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2013年4月

2013年4月24日 (水)

お初なのに久し振り 大阪は難波米印「芦生」

閉店(2017 . 2)

かつて河内長野駅近くの細い道沿いにあった芦生。

当時寒晒し蕎麦という関西では耳慣れないお蕎麦を出すお店でした。
それは冬場の冷たい水に蕎麦米を晒して、エグ味を抜き甘味を残す蕎麦。
江戸時代、信州高遠や諏訪地方が将軍家に献上していたようです。
"なんこめ"に移転後初めて訪れました。

先ずはビールから・・・
アテにはこの日のお勧めホタルイカと出汁巻きを。

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これが甘くて酢味噌無しでもOK!

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出汁巻きは摘まむとホロッと崩れそうなフワンフワン。
お味は優し~~い感じで、+お醤油がエエわ。

「この時期だけやけど」と出してくれた土筆の炊いたん。
ホンノリと春の息吹を感じるんよ。

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チビチビやってると今度は「"おから"なんやけど」、これがまたお酒に合います。
まるで京都の藪そばに座ってるみたいな酒心地。
何れもお母さんのお手製。

さて締めのお蕎麦。
あえて寒晒しでは無くもりをお願いしました。

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蕎麦殻を取り甘皮を残した抜き実挽きぐるみの色濃い蕎麦肌はしっとり感。
極細打ちが多い昨今、これで太く感じてしまうんよね。
でも見た目よりしなやかで、口に入れるとフンワリと香り、噛みしめると香ばしさが広がります。

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お汁は中辛タイプで、舌の上で転がせば昆布とカツオが顔を覗かせる関西人好み。
少しトロ味加減の蕎麦湯を楽しんで・・
次回は久し振りに寒晒しをと思いお店を後にしました。

これでこの日の幸せ終了です。

芦生

お店は→大阪府大阪市浪速区難波中二丁目10-25
電話は→06-6644-2751
営業は→11:00~15:00 17:00~23:00
      土日祝 11:00~23:00(何れもLO 22:00)
お休み→無し
最寄り駅→南海なんば駅徒歩3分

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2013年4月15日 (月)

遅まきながら・・

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お花見をしてきました。

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八重はまだ綺麗です。

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桜以外にも色んな花が咲いていて。

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見たこと無い花も有ったりして??
若葉も元気良い。

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いずれアヤメかカキツバタ。
これは多分・・・花菖蒲

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咲いた、咲いた。

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ダム湖一周だけで無く
五つのハイキングコースも有って・・

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永楽ダム

大阪府泉南郡熊取町久保2921
南海ウイングバス成合口下車、徒歩20分
駐車場:有り(桜祭り時は有料)

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2013年4月 6日 (土)

小さな町歩き 京都は北山 上賀茂の社家町

上賀茂神社と下鴨神社。二社とも賀茂氏の氏神社なのですが、"かも"の字が違うのは何故?
正式にはそれぞれ「賀茂別雷神社」、「賀茂御祖神社」といい、いつの頃からか通称に下鴨神社という字が使われるようになったとの事。

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そんな上賀茂を歩いてきました。

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地下鉄烏丸線の北山駅から社家町を目指す途中の住宅地、かつては畑が広がり賀茂茄子などが作られていたのかも知れません。

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やがて明神川縁に現れる樹齢500年の大楠木。
ここから上賀茂神社に向いて社家が建ち並ぶ。
かつて代々上賀茂神社の神官等が居を据えた社家、江戸時代には300軒程あったが今は1/10程度が残り重伝建に指定されています。

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社家は川から水を宅内に引き入れ、禊ぎの場を設けるなどしていたようです。

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その中で一般公開される西村家別邸。曲水の宴を開いた地泉回遊式の庭園を見ることが出来る。

6_ こんな優雅な一時を楽しめる家に住んでいたら、緩やかでのんびりとした生活を過ごせたのかも知れません。
流れを活かした庭造りは滋賀県のかばたにも似ているかも知れません。

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上賀茂神社へ至ると流れのある境内に朱の門が有り、この日上賀茂神社では結婚式がありました。
境内には下鴨同様川が流れます。

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上賀茂から東に深泥が池を目指します。

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池に繋がる湿地が広がり、特有の植物が自生しています。

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池の周辺には遊歩道??的な小道も有り、散歩を楽しむ一も見受けられました。

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初めて訪れた上賀茂界隈、住宅に埋もれそうでもまだまだ京都が残っているのですね。

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