小さな町歩き 兵庫県篠山市は河原町妻入商家群
何故か遠い感じなのだが以外に近い、そんな篠山市にある河原町妻入商家群を歩きました。
ここは国の重要伝統的建造物群保存地区。
妻入りとは切り妻側に出入り口が設けられ、間口は狭く奥行きが長い当時商家建築の代表とも言える建物。間口の広さで税金が決まった当時、京町家でも見られる鰻の寝床造りになったんやろね。
篠山城築城と共に出来た妻入の商家街は、小規模やけど今も尚往時の面影が残ってます。
お土産屋さんや能楽資料館。お食事処やギャラリー・焼き物店などもあるけど、でもどっちかと言えば生活感が漂う町なんよ。
歴史を感じる妻入りの家並み、昼下がりの静けさが広がります。
チョット道を脇に入った小高い山にある「まけきらい稲荷」は、朱色が鮮やかな鳥居が続く石段を上がると厳かに鎮座。
面白い名前は当時の藩主が負け嫌いで、強い力士を城下に呼び寄せたことから始まっているようです。
近所には「まけきらいの湯」もあるので、ゆっくり出来る方は一汗流せます。
篠山と言えば何と言っても丹波黒と言われる上質な黒豆と、日本六古窯の一つ立杭焼なんやけど・・
意外な名物が鯖寿司、そしてここ10年程の間にお蕎麦スポットにもなてるんよね。
10軒近くのお蕎麦屋さんが点在。なのでランチはやっぱりお蕎麦。以前見つけていたお店「花格子」、十割蕎麦を頂けるお蕎麦屋さん。
「天もりと鯖寿司単品よりお得ですよ」お店の方が勧めてくれた天麩羅ともりそば膳を頂きました。
お蕎麦と天麩羅に鯖寿司二切れ・蕎麦豆腐が付いてます。
鯖寿司のご飯は軽めに押されているので、フンワリと優しくて 、お腹にきつくは無いんよね。鯖も丁度良い締まり具合。
油っぽさを感じさせずサクッとした天麩羅、若干スリムな海老さんやけどミディアムレアな仕上がり。
鯖寿司同様美味しく頂けて。
何よりもとても気持ち良い接客が印象的でした。
篠山ランチは他にも牛トロ丼やボタン鍋が有名です。散策のおやつに黒豆パンの甘さがピッタリ。
河原町は小ぢんまりやから散策には2時間もあれば十分楽しめ、篠山城址界隈や周辺の田園風景とセットで歩くのがお勧め。
河原町妻入商家群
場所は→兵庫県篠山市
最寄り駅→JR篠山口からバス
お車は→舞鶴若狭自動車道篠山口IC10分程度
駐車場→篠山城周辺1日500円
花格子
お店は→兵庫県篠山市河原町160
電話は→079-552-2808
営業は→11:30~20:30(LO)
お休み→月曜(祝日は翌日)
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