチリお蕎麦。歯応えも舌触りも良く、噛むうちに甘味が広がります。ちょっと香が少なく感じたのですが、そんなことより両方のお蕎麦、水切り加減が絶妙なんよ ( ・_・;)
口に入れた時の感覚がえも言われぬ気がして、思わず半分近くそのままで食べてしまいました (;^^)ヘ..

そうそうお汁、お蕎麦の印象が強くて、お汁を置き忘れてきた・・・訳ではありません。
キリッとスッキリの印象があるのに、そのきつさを感じさせないもので、尻尾にチョロッと浸けるだけでお蕎麦を十分美味しくさせます。

Photo_5 そやから初めは蕎麦湯と蕎麦汁を交互に飲んで楽しみ、残りは混ぜて楽しませて頂きました。

蕎麦湯には蕎麦の実が付いていました。

これで本日の幸せ終了です。

蕎麦工房 膳

お店は→京都府京都市伏見区久我東町2-22
電話は→075-934-2620
営業は→11:30~15:00
お休み→火・水・木曜
最寄り駅→地下鉄烏丸線竹田駅バス15分程度

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2009年11月 8日 (日)

小さな町歩き 雛流しの町 和歌山は加太散歩

淡嶋信仰の総本社、加太淡嶋神社へ行ってきました。
南海和歌山市駅から加太線でガタゴトガタゴトとのんびり、ローカル単線ならではの雰囲気を楽しみながら加太駅へ。

Photo_6 ちょっとレトロな駅舎は明治45年に建てられたそうです。
加太軽便から南海、近鉄、また南海へと変遷を重ねました。

Photo_7 それともう一つのレトロが駅からすぐの所に有る中村邸。明治末期のモダンを残す洋館で、登録有形文化財に指定されています。現在民家となっていますが、昭和39年まで加太警察署だったとのこと。

Photo_9 消防署前の古い道標を右に見て真っ直ぐに町中へ。
徳川の昔から国防の要衝とされた紀伊水道。右に進めば深山や友ヶ島に残る煉瓦造りの砲台跡を巡るハイキングコースも楽しめる。
そんな加太は昔ながらの漁師町の姿を色濃く残し、潮流が早い紀伊水道では鯛漁が盛ん。身の引き締まった鯛は明石にも負けず劣らずの味。

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町並みを眺めながら歩みを進めると、昔懐かしい揚げパンのお店に出くわします。昼頃には売り切れ御免となる隠れた加太名物。
向かいには加太春日神社。檜皮葺の屋根は春日造りで、小さいながらも荘厳ささえ感じます。

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堤川に出るとそのまま橋を渡り港へ。

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Photo_15 古い倉庫や土塀を眺める川沿いの道、橋の向こうには加太湾や紀伊水道が広がります。

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Photo_17 旧街道沿いには色んな風景を眺めながら歩くことが出来ます。

数軒並ぶ鮮魚店の店先には、サザエやオク貝が売られていて、折り畳みのクーラーボックスを持ってくれば良かったと後悔しきり。しかも網袋に詰められて千円はお買い得と思える量です。
未練を残し足を進めること僅か。鳥居が現れます

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淡嶋神社の創建はかなり古く、女性の神・薬の神・縁結びの神と言われ、その末社などが全国に1000余り。毎年3月に行われる雛流しには多くの人が訪れ、賑わいを見せているようです。

Photo_20 また、境内には全国から奉納された、ありとあらゆる人形が並べられています。
本殿はちょっと・・・写真にはどうかと。。。

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Photo_22 加太では全国でも珍しい競りが行われていました。浮き桟橋に次々に着けられる船の魚に値付けをして競りをするのです。これは昔、仲買が直接船で値付けをしていた名残だそうです。08年、それが鮮度を保つため水温管理が出来る陸上競りだけになったとの事。

ここいらで加太ランチとしましょう。

Photo_23 海の幸が自慢の加太。当然海鮮料理店や新鮮ネタの寿司店も有るのですが。。。あえて、今回の町歩きでもう一つの目的である「かもめ食堂」へ。
遙か昔に一度飲んだ味噌汁の味を求めて・・

