« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月

2012年12月28日 (金)

浅草でイイ店見~つけたっ 丹想庵で酒蕎麦

私、東京では浅草に宿を取ります。

1__2

目的はスカイツリーでも浅草寺でもなく、「おざわ」で酒・肴・粗挽き蕎麦を楽しみたい・・

2_

のはずが・・・・まっ、まっ、まさかの3連敗。(;。;)

で、浅草寺北の丹想庵に。表は割烹を思わせる・・

4_5_

落ち着いた大人の居酒屋さん的設えなんよ。
各席に用意される膝掛けは粋やね。
先ずは黒ラベル。お通しは春菊と塩辛の白和えと揚げ蕎麦。

3_

本日の酒肴に選んだのは「山葵盛り 漬け・海苔・味噌」、そして「鴨ロースぬた」。

6__2

山葵もりは三種の味を楽しめて、胡瓜が無くなっても十分お酒OKなのです。
気になるのは厚めに切られた鴨ロースにぬたが添えられた一品。

7__2

ほう~、こんなんもアリやね。
意外な組み合わせやけど、ぬる燗でいきたくなる。

それでは。。焼酎蕎麦湯割り (^_^;

8_

良い下仁田が有ったのでと出して頂いた一品。
葱の優しい甘味がフンワリと広がり、思わずお汁も飲み干しました (;^^)ヘ..

さあ、満を持してのお蕎麦は「もりと田舎の2種盛り」。

9_2

これ結構ボリューミーや! 先ずはせいろから

10_

なかなかのベッピン蕎麦で優しさを感じるしなやかさ。
でもピシッと一本通ったコシと、フワッと広がる風味。

11__3 せいろとはイメージを一転。

黒ポチ混ざる平打ち田舎は、ダイナミックで野趣溢れる面持ち。その野性味が噛みしめると口の中でパキッと目覚めるんよ。

明らかに酒屋の傍ら蕎麦ではありません。
キッチリと仕上げられたお蕎麦は素敵でした。

12_

これはエエとこ見つけたと思いながら・・
お店を後にしたのでした。

13_

浅草 丹想庵健次郎

Photoお店は→東京都台東区浅草3-35-3
電話は→03-5824-3355
営業は→11:30~14:00
      17:00~20:30(LO20:00)
お休み→日祝
最寄り駅→各鉄道 淺草駅

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2012年12月24日 (月)

大阪発祥 東京は室町砂場蕎麦

更科・藪に並ぶ江戸三大蕎麦の一つ砂場。
大阪城築城の折、砂置き場に集まった津国屋・和泉屋等の蕎麦屋を砂場蕎麦と呼んだ。
後に江戸で大和屋が大阪砂場蕎麦と称して営業を始めたようだ。

室町砂場に行ってきました。
東京駅から徒歩15分程度と以外に近い。
池ノ端藪と似た佇まいが迎えてくれる。

抑揚を押さえた「いらっしゃい~~」という声が、チョット神田藪を思わせるんよ。
お座敷でも良いとの事で失礼して (^0^)

先ずはビールと共に焼き鳥をタレで。

1_

突き出しは練り味噌と違い梅クラゲ? そして焼き鳥が旨っ!これ鴨焼に負けへん!

2_

お蕎麦は別製が更科粉、もりは1番粉とあります。
ここはやはりもりでしょう。

3_

一番粉とはいえかなり美人蕎麦。逢いたかった~っ!

4_ 中細の麺は絶妙バランスに打たれ、キチッとした歯応えと瑞々しい舌触り。
この嬉しい食感に遅れず香りが追いかけてくる。

汁浸け用に少しだけ残すつもりが・・食べきってしまうとこやった (..;)

5__2

チョット盛りが薄めやけどさすが
蕎麦湯で締めて幸せ終了です。

追伸:夜に立ち寄った尾張屋支店で相席させて頂いた紳士談では「砂場の盛りは昔もっと少なかった」らしい。

室町砂場

Photoお店は→東京都中央区日本橋室町
      四丁目1-13
電話は→03-3241-4038
営業は→11:30~21:00(LO20:30)
     土曜11:30~16:00(LO15:30)
お休み→日祝祭日
最寄り駅→地下鉄銀座線三越前
       JR新日本橋・神田

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2012年12月15日 (土)

ドラマ監修?? 丸太町麩屋町西入る花もも

平成25年1月3日、時代劇専門チャンネルにて「鬼平外伝 正月四日の客」が放送される。
池波正太郎の「にっぽん怪盗伝」の一つをドラマ化したもので、毎年正月四日にだけネズミ大根を使ったとんでもなく辛い蕎麦を出す本所枕橋の「さなだや」という蕎麦屋が舞台となっている。
池波自身も蕎麦酒が好きで、鬼平犯科帳でも蕎麦屋で酒を飲むシーンが随所にある。

