厳冬 奈良は野迫川村「立里荒神社」
奈良県野迫川村にある立里荒神。
下界とは明らかに違う冷たさ、いえ、痛さを感じるところです。
今年も活躍、「スバル サンバーディアス マレッサ」
もうすぐ13年目を迎える老体やけど病気という病気をしたことが無く、その老体に鞭打ちながら雪の立里さんを登ります。
山を登った駐車場で車を降りると、暖房で緩んでいた体にピシッと寒気が襲いかかるんよ。
ここから鳥居が並ぶ階段を山頂へと登り詰めるんやけど、その苦労の先に広がる風景は別世界。
登り始めて暫くすると体が僅かに火照ってくるんやけど、反対に顔や手がだんだん強張ってきます ; .;
風によって吹き付けられた氷雪が張り付いている不思議な風景。
指先が千切れてしまいそうな寒さ。この地は玉置神社同様、下界から隔離された真の聖地かも知れません。
毎年この樹氷を見に訪れるのですが、とても神秘的で美しく、それでいて、、キツイ (;^_^;)
周囲にはこれといった障害物が無いので、風に晒される本殿もこんなになって・・
すぐそこに広がる氷の森。その向こうには心洗われるようなパノラマが広がります。
いつもながらに見入ってしまい、暫く動けなくなるんよね。
その放心状態から復帰して駐車場に下りてくると、社務所に掛けられた温度計は・・・(・0・)
なんと氷点下2.8度・・・
にもかかわらず、不思議に温かいと感じてしまいました。
恐らく山頂は氷点下5度くらいやったんやろか。。。
帰り際、高野龍神スカイラインからの夕景がとても綺麗で、落日をカメラに納めようと車から降りると、既に太陽は山並みにその姿を隠しておりました。
| 固定リンク
| コメント (8)
| トラックバック (0)
最近のコメント