小さな町歩き 麦秋の近江路 中山道醒ヶ井宿
江州米・近江米で有名な米所滋賀県なのですが・・
実は日本の麦類収穫量でも10本の指に数えられる所なのです。
その麦秋に醒ヶ井を歩きました。
日本で最初の養鱒研究の場としてこの地に醒ヶ井養鱒場が出来たのは、鮮烈な湧水が豊富だったからなのでしょう。そして近くの伊吹山は蕎麦栽培の始まりでもあったとも言われています。
さてその醒ヶ井、中山道69次の61番目の宿場町であり、古来より交通の要所として栄えました。ちなみに隣の62番目番場宿は氷川きよしが歌った番場の忠太郎や「瞼の母」で有名です。
醒ヶ井駅前交差点を渡り左に足を進めると地蔵川にたどり着き,、ここで中山道と合流するのです。
湧水を源にする地蔵川に沿って宿場風情を残すこの辺りは、古い町並みではなく綺麗な水の里。
今回もついでとはいえ清流で咲く梅花藻がそろそろかと思っての立ち寄りでした。
が、川面には僅かばかりの小さな花が咲いている程度。
地元の方に「今年は冷えたし7月頃が一番の見頃や」と言われ・・( ^.^)( -.-)( _ _)
そう言えば数年前に来た時はとっても暑かったのを思い出しました。
その梅花藻と並ぶのはこれまた清流湧くところにしか生息しないハリヨという魚。
これらが揃う醒ヶ井は如何に清流の里かお解りかと。
醒ヶ井から湖北経由でいつものお立ち寄り、道の駅マキノ追坂峠にあるレストラン好湖(ここ)でかなり遅い昼食。
琵琶湖を見下ろす店内で自家製粉のお蕎麦を頂きます。残念ながらまたも天麩羅品切れ。
道駅蕎麦としては兵庫県にある道の駅猪名川に次ぐお味・・・と私は思っております(^_^)
ちなみにここでは美味しい鯖寿司や焼鯖寿司が結構リーズナブルな価格で購入出来て、しかも美味しいパンも販売されています。
レストランでは駅で購入した鯖寿司持ち込みOK、単品お蕎麦が鯖寿司セットに変身。
四季折々の姿を見せるマキノのメタセコイヤ並木をくぐり帰路につきました。
田植えがすっかり終わっていて・・・
醒ヶ井
場所は→滋賀県米原市醒ヶ井
ランチ→醒ヶ井駅隣の水の駅でバイキングがお勧め
醒ヶ井養鱒場内に食事処が3・4軒有り
最寄り駅→JR醒ヶ井駅すぐ
お車は→北陸自動車道米原IC東へ2km
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コメント
こんばんわ~
メタセコイヤの新緑の並木もいいですね、以前は紅葉の時に訪れていますが^。
ロマンチックです。
投稿: スヌーピー | 2010年6月 3日 (木) 23時23分
SPさんへ。
梅花藻の時期には少し早かったようですが・・・
メタセコイヤの緑一色はとても綺麗でした。
毎度思うのですが、本当にこんな風景を満喫出来るのは、近畿ではマキノだけだと思います。
道の駅で購入した焼鯖寿司は、本当に美味しく頂けました。
投稿: エノさん | 2010年6月 6日 (日) 20時02分