小さな食台が四つ並べられたお座敷の一角に陣取ります。
実はここ、ランチは「煮魚定食」一品だけ。

Photo_24 なので煮魚が苦手な方はパスして下さい。
間もなくお茶と古漬けに空のお椀が出されました。

TVを見ながらお茶請けに古漬けをポリポリと待つこと暫し。いよいよ待ちかねた味噌汁が。

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アルミ両手鍋からステンレス片手鍋に進化していましたが、このスタイルは今も変わらず。続いて大きな茶碗にてんこ盛りのご飯と煮魚が二匹載るお皿登場。

早速お味噌汁をお椀に注いでズズズ・・・美味しい~~!アラで出汁を取ってあるのに全然生臭くない。
色濃く甘辛く煮付けられたメバルはことのほかアッサリ。

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その煮汁がご飯に合い食欲増進。目当てのお味噌汁は二杯だけ。。せめて三杯はいきたかったのに・・・煮魚不得意の私でも大満足の加太ランチ。とても素朴でシンプルで、お袋の味、いえ、ここは親爺の味ですが。
たまにこういう料理も悪くないかも知れません。

Photo_27 釣りでも有名な加太の風景、天気の良い日は釣り客が一杯。
帰りは河口の橋を渡り海沿いの道から町に入ります。

Photo_29 どことなく懐かしい雰囲気が漂う町並みを歩き、県道を目指せば迷路のように細い通りが行き交います。
漁師町に特有の道路網かも知れません。

路地から抜け出る所の常行寺境内に立つビャクシン。

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再び駅を目指し県道を戻りました。

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やっぱりお味噌汁美味しかった~っ!

加太
南海和歌山市駅から加太線で22分
駅前の坂を下った所の案内所でてくてくマップを貰いましょう。

淡嶋神社
加太駅から約2km

かもめ食堂
淡嶋街道から友ヶ島汽船発着所へ入る路地に。

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2009年11月 1日 (日)

大阪は堺市三国ヶ丘 「御陵庵 門前そば」

堺市の熊野古道沿い、方違神社の横にある門前蕎麦へ行ってきました。
摂津・河内・泉の三国、いわゆる摂河泉が接する堺にあり、方向が無いとされ名が付いたとの事です。(よく分かれへんのですが、そう御由緒にありました・・)

Houtigaijinja_2 方向を司る神様で、家を建てる時などお参りに来るようです。その方違神社門前にあるので門前そばなんよ。
この日で2度目の訪問と相成りました。

Omise_2 遅い目のお昼(午後2時)でも神社へお参りの人たちや、ご近所と思われるお客さんが入れ替わり立代りと訪れてきます。

メニューにあるモリとザルは蕎麦粉の差のようで、それとやっぱりここにも温盛り(あつもり)があるんよ。
前回いただいたザルはアッサリ目で、どなたでも安心美味しくいただける感じやったかと・・・

Zaru

Zaru_up
確かここは自家製粉やったと思います。
角がヤンワリと取れたお蕎麦は若干柔らかめで、昔ながらの手打ち蕎麦とでも言うんやろか。お蕎麦よりもおうどんの方が得意という方にはこちらがお勧め。

Mori

今回は天モリを注文です。モリは器が変わるんよ。
それに何とデザートにはメロンが・・
細打ちのお蕎麦は舌触りが滑らか。程よいコシを感じ、ほんのりと香りを漂わせながらお腹に収まります。

Mori_up

おつゆは少し辛めのもので、モリには丁度良いかもしれへんね。
天ぷらはご覧のとおり、海老・獅子唐・海苔を抹茶塩で。

Tenpura

盛り方が何となくエエンよ
サクッと揚がった海老天は小振りながらも海老をキッチリと感じました。

鴨なんばはあるのに鴨汁せいろが無いのは残念

この先、熊野古道は神社を抜けて閑静な住宅地を進み、仁徳天皇陵へと続きます。

Hana

御陵庵(みかどあん) 門前そば

お店は→大阪府堺市堺区北三国ヶ丘1-2-38
電話は→072-233-6854
営業は→11:00~17:00
お休み→火曜日 第2・4水曜日
最寄り駅→南海高野線堺東駅徒歩10分

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