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2010年3月

2010年3月27日 (土)

城之崎にて(その1)

カニシーズン最後に職場の送別旅行で城崎温泉へ行ってきました。
初めての城之崎温泉、調べてみると手打ち蕎麦の店が2軒 (^O^)

宴会前の自由時間に蕎麦屋で一杯!と思ってたら番狂わせの大渋滞、しかも事故渋滞も重なって (-.-;
かくして散策時間が大幅カットと相成りました (;。;)

1__3 外湯よりもお蕎麦。旅館到着後すぐに町へ。
慌ただしくも急がねば (・-・)

町へ繰り出しに。

2__2 有りました有りました。ますやさん。
帰りに寄るからね、お酒とアテだけですが。

調べておいたサヨリの一夜干しにイカの麹漬け。
これで一杯焼酎を (^_^)

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Photo_3 こういう温泉場に付き物の遊技場。
手打ちパチンコやスマートボール、定番中の定番射的。
単純なのに以外と楽しく遊んでしまう。

Photo_4 奥へ奥へと進んで行くと温泉街の喧騒が徐々に落ち着いた佇まいに変わっていきます。

かつて著名な文人達が滞在した気持ちがわかるよう。

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この辺で戻らないと蕎麦屋どころか宴会にも遅れる。

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陽も沈みきった町は残照が残り、外湯へ行く人帰る人が慌ただしく行き交います。

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旅館であり地ビール製造の山本屋さんで、城崎ビールを頂きながらの路地裏探検隊。

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表通りを一筋二筋入ると少しばかりの寂しさと生活の匂いが感じられ。

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残念ながらお蕎麦屋さんは既に店じまいを済ませた後でした。
宴会のカニ三昧の写真は有りません・・・
カニを食べるのに精一杯でしたので (;^_^;)

宴が済んだ後再び町へ繰り出し、射的などをして温泉情緒に浸ります。

Photo_12  可愛いワンちゃんが、カウンター内を右往左往。
射的場のアイドル犬なのでしょうか。

パンパンと射的の音にも動じることなく、お愛想を振る舞っていました。(ハート)

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Photo_14 これがなかなか倒れません。(もうすでに酔っぱらってるし)

射的とスマートボールを堪能し、懐かしげなお店を後に宿に戻る途中、少し入り込んだ所の足湯でホッコリ。

貸し切り足湯を堪能しました。

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これでこの日の幸せ終了です。翌日に続く・・・

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2010年3月26日 (金)

冬のオリオンと夏のサソリ

酔っぱらって・・・酔っぱらって・・

千鳥足、千鳥足。

ふと見上げた夜空には、西に傾きかけたオリオン座が冬の終わりを告げ

東に目を移していくと北斗七星が北極星を指し、、、

サソリ座がボチボチ顔を覗かせる頃、

花冷えと言うにはチョイと寒すぎるここ二・三日

それでも千鳥足、千鳥足・・・

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2010年3月22日 (月)

東海道の宿場蕎麦 滋賀県土山「玄鹿」

東海道の宿場町土山は、江戸から来ると最後の難所である鈴鹿峠を越えて一息ついたところにあります。
坂は照る照る 鈴鹿は曇る 間(あい)の土山雨が降る」、亀山は晴れていても鈴鹿峠を下る頃には雨が降り出す。この日もご多分に漏れずどんより垂れ込めた雲からは、時折小雨が舞い降りました

そんな東海道に面したお店は日本家屋のご自宅に少しだけ手を加えた感じ。周りには茶畑が広がってるんよ。

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玄関を上がり居間に入ると南向きの縁側の間から、裏庭に面した間までの二間が客室となっています。

R0010440 通常のメニューに加えて鴨汁蕎麦は冬季限定。何故日本人は限定という言葉にこうも弱いんやろね。ざる蕎麦と心に決めていた意志の硬さは、お湯を掛けられたチキンラーメンみたいにフニャフニャ軟らかくなっていくんよ  メニューをじっと見てるうちに心変わりしそうになった直前、夢の中で漂う自分を現実に引き戻したのでした  

