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2010年9月12日 (日)

奈良蕎麦の原点? 玄

関西のお蕎麦屋さんなら、少なからず触発された名店「」。
ようやく行ってきました。

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今回前日に電話を入れると、「団体予約があるので12時半までになりますが。。。」  とういう事で開店時間にとお願いしました。





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入り組んだ路地の奥にお店は有ります。

開店前の入口の張り紙には、時間前に訪れたお客さんに対しての心配りを感じつつ暖簾が上がるのを待って入店。


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雰囲気を楽しみながら待つこと暫し。出された蕎麦掻きは本などの写真通りの外観。見るからに舌触りを想像させるような荒々しさは、蕎麦粉の存在感がこれでもか 


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お箸を入れるとヌメッとモチッと感。沈めるお箸に弾力を感じます。


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醤油と広島産お塩が添えられていて、好みの味付けで楽しめるのですが・・


まずは
熱々をそのままハフハフしながら食感と甘味を楽しんで、お塩をぱらりと一つまみ。一層味を引き立てて。





驚きは第一印象からはまったく違う滑らかさ。

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醤油はそれだけ舐めるとチョット美味しい醤油的なのですが、蕎麦掻きにチョイと付けるとその旨味がわき出る感じ。

塩と醤油で美味しさ倍増。ミルのお塩は(・・忘れ!)産、でも添えられた塩の方が合うように思いました。

既に蕎麦掻きで終わってしまいそうな私の前に、、田舎が登場、肝腎のお蕎麦を忘れてはいけません (;^^)ヘ..
思わぬ極細の挽きぐるみ。透明感ある麺に黒ポチが一杯。



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極細なのに結構張りがあって、不思議な感じがします。張りコシ
エグ味が少ない粗挽き加減の挽きぐるみは、誰でも美味しく頂ける最大公約数的田舎。

これを際だたせる蕎麦汁はキリッとスッキリで辛汁。でも旨味をしっかり感じる嫌みの無いものです


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最後に蕎麦湯、結構以外なタイミングで出されたのですが・・・・まだ蕎麦食べてるし
でも頂く頃に冷めていません。
トロ味は蕎麦粉を溶き込んだものではなく、蕎麦米でおかゆを炊いたような感じ。


これは京都周山街道の「
蕎麦の実」で頂いたのと同じ。蕎麦粥の重湯なのです。

熱々甘々トロトロの蕎麦湯は蕎麦汁少しだけで十分楽しめ、しかも後味スッキリで締めました。
これでこの日の幸せ終了です。



お店は→奈良県奈良市福智院町23-2
電話は→0742-27-6868
営業は→11:30~13:30(入店13:00) 18:00~21:00(入店19:00完全予約2組)
お休み→日・月曜
最寄り駅→奈良交通福智院バス停

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コメント

こんばんは~
昔お蕎麦といえば玄のお蕎麦が有名でしたね。
今は沢山のお蕎麦屋さんが出来ていますよね。
最近は訪れていませんが、、。
おいしそうな蕎麦がき。
コシがありそうですね。
久しぶりに訪ねてみたくなりました。

投稿: スヌーピー | 2010年9月16日 (木) 22時11分

今晩は。いつもどうもです。

仕事で奈良市に五日間滞在した内の一日の昼食。
ようやく訪れました。
今ではあちこちで頂ける感じのお蕎麦なのですが・・
20年前から奈良でこんなお蕎麦を出していたのはスゴいかもしれません!

まさニューウェイブ奈良蕎麦の原点かもしれません。

投稿: エノさん | 2010年9月16日 (木) 23時30分

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