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2011年1月

2011年1月23日 (日)

河内は八尾のお蕎麦屋さん「手打ち蕎麦 にし田」

O氏から「八尾駅の蕎麦に新しい蕎麦屋さんが出来ているらしい」との情報により・・
ちょうど東大阪での野暮用に嬉しい目的が増えました。

1_ 近鉄八尾駅から南へ徒歩10分かかりません。500m足らずの距離。
石碑がある公園を右に曲がるとすぐ。

白を基調にスッキリとシンプルにまとめた和風に、ちょっとだけモダンエッセンスッを加えた清潔感漂う店内。センスの良さが伺えます。
お品書きにはランチタイムのセットに始まり酒アテまであって、思わず本来の目的を忘れそうに・・

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でも今日は我慢!!鴨ざるをお願いです。

3_ 細打ちで僅かに黒ポチやお星様が混ざるお蕎麦は抜きやろか?
一口二口手繰り上げ噛みしめると、優しい食感と共に控えめな甘さを交えたお蕎麦の香りがほんのり。

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この微妙な味を感じるため舌の表面をフル活用。

鴨汁はと言うと一口目に濃厚さを感じるも、フンッと柚子の香がして舌先から喉に自然に通って行くんよね。
網焼き目がついた厚めの鴨も固さを感じず、焼葱と共に美味しく頂けました。

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お蕎麦を食べ終わる頃に出される蕎麦湯。大きめの湯桶(ゆとう)で出されます。
ここで一つ思うんやけど・・鴨汁蕎麦の蕎麦湯は出来たら蕎麦猪口セットお願いです(出ないお店多いんよ)。
好みの濃さで味わうことが出来るんで・・・(m_m)

それはさておき、ここの鴨汁の器は片口になってて蕎麦猪口に移しやすいお蕎麦を食べる時はチョット邪魔やなっ思ってたんやけど、蕎麦湯の時にはとても便利。
薄めに割ったお汁からフ~~ンと鼻先にお出汁の香りが抜けていきます。これは美味しいわ。。

テーブルの黒七味や鴨汁蕎麦に添えられた山椒は京都祇園にある原了郭のもの。こここは京都の思い出が一杯、今はビルになって少し寂しい気がするんよね。。。

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帰り際に尋ねると昨年10月に開店したみたい。
「素敵な店内ですね」と投げかけた言葉に「ありがとうございます。お蕎麦お好きなのですか?」
「大好きです」そうお伝えしお店を後にしました。
次回は是非ビールと共に.。oO

これで本日の幸せ終了です。

手打ち蕎麦にし田

お店は→大阪府八尾市本町5-1-11
電話は→072-994-994-2688
営業は→11:00~15:00
お休み→水曜日
最寄り駅→近鉄八尾駅

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2011年1月10日 (月)

小さな町歩き 奈良市は奈良阪散歩と「かくれみの」

1_ 佐保路の奈良阪は初めての訪問。
バスを降り立つと・・確かに坂の上。
まずは手打ち蕎麦「かくれみの」さんへ。奈良阪バス停すぐです。

2__2 開店時間には少しばかり早かったのですが、声掛けすると客席に案内していただけました。落ち着いた雰囲気で和造りの客室。お庭を眺めるお座敷に落ち着きました。本日のおまかせを説明いただき、焼酎お湯割りと共にそれをお願いすることに。

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前菜三品から始まるランチ、揚げ物・飯物につづきせいろ蕎麦が出され。それぞれ素材の味を活かした薄味に仕上げられています。

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お蕎麦は抜き実の挽きぐるみのようで、仄かに漂う香りは少々控えめです。

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接客は初々しさを感じながら悪いものではありません。

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お店を辞していざ坂道を奈良市街に・・・

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11_  町並みは歴史を感じます。
佐保・佐紀路はある意味しっとりとした風情を感じるところ。
なのにこんなユーモアも有ったりして。鯉の滝登りでしょうか?

