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2010年9月

2010年9月20日 (月)

蕎麦バー? 奈良市は新大宮「そば切り川名」

今年の夏は蕎麦にとって昨年以上に過酷だったようです。
そんな暑い奈良で、素敵なお蕎麦屋さんに行ってきました

新大宮駅から北に歩くことすぐ。モダンなお店にたどり着きます。
ドアを開けるとL字のカウンターにテーブルが2卓。
ボサノバが流れるユッタリとした雰囲気はチョッとバー。いえ、ショットバーなんよ。

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お酒のアテを迷いながら前菜おまかせというのを注文。
明宝ハムと出汁巻き、ワカサギのマリネに鮪の漬け。
それに卯の花サラダ。もうこれだけでここに来た値打ちがあります。

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これ意外にもお酒類一杯とお蕎麦が付いたお得なセットA・Bもあるのですが (;^_^;)
品数は違うのでその日の気分でチョイスして下さい。
日本酒が充実のお店でビールに焼酎の私。でも十分に楽しめます。

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細打ちのお蕎麦は弾力が心地よさを感じる歯応え。そんな麺にはスッキリ辛口ながらも出汁の旨味を感じる汁。
その汁に山葵とネギが三位一体の美味しさ。

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蕎麦湯はトロ味があるもので後味惹かない切れのある物を感じます。蕎麦の量は結構多めでした。

チョット無口なな御主人と気さくな奥さん。良いバランスかもしれません。
ほろ酔い加減でお店を出ました。
これでこの日の幸せ終了です。

そば切り 川名

お店は→奈良県奈良市芝辻町4-1-4
電話は→0742-35-6817
営業は→11:30~14:00(LO) 17:30~20:30(LO)
お休み→火曜(祝は翌日)
最寄り駅→近鉄新大宮駅徒歩3分

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2010年9月12日 (日)

奈良蕎麦の原点? 玄

関西のお蕎麦屋さんなら、少なからず触発された名店「」。
ようやく行ってきました。

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今回前日に電話を入れると、「団体予約があるので12時半までになりますが。。。」  とういう事で開店時間にとお願いしました。





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入り組んだ路地の奥にお店は有ります。

開店前の入口の張り紙には、時間前に訪れたお客さんに対しての心配りを感じつつ暖簾が上がるのを待って入店。


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雰囲気を楽しみながら待つこと暫し。出された蕎麦掻きは本などの写真通りの外観。見るからに舌触りを想像させるような荒々しさは、蕎麦粉の存在感がこれでもか 


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お箸を入れるとヌメッとモチッと感。沈めるお箸に弾力を感じます。


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醤油と広島産お塩が添えられていて、好みの味付けで楽しめるのですが・・


まずは
熱々をそのままハフハフしながら食感と甘味を楽しんで、お塩をぱらりと一つまみ。一層味を引き立てて。





驚きは第一印象からはまったく違う滑らかさ。

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醤油はそれだけ舐めるとチョット美味しい醤油的なのですが、蕎麦掻きにチョイと付けるとその旨味がわき出る感じ。

塩と醤油で美味しさ倍増。ミルのお塩は(・・忘れ!)産、でも添えられた塩の方が合うように思いました。

既に蕎麦掻きで終わってしまいそうな私の前に、、田舎が登場、肝腎のお蕎麦を忘れてはいけません (;^^)ヘ..
思わぬ極細の挽きぐるみ。透明感ある麺に黒ポチが一杯。



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極細なのに結構張りがあって、不思議な感じがします。張りコシ
エグ味が少ない粗挽き加減の挽きぐるみは、誰でも美味しく頂ける最大公約数的田舎。

これを際だたせる蕎麦汁はキリッとスッキリで辛汁。でも旨味をしっかり感じる嫌みの無いものです


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最後に蕎麦湯、結構以外なタイミングで出されたのですが・・・・まだ蕎麦食べてるし
でも頂く頃に冷めていません。
トロ味は蕎麦粉を溶き込んだものではなく、蕎麦米でおかゆを炊いたような感じ。


これは京都周山街道の「
蕎麦の実」で頂いたのと同じ。蕎麦粥の重湯なのです。

熱々甘々トロトロの蕎麦湯は蕎麦汁少しだけで十分楽しめ、しかも後味スッキリで締めました。
これでこの日の幸せ終了です。



お店は→奈良県奈良市福智院町23-2
電話は→0742-27-6868
営業は→11:30~13:30(入店13:00) 18:00~21:00(入店19:00完全予約2組)
お休み→日・月曜
最寄り駅→奈良交通福智院バス停

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2010年9月 5日 (日)

滋賀県大津は鯖街道 お蕎麦屋さん「和美庵」

残暑厳しい折、というよりまだ夏真っ只中の暑さが続いています。 そんな残暑に涼を感じる朽木へ行った時のこと。

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以前「食感食後感想文」でお見受けした和美庵さんへ。
秋冬にはよく小浜から朽木を抜ける鯖街道を通ってたんやけど。。
このお店は気付きませんでした。朽木といえば「永昌庵」やったし。

本道から狭い道を安曇川に少しだけ下った所にある手打ちお蕎麦屋さん。永昌庵さんのように安曇川を見下ろしながらとはいかないんやけど、周辺はもとより自然の産地。

同行A-1氏はとろろ蕎麦、A-2氏は道すがら話していたニシンが載るおろしニシン蕎麦を注文。ニシンにも未練を残しながら、、私はざるをお願いしました。

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お蕎麦は意外にも極細打ちなんよ(最近多いです)。
素麺を僅かに太くしたような麺に。

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御主人に「かなり細いですね」と言うと「体が太いですから・・
思わず御主人を眺め納得です。(*^_^*)

明日香の「山帰来」さんや泉大津の「かけはし」さんに負けず劣らずの細さ。
一口二口そのまま頂きます。
極細ながら食感もそこそこで、仄かに甘味と香りを感じさせながら喉の奥に沈んでいきます。それに加え、後味がスッキリするようなお汁は昆布だしなんやろか。後を引かない付け汁です。

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極細麺に横たわる艶やかなニシン、これも美味しそうやわ
次回は鯖寿司とセットでお願いしようと思ったのでした。

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安曇川には鮎釣りの竿が沢山並んでました。
これでこの日の幸せ終了です。

和美庵

お店は→滋賀県大津市葛川細川町70
電話は→077-599-2344
営業は→11:00~18:00
お休み→火曜日

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