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2011年5月20日 (金)

小さな町歩き 奈良市は髙畑散歩

今回の髙畑散歩は奈良市写真美術館からもう一足延ばして白毫寺(びゃくごうじ)まで行ってみることに。

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髙畑、奈良町から一変するその風景はケーキ屋さん・カフェなどが点在する洒落た雰囲気の散歩道。
その通りの南に二筋並ぶ道。こちらでは古い町家を所々に見ながらの散歩が楽しめます。

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4_ 二筋目には気になる不思議な所があって、その名も「頭塔(ずとう)」。
偶然にもこの日一般公開(有料)されていました。
説明によると墳墓の類とは違いお寺にある塔と同じものだそうで、中心には仏舎利が修められているらしい。

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ようやく謎が解明した今回の町歩きです。

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ここら辺りから商店が少なくなり、、、

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いよいよ奈良市写真美術館。

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毎回思うのですがモダンなのに和を感じるこの建物は素敵です。
6/26までは山辺・宇陀・吉野を撮影した作品が並ぶ入江泰吉 大和路巡礼Ⅴが開催中。
私の後から回る年配の方達から「これ、家の近所や!、この子供誰それ君やで・・」。
奈良の生活や風土、風景を生涯撮り続けた入江泰吉、この人の写真は奈良・・いえ昭和が分かる気がする。

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美術館から新薬師寺の前を通り過ぎ白毫寺へ。

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道は高畑町から白毫寺町に入り「かつて茅葺き屋根だったろう」、そんな農家造りが目立ち始め。奈良盆地東山手の高台にある畑・・なので髙畑。。。そんな事を思いながら。

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白毫寺は更に坂を登った所にあり、山門から石段を登り振り返ると信貴・生駒山系を一望に見渡せ、その裾野に広がる奈良盆地は春霞にかすんでいました。

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白毫とは大仏様の額にある丸い印を指します。
阿弥陀如来座像や閻魔王など重要文化財の仏像が7体も有るのですが、天然記念物の五色椿や白毫寺椿に加え、楓が効果的に配置されたお庭も素敵です。
(注:兵庫県にも藤で有名な白毫寺が有ります)

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  これは秋もエエやろね・・・

23_ 奈良町まで足を戻してコーヒーでチョット一服。
昨年初めて訪れた時に感じた光の使い方がとっても効果的。
カウンターの写真がまるで光を発しているような。

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優しく香るコーヒーで疲れを癒し、、駅に向かう道にはいつしか斜陽が差し始めていました。

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入江泰吉記念 奈良市立写真美術館

白毫寺

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