« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年5月

2011年5月22日 (日)

周山街道で見つけた! 京蕪庵

京都と福井を結ぶ国道162号。この道は周山街道と呼ばれ、沿道に見るのどかな風景はどことなく懐かしさを感じるんよ。。

1_

この周山街道沿線には美山の「たけよし」、「きたむら」、「蕎麦の実」や福井に入ると道の駅の「よってっ亭」とお蕎麦をいただけるお店が結構有ります。
これらに続くお店発見!! ニューお蕎麦屋さん「京蕪庵」(きょうぶあん)です ヾ(^v^)k

2_

小さな店内には相席大テーブル、その奥にはオープンエアのテラス席があるんよ。で、チョット風があるけどテラス席やね。
目の前に広がる田圃の向こうには山並みが連なり、耕耘機を運転する農家の方も田植えの準備に余念が無く。のどかやね~。

3_

4_「天麩羅とざる蕎麦」をお願い。揚げ蕎麦を摘みながらお茶を飲んで「ノ~ンビリやわ・・」だんだん風が強くなってやっぱり寒かった (;^^)ヘ..

5_p1010554

ボートするには丁度良い間合いを置いてお蕎麦登場。

6_

色白加減のお蕎麦は比較的カッチリ感がある物で二八でしょうか?
いつもの通りお蕎麦だけをすすり上げると、噛みしめた後にフワッと香りが追いかけてくるようで。
歯応えもあり適度なコシで滑らかな舌触り。結構ええんちゃうの。

7_

やっぱりこの季節、コゴミが入ってます。薩摩芋に南京は定番で、この裏にちゃんと海老も隠れてます。
衣には少しばかり甘味を感じつつ、それでもサクッと感有る歯応えに海老のプリッと感も有ったんよ。
ちゃんと天麩羅用のお塩も付いて、これをお蕎麦にも使えるから 嬉!

8_

今年3月に開店したようで、周山街道のお昼の定番になってくれたらと思うような、そんなお蕎麦屋さんなのでした。
追伸:納豆餅も売りです(よろしく)

京蕪庵

お店は→京都市右京区京北下中町町田15-2
営業は→11:00~17:00
電話は→0771-54-0030
定休日→火曜
最寄り駅→・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月20日 (金)

小さな町歩き 奈良市は髙畑散歩

今回の髙畑散歩は奈良市写真美術館からもう一足延ばして白毫寺(びゃくごうじ)まで行ってみることに。

1_p1010498

髙畑、奈良町から一変するその風景はケーキ屋さん・カフェなどが点在する洒落た雰囲気の散歩道。
その通りの南に二筋並ぶ道。こちらでは古い町家を所々に見ながらの散歩が楽しめます。

2_p1010499_23_p1010504

4_ 二筋目には気になる不思議な所があって、その名も「頭塔(ずとう)」。
偶然にもこの日一般公開(有料)されていました。
説明によると墳墓の類とは違いお寺にある塔と同じものだそうで、中心には仏舎利が修められているらしい。

5_6_

ようやく謎が解明した今回の町歩きです。

7_

ここら辺りから商店が少なくなり、、、

8__29_

いよいよ奈良市写真美術館。

10_

毎回思うのですがモダンなのに和を感じるこの建物は素敵です。
6/26までは山辺・宇陀・吉野を撮影した作品が並ぶ入江泰吉 大和路巡礼Ⅴが開催中。
私の後から回る年配の方達から「これ、家の近所や!、この子供誰それ君やで・・」。
奈良の生活や風土、風景を生涯撮り続けた入江泰吉、この人の写真は奈良・・いえ昭和が分かる気がする。

11_

美術館から新薬師寺の前を通り過ぎ白毫寺へ。

13__214__215__2   

道は高畑町から白毫寺町に入り「かつて茅葺き屋根だったろう」、そんな農家造りが目立ち始め。奈良盆地東山手の高台にある畑・・なので髙畑。。。そんな事を思いながら。

16__217__218__2

白毫寺は更に坂を登った所にあり、山門から石段を登り振り返ると信貴・生駒山系を一望に見渡せ、その裾野に広がる奈良盆地は春霞にかすんでいました。

19_

白毫とは大仏様の額にある丸い印を指します。
阿弥陀如来座像や閻魔王など重要文化財の仏像が7体も有るのですが、天然記念物の五色椿や白毫寺椿に加え、楓が効果的に配置されたお庭も素敵です。
(注:兵庫県にも藤で有名な白毫寺が有ります)

20__221__222__2

  これは秋もエエやろね・・・

23_ 奈良町まで足を戻してコーヒーでチョット一服。
昨年初めて訪れた時に感じた光の使い方がとっても効果的。
カウンターの写真がまるで光を発しているような。

24__225__2 

優しく香るコーヒーで疲れを癒し、、駅に向かう道にはいつしか斜陽が差し始めていました。

26_

入江泰吉記念 奈良市立写真美術館

白毫寺

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月 6日 (金)

そうだ!京都へ行こう・・「花もも」でお蕎麦

11_

春の風景が残る鴨川を眺めながら、御苑の新緑を抜けて・・花ももでお蕎麦を頂いてきました。

12_ 今回3度目は初めて夕食でのお伺いです。
ビールと当然外せない鴨ロースはもちろん、もう一品は「板わさ」に。そして〆には残り二食分の一の田舎を取り置きしてもらい。

1_ 突き出しは筍の鰹節和え。これが結構美味しい(お代わりしたかった)。
板わさ、結構お酒に合うんです。チビチビかじりながらお酒を頂く。日本酒はもとよりビールや焼酎にも。ただ、ほぼ一本の蒲鉾が出るお店が有るので注意 (^_^)
続いてお待ちかね鴨ロースも。前回の浸けタレがかけタレになってて。

2_

そのタレが染みた刻みネギをのせ、マスタードを少し付けて。歯応え軟らかく、ジュワッとしみ出る香味がビールに合います。
あと少しで読み終える司馬遼太郎を片手に、、、、板わさ、鴨、筍、ビール。し・あ・わ・せ (;^^)ヘ..

3_

さて幸せの第2弾「田舎蕎麦」。当然ですが、まず幾筋かを手繰り(いえ、ビシコシ蕎麦は何本かを摘み・・という方が)そのままで。
甘皮を挽き込んだ特有の風味は少し薄いんやけど噛みしめるうちに香り立ち、これ十分アテなのよ(失礼)。

4__up

添えられたお塩をほんの少し摘みがけすると甘味が増して。お塩で・山葵で・そしてお汁の出汁の香と共に。幾通りかの楽しみが潜んでいる田舎蕎麦なのです。
御主人曰く少し細くしたとのこと。そういえば平切りの幅が少し細くなったような。
ビシッゴシの噛み蕎麦は色黒で野趣溢れる風味。

電車の時間が気になり帰り際のお喋りもそこそこで申し訳ありませんでした。
次回はゆっくりとお話を伺いたく・・・

5_

これで本日の幸せ終了です。

花もも

お店は→京都府京都市中京区丸太町麩屋町西入る
営業は→11:00~14:30 17:30~20:00
電話は→075-212-7787
お休み→月曜・日曜夜
最寄り駅→地下鉄丸太町・京阪三条

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年5月 4日 (水)

満開の野田藤 信達散歩

保存会のHPによると、今年は寒さのせいもあって藤祭りには5・6分咲きだったようで、4月末頃には8分から満開との事。
そんな加減で一般公開は5月1日まで延期され、ラッキーにも見逃すことに至りませんでした。
昨年に続いて今回ライトアップされる夕刻に時間を合わせてのお花見です。

1_p1040615 灯ともし頃ともあってお客さんは少なく、保存会の方達の姿もチラホラ。
ただやはり藤の花は満開のようです。

近づくと藤の香りがフワーッと漂い、道路沿いに伸びた枝にも・・・

2_p1040621_2

ここの藤のすばらしさは一本の木から這い出した枝が棚を這い、とても沢山の花房を付けることです。しかもかなり長い房で見応えがあります。

3_p1040596

昨年から一般にも開放された花見台からは、眼下に藤色の雲を見るがごとく広がり。

4_p10104834_p1040601

下から見上げると房の波が藤色のシャワーのようで。

5_p1010492

イベントが終わった中庭はひっそりとして、落ち着いた美しさを醸し出します。

6_p1010486

陽もかなり沈み入る頃には灯りに照らし出される藤がヤンワリと赤みを差し、また違った表情を表し始めるのです。

7_p10406048_p1040612

鮮やかな藤色からホンノリピンク色に染まる様を楽しめるのは夕刻前に訪れた特権かも知れません。

9_p104061810_p1040623

暮れなずむ熊野街道には灯りが点り、もう少しすると幻想的な宿場町と化すのでしょうね。

11_p1040630

尚、泉庵さんはこの日臨時休業でした ( ^.^)( -.-)( _ _)

熊野街道信達宿 藤保存会

場所は→大阪府泉南市信達牧野1338
期間は→4月後半(HP確認)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »