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2012年3月 4日 (日)

老舗の風格を見た 東京は神田やぶ蕎麦

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神田と言えば明神下 銭形平次を思う私 ・ ・ ・


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この日、神田やぶ蕎麦を訪れる機会に恵まれました。


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ここはお蕎麦を語る以前に、その存在感が魅力的。そやけど、何より素敵なのは店内に響く花番さんの声。

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開店まで庭先で待ってたら、寒いので店内でお待ち下さい

出口を開けて頂き入った店内は、庭を臨むお座敷やテーブル席が有って、結構な広さにビックリ。

神田藪は門を入って右手が待合のある入口。左手が出口となってるんよ。
一番奥の角にある二人掛けに収まり、開店時間までのひと時に品定め。

注文を済ました頃にはお客さん襲来で、
いらっしゃ~い~~~~~(消) いらっしゃいませっ 」

抑揚を押さえた調子は仏教の声明みたいで、 長~~い語尾は自然に耳から離れゆく。

声帯を締め加減で発してる声が、まるでモンゴルのホーミーを思わせます。

それがお客さんの出入りの度にランダムで響き渡り、何とも心地よいBGMなんよね。


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ビールの合間に 合い焼 を摘み、本に集中しようとするんやけど。。でけへん。スーッと耳に入ってきて、心地良さに意識が遠のく感じや σ(^^)


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ボチボチ蕎麦前終了の頃、、そや、せいろ覚えてるやろか・・結構お客さんも増えてるし。
でもその心配は杞憂に終えました。絶妙なタイミングでせいろ配膳!


  エッ見てたん!!


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お客さんで賑わう広いお店の片隅で、本を片手にビールを飲む私の存在をちゃんと把握してます。

蕎麦湯を飲み終え、帳場でお勘定を済まして送られた声は、



「有難う存じま~~~ス~~(消)」。

プロフェッショナルを感じながら駅へ向かいました。


神田やぶ蕎麦

お店は→東京都千代田区神田淡路町2-10
電話は→03-3251-0287
営業は→11:30~20:00 (LO 19:30)
お休み→1月の幾日(HPで確認)
最寄り駅→地下鉄淡路町・神田・新御茶ノ水

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