1_2_

別に番宣と違うんやけど、花ももの御主人が蕎麦打ち等の演技指導を行ったんです。
鬼平を知り尽くしたスタッフやから、蕎麦打ちのシーンにも拘りが有るんやろね。

さて、既に残り紅葉となった京都に出かけてきました。最盛期を大きく逃しての訪問。

3_4__2

5_

お店に入った時目を引いた大きなポスター。
鬼平のドラマが有るんやくらいに思ってたんやけど、詳細は冒頭で伝えたとおり。

6_

焼酎蕎麦湯割り! (寒かったし。)
で、これはいつも通りの「鴨ロース」、それにアゲの焼いたん!!と、後で田舎ね

7_

こちらの鴨ロース、この日は柚子胡椒。

おアゲさん大好きの私は家でも生姜醤油で酒アテ。

9_

10_up

そしてメインのお蕎麦。信州出身の御主人が打つ田舎は滑らかで、且つ挽きぐるみの風味を感じ、まるで木曽谷でお蕎麦を頂いているよう。
ガチッとしたコシにツルンとした舌触りがどことなく素朴さを感じるもので、花もも的信州蕎麦なんやろね。

11_

いつも通りほろ酔いで出町柳に向かいました。

12_

焼酎3杯飲んでしもたわ・・・

花もも

お店は→京都市丸太町寺町西入るすぐ左手
電話は→075-212-7787
営業は→11:00~18:30(最終入店)
お休み→月曜(祝日営業)
最寄り駅→京阪神宮丸太町・地下鉄丸太町0.7km
駐車場→近くにコインP有り

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年12月10日 (月)

京都でお気楽 昼下がりのお一人様酒蕎麦 藪そば

1_ 女将さんがエエ、大将もエエ、お蕎麦もエエ。
そして酒飲みの心も掴んでるんがエエ。
そんなお蕎麦屋さんが京都にある。
「西洞院通中立売上る」にある藪そば

2_

この日有名料亭の御主人と奥様の掛け合いが楽しくて、開けた本をすぐに閉じてしまいました。
神田藪蕎麦も花番さんが発する心地よい響きに本を閉じたのですが、ここは別な意味で本を読めません。(^0^)

3_

まず、ビールと出汁巻き。突き出しは切り干し大根の煮付け。オマケが菜の花のお浸し。

4_

出汁巻きは極薄味。添えられた大根おろしに好みで醤油を掛け、チョイと載せて食べるんよ。

5_

思わず熱燗、そう言いそうになったのを押さえて天ざる!(ここは焼酎ありません)
お酒も美味しいのですが、お蕎麦もまた美味しい。

6_up

マッタリ感が有って、ゆったり感が有って、知らず知らずに時が過ぎて行くよう。

7_

ホンノリとほろ酔い加減でお店を後にしました。

7__2

これでこの日の幸せ終了です。

追伸:奥様、申し訳ありません。
   今回もミカン持ってきませんでした (_ _)
   (重いし・ ・ ・ ・)

藪そば

お店は→京都市上京区西洞院通中立売上る三丁町448-3
電話は→075-441-6059
営業は→11:30~20:00(土曜15:00)
お休み→日曜
最寄り駅→地下鉄今出川駅

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年12月 4日 (火)

今期営業終了 滋賀県はマキノ町「自游庵」

この夏発見した自游庵
土日のみの営業で冬期休業の店、2度目は今期終了前日の訪問となりました。

1_ 湖東は楓系の赤い紅葉のイメージですが、湖西・湖北は雑木林の黄色や茶色が多い。
ただメタセコイヤ並木は既に赤くなりつつありました。
この道は四季折々の表情を見せる。

2_

お店は長閑な風景に包まれ、ゆったりと時間が流れてるみたいや。

3_

4_ この日はお客さん一杯。なので玄関にある番号札を取ります。
札は人数分。4人で行ったら札4枚。お蕎麦の残りを確認するみたい。

5_

お蕎麦は気になってた生粉打ち田舎をお願い。
+600円で真鴨の汁に変更出来るみたいやけど売り切れやった。

6_

前回食べたせいろほぼ九一位やけど、田舎十割
黒ポチ混ざる表情は田舎を十分楽しめ、僅かに荒目挽き加減やろか。田舎好きな人にはエエ感じ。
食べ始めると8割をお蕎麦だけで頂いてしまう勢い。

7_up

お出汁の香りを楽しみ、サラッとした蕎麦湯を頂いて、、
来年3月16日のオープンを忘れないようにと思いながらお店を辞しました。

8_

これでこの日の幸せ終了です。

自游庵

Photo お店は→滋賀県高島市山中465-1
営業は→11:30~無くなり次第
お休み→土日以外と冬期
駐車場→5~6台

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »