小さな町歩き 梅花藻の里 中山道「醒ヶ井宿」
梅雨が明けた途端にやってきた真夏・・
涼を求め清流の湧きいずる里「醒ヶ井」を歩いてきました。
刺すような日差しの中、緑の田を涼やかに風がながれます。
ここ醒ヶ井はとても小さな宿場町。大宇陀や信達のように古い家並みが数多く残る所でもなく。
が、名の通り「目の覚めるような鮮烈な水」が湧き、川となって街道沿いに流れているのです。
その地蔵川。加茂神社脇にある居醒めの清水に端を発し、十王水・西行水を取り込みその距離僅か約1.2Km。
短い距離ながらその清らかな流れが育む梅花藻がそろそろ見頃。
金魚藻の仲間と思いきやキンポウゲ科の植物で、名の由来は花が梅に似ている事。
川筋には沢山の木が植えられ、その木陰が水の冷気と共に涼感漂う空間を作り出します。
短い距離をゆっくりと、ゆっくりと散策すれば・・
こんなお店で一休みも出来て。
別のお店は自然エネルギー!
この他にイモ皮むき水車も有って。昔から自然の力を上手に利用していました。
醒ヶ井は梅花藻以外にも花が一杯。地域でおもてなしを感じます。
昼下がりの町はひとまず観光客が遠のき、静けさが戻ってきたのでしょうか。
梅花藻に負けず劣らず、水面に姿を写す花。今回は梅花藻以上に他の花に気を取られ・・
醒ヶ井は、梅花藻の里より花の宿場と言う名がお似合いと感じたのでした。
中山道のすぐ横に東海道本線が走り、かつての物流の要衝を感じながらこの地を後にしました。
醒ヶ井の最寄ランチ
醒ヶ井水の宿駅(えき)ランチバイキング
お店は→滋賀県米原市醒井688番地10
醒ヶ井養尊場
場所は→滋賀県米原市上丹生
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