同行者は冷静にメニューを分析して、温冷と書き添えられたエビ天蕎麦の冷という物は天ざるとちゃうのん。そんな意見に妙に納得して、それやったらと注文することに相成りました。注文を聞きに来てくれた奥様に同行者が訊くとまさにそれなんよ。
色んなお店に行っているつもりやけど、あれこれと品書きを見たらワクワクそわそわ浮き足状態。まだまだやね
ここのお蕎麦は田舎と吟醸の2種類から選べるんよ。田舎は地元滋賀県産の挽きぐるみ、吟醸は常陸秋蕎麦を丸抜きで石臼製粉。
これもまた人生の分岐点に臨むがごとくの究極の選択、、、で苦渋の決断はやっぱり田舎。

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まずはお茶と揚げ蕎麦が出されます。次ぎにお箸と共に運ばれたのは、小さい竹のお猪口に入った水蕎麦。水に浸かった少量のお蕎麦なんよ。
ズズッはおろかズッまで行かない量なんやけど、挽きぐるみの風味を十分確認出来ます。
これはこれから登場するであろうお蕎麦のビッグウェーブに向けて十分モチベーションを高める小憎い演出やね

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満を持して登場の田舎蕎麦は色黒艶やかな細打ち麺。一口食べると蕎麦汁無しで一気に平らげてしまいそうになる。
そこそこにエグ無も感じ香りもあって美味しい
また浮き足立ちそうなハヤる気持ちを落ち着けて、次ぎにお汁をチョロッと絡ませると、角が少し取られたふくよかな味わい。

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しかもワサビ・辛味大根と普通の大根おろし・ネギの薬味四点盛りは豊富なバリエーション。が、私はあまり薬味を使わないので、チョイとだけ試して蕎麦湯用に残します。

R0010458 ここでようやく天麩羅に移るんやけど、小さなお皿が添えられていて、テーブル上の岩塩と抹茶塩を好みで皿に取って使うんよ。
メニューにはエビ天蕎麦と有るのにもかかわらず、2尾のエビ以外に蕗の薹・菜の花?、南京、・・・とこれは十分天盛り。

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そう大きくはないんやけどキッチリと身の丈に収まり、しかもブリブリの美人エビ。

実はこの日12時前に到着したのだけれど、お店の前にある三台分の駐車場は埋まっていて、しかも一組お客さんが待っていて。行く前に電話を入れておくんもエエかも知れません。
これでこの日の幸せ終了です。

玄鹿

お店は→滋賀県甲賀市土山町前野138-6
電話は→0748-67-0418
営業は→11:00~15:00(売り切れ終了)
お休み→水・木曜(祝日営業)
交通は→車で新名神土山IC2分

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2010年3月18日 (木)

ご無沙汰です 奈良は桜井「まほろば」と大宇陀「あゆみ」

以前「まほろば」さんのお蕎麦を書いたページ。先日そこにメッセージが届いていました。
どうやらブログを始められたようです。
そう言えば少しばかりご無沙汰していて、メダカのことも気になり行ってみることに。

Tennnai_ 昨年は入口が変わっていて、今年は・・アッ、お座敷がテーブル席になってるやん。
ちょこちょこと模様替えをされてるようなんよ。

いつもながらアットホームな雰囲気です。

Tennai_1 メダカ瓶もちゃんとありました。

手挽き蕎麦と鴨は予約となっていてたんやけど、ここの鴨塩焼き美味しいんよ。
でも豚角煮は健在のようです。お持ち帰りもOK!
トロンと煮込まれた豚は醤油よりもお塩の味付けがメインなんやろか?鴨塩と並びビールにベストマッチ。
未だ鴨塩焼きでビールを頂く夢は叶ってません。が、いつか。。

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さて、お蕎麦は相変わらずの極細打ちで素麺のよう。おろし蕎麦で頂いたんやけど、掛け汁はほんの少量だけで十分。
細くてもキッチリコシを感じながら噛みしめると、甘味に香りがフーンと追っかけてくるんよ。

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おろしは辛味大根と違うので刺激的ではないんやけど、一口ずつ優しくお腹に沈んで行く感じ。
カフェ蕎麦店なのでお気軽にランチで本格お蕎麦が頂けます。
帰り際にご挨拶を済ませて、せっかくだからと大宇陀まで足を延ばしてきました。

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まだシーズンオフの街道筋はとても静かにたたずみ、すぐそこに来てる春を待っているみたい。

R0010403 一回りして「茶房あゆみ」さんへ向かう途中、大和牛丼のお店発見。新しいお店です。
通り過ぎる頃に漂ってくる玉葱と醤油の甘辛い香りがお腹にとても刺激的なんよね。たまらなく食欲中枢を誘惑するんよ。これは大宇陀ランチでいつかきっとご訪問やね。

R0010423 さて閉店間際で申し訳なく思いながらお店に入ると「久し振りですね」の声に迎えられ、「コーヒーときみごろも」をお願い。

会津屋本店さんの2度目の移転先など情報をお伺いしながら、淡く溶けゆくきみごろもの感触を楽しみました。
閉店間際にもかかわらずありがとうでした。

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小田和正がオルゴールで流れる店内は、いつもながらにホッとさせてくれて疲れを癒してくれて、

これで本日の幸せ終了です。

まほろば

お店は→奈良県桜井市脇本735-13
電話は→0744-44-2269
営業は→11:30~20:00
お休み→火曜

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2010年3月 6日 (土)

道頓堀のお蕎麦はいつもここ 星(あかり)

暫く前のことですが・・
新世界からじゃんじゃん横丁を抜け、JRガード下をくぐった大通りの向こうに見えるアーケード。動物園前一番街入口。
いわゆる飛田本通り商店街の入口です。
観光地化された新世界とは違い、今なお昔ながらの下町商店街が残る所。
♪ここ~は人情釜ヶ崎の「釜ヶ崎人情」で知られる西成区。

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この商店街には入ってみたいお店が沢山・・立ち飲みやさん、大正モダン漂う喫茶店や食堂。
いつかご報告。

さて、プラプラとたどり着いたのは道頓堀の「」さん。
いつもピーク時を外した中途半端な訪問なので、ゆっくりと道頓堀川の風景を眺めながら楽しみます。
友人T氏はお気に入りの焼味噌。私はいつものナメコおろし。それに出汁巻き。

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ナメコおろしは大根の辛さとナメコの甘さにカツオの旨味で絶妙なバランス! お酒のアテには持って来い・・・味もええけど色合いがええんよね。
辛味大根の紫にナメコの薄茶色、そしてカイワレの緑。見ただけで飲みたく、いえ、綺麗です。

Photo_2

蕎麦屋定番出汁巻きは、お汁につけて頂きます。

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ビールから焼酎蕎麦湯割りに進み・・・

最後に頂くお蕎麦はとても美味しくて。
福井産蕎麦粉を使用する手打ちのお蕎麦屋さん (^_^)
しかも仕入れ先の福井に出向き「こんな蕎麦粉」と指定されているとのこと。

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黒ポチが入るここのお蕎麦は、甘味とエグ味を感じる私好みのお蕎麦なんよね!

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それに合う蕎麦汁も、お出汁の香りがフンワリと広がる中に若干醤油が存在を主張しています。美味しく頂ける本格蕎麦。

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お店は→大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-9 豊栄ビル1F
電話は→06-6212-5450
営業は→18:00~翌2:00 土・日は12:00~翌2:00
最寄り駅→地下鉄堺筋線 日本橋駅徒歩5分程度

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2010年3月 1日 (月)

こんな偶然

我が家の最寄りバス停近くに、カウンターだけの小さなお店が有ります。
とても本好きのママさんが営むお好み焼き屋さん。
その店でとても奇遇なことが起こりました。

今日は午後から天気が良さそうなので、カメラを持ってお散歩や・・
そんな矢先に仕事の呼び出しで、帰る頃には陽がどっぷりと浸かっていました。
夕食代わりにそのお店に立ち寄ったのですが。

これが不思議の始まり。
三杯目の生ビールを頼む頃に入ってきたお客さん、エッ!似てる。ひょっとして・・・
それから言葉を交わしながら、「失礼やけど同級生にとても似ていて」。

本当に運命とは不思議なもので、まさにその人やったんよ ( ・_・;)
彼もそう思ってたらしくて。。

まさに数十年振りの再会を果たしたのでした。
嬉しくて嬉しくて・・・
ほろ酔い加減で書いてしまった私 ヾ(^v^)k

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