(*^_^*)

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般若寺ではチョットだけコスモス寺の雰囲気を感じ・・
坂道の途中にはとても西方アジアな少年院や夕日地蔵。

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北山十八間戸は狭い部屋が続く、いわゆる長屋みたいなもの。立て札の由緒書きによるとかなり古いもので、近年修復されたようです。

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坂を下りきる頃に佐保川と合流。川の右岸、草中学が建つ丘陵からは東大寺や興福寺の塔を一望出来ます。

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歩みを天蓋門まで戻し再び佐保川近くを進む。水門跡を過ぎて鉄道公園?を右手に佐保川を渡れば船橋商店街。
途中東に入り茶道発祥の地称名寺を左手に見ながら、奈良女子大南にある商店街へ。

22_ここいらでコーヒーでもと、商店街にあるビルの二階の喫茶店でチョット一服。とても怪しげな狭い階段を登った右のドアを開けると・・・
これがまたスゴいお店で、狭くて細長い店内にはクラシックのアナログレコードが一杯。
それを高級オーディオセットで聞かしてくれるのです。

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マッキントッシュのプリとパワーのセパレートアンプでイタリアソナスファーベルのスピーカー、アマティ アニヴァーサリオをドライブします。
とても人間味有る響きにコーヒーが相まって疲れがスーッとひいていく感じ。
入る時はちょっと怪しげ、が、帰る時には「また来よう」に変わっていました。

これで奈良阪散歩終了です。

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2011年1月 9日 (日)

ピチピチ加太の鯛 三枚おろしに挑戦

鯛を2匹頂きました。40cm近くあるんよ。
尻尾が尖ってるのが天然の証し。潮流早い紀伊水道でY氏が釣った直送。
取りあえず三枚おろしに挑戦。付け焼き刃のにわか板さんに変身!

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このサイズの魚を捌くのは初めて・・・不安。
大事なのは下ごしらえ。鱗取りはすごい重要!!

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大きい魚でも基本は同じ。エラ切りからワタ出し。家の碌でなし出刃包丁では難儀や 

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(¨;)、やっと三枚におろし終えたら、骨には沢山の身が残っていて・・・ (-.-;

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ま~~っ、にわか板さんやからこんなモンか。。
皮引きが以外と難しい。もっのスゴく脂がのってて、調理中も大変だったんやけど。お刺身を醤油にチョイとつけただけでパッと花開く油の花火。
身も締まりさすが加太沖の鯛

潮汁は身が残りすぎたアラと、広川町で海水から作った天然塩だけでシンプルに。
白胡麻をパラリと振りかけ、、、生姜が有ったらもっと良かったんやけど。
身沢山のアラと共に美味しく頂きました (^^)V

今回初めて鯛を捌いたんやけど、結構重労働。
鯛だけにとってもタイ変やったです・・・ (;^^)ヘ..

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2011年1月 3日 (月)

冬空に紅葉 京都市は相国寺門町「杣屋」

明けましておめでとうございます
ピョンピョンと跳びはねる勢いで今年も頑張りたいとおもいつつ。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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今回年頭にご紹介するのは・・・京都のお店。
実は年末に寒空の京都を歩いてきたのです。
真冬の寒さなのにまだこんな風景が・・・

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_2 紅葉です。

しかも黄色から紅色まで。

思わず「秋やね~っ」そんな感じです。

さて、お蕎麦屋さんですが。
京都市右京区相国寺門前町にある「杣屋」さん。
ここのお店は何故か妙に惹かれるんです。
女将さんが打たれるお蕎麦を頂くのは町家を利用した小さなお店、地域密着型のお蕎麦屋さん。
この日も前回同様夜の訪問となりました。

「今晩は」と行って座った私を憶えていてくれて。。
初訪の猛暑とは打って変わった寒さ。
思わず「焼酎のお湯割りをお願いします」

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突き出しは生湯葉。お醤油と山葵で・・京都やね (^.^)
お酒を頂きようやく体がほぐれて行きます。

湯葉をアテにもう一杯お湯割りをお願いして・・・
前回同様お蕎麦の話となり、今日は「北海道○×△」。とのことですが・・・忘れてしまいました (;^^)ヘ..

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暫しするとご近所のご婦人が訪れて。お二方の会話を楽しくお伺いしながらお蕎麦を頂きました。
この店は鬼皮を入れず抜き身の挽きぐるみ。

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女将さんの言われるようにやはり作柄なのか、前回より少しばかり甘味が控えめのようで。

Photo_6 それでも美味しく頂き、電車の時間を気にしながら出町柳へ向かいました。
またもや長居してしまったようで・・

これでこの日の幸せ終了です。

杣屋

お店は→京都府京都市上京区相国寺門前町670-1
電話は→075-213-2558
営業は→11:45~15:00 17:30~21:00(夜は土日のみ)
お休み→不定休
最寄り駅→地下鉄烏丸線鞍馬口駅 徒歩約15分。

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