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2013年5月

2013年5月27日 (月)

戒壇堂とお蕎麦 奈良市は喜多原

ある晴れた日に奈良を訪れました。

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お日様と新緑が眩しくて・・・

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5_ 以前知事公舎から衣水園前を抜け大仏殿に至る途中に大きなタヌキが目印のお蕎麦屋さんが有りました。
よし川というお店で、確か陶芸をされている方のお店だったかと思います。
場所柄春の連休や桜・紅葉の頃などはかなり混雑しておりました。

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今は喜多原という名前になり、新たな方が営んでおられるようです。
久し振りにタヌキの横の暖簾を潜りました。

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天ざるをお願いしたのですが、天ぷらが素敵です。
種類もあって結構なボリューム。
仕上がりもサクッと感が残りエエ感じだと思います。

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お蕎麦は細打ちで黒ポチが混ざり、香りは密やかに慎ましく広がります。

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昼下がりのお店には様々なお客さんがお蕎麦を楽しんでおられました。

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お昼を済ませ戒壇院へ訪れました。

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焼失後戒壇堂と千手堂が復興された東大寺末寺。

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光と影のコントラストが素敵。

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小さくても凛と佇んでいました。

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喜多原

お店は→奈良県奈良市水門町50
電話は→0742-22-0448
営業は→11:00~16:00
お休み→火曜日
駐車場→無し
最寄り駅→近鉄奈良駅徒歩20分

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2013年5月21日 (火)

小さな町歩き あおによし山辺の道で花散歩

青丹よし 奈良の都は咲く花の 匂うが如く今盛りなり

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奈良から桜井へ続く山辺の道。
春には花を愛でながらの素敵な散歩。

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そのほんの一部、髙畑から白毫寺を歩きます。

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髙畑はその名の通り高い所の畑と言うことでしょうか。

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5_ 住宅地の合間には結構畑が残り、農家の佇まいを見せる家も少なくありません。

至る所で綺麗な花たちが迎えてくれ、飽きること無く過ぎ去る時間。

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最近少なくなりました。春の田圃のレンゲ畑。

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折り返し地点は白毫寺(びゃくごうじ)。
山辺の道からはかなり高い所に有るお寺。

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境内からは奈良盆地が一望出来ます。

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椿や山茱萸(サンシュユ)等が咲き、中でも天然記念物の五色椿が珍しい。

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奈良三名椿の一つとして有名。

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因みに白毫とは仏様の眉間にある○です。

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新薬師寺を拝観して山辺の道を歩き、白毫寺でホッとする。そして帰りには奈良写真美術館で入江泰吉の写真を鑑賞。

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手軽に山辺の道を花と共に歩けるコース。

髙畑バス停から少し西に下ると・・
お蕎麦と天麩羅も美味しいお蕎麦屋さん「大喜多
奈良ニューウェイブ蕎麦の原点「
があります。

・髙畑から白毫寺

髙畑バス停から往復3.5km
JR・近鉄奈良駅から奈良町経由往復6.5km

新薬師寺
白毫寺
入江泰吉記念奈良市写真美術館

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2013年5月19日 (日)

田舎が更に進化 和歌山県白浜は「さいこう」

生育が早く80日程度で収穫が出来るお蕎麦は、土地や気候を選ばないため山間部などを中心に各地で栽培されていました。
米の代用食でしたが粟や稗などの雑穀とは別格で、ハレの日やお持て成しなどに打たれる事が多かったようです。
当然挽かれた粉を何度も目の違う篩いにかける事なく、蕎麦殻を挽き込んでいたのでしょう。
洗練された蕎麦文化を持つ江戸からすれば、農山村で食べられたお蕎麦を田舎と呼んだのかも知れません。
"蕎麦殻は食べ物では無い"というお蕎麦屋さんもありますが、田舎蕎麦の風味も中々のもので私は好きなのです。

和歌山の白浜にある「さいこう」へお蕎麦を頂きに行ってきました。

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初訪時には田舎も打っているが配合が難しい、そう言っていた女将さんやけど。。めざましい進化というか、すっかり田舎蕎麦ですよ。

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天せいろを田舎でお願いしました(+200円)。
この日の前菜はサラダです。

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見た目に野趣ある感じを醸し出し、一手繰りすればチョットしたエグ味と共に素朴な味が広がるんよ。
これで幸せ気分な私は田舎モンなんやろね (^^)

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せいろに比べ太めで平打ち加減のお蕎麦。
黒に加え赤・白ポッチリが混ざり、見るからに朴訥とした蕎麦肌は艶やかです。

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天麩羅は抹茶塩で。サクッとホクッとハフハフ。

主役はせいろやけど田舎蕎麦や土地柄うどんも用意!
辛汁は関西人に合うよう昆布の旨味でアレンジ。
御膳や丼セットも。白浜ランチには丁度良いかと。

デザートを頂きながら蕎麦湯を頂き・・・
この日の幸せ終了です。

PS:田舎は数量限定です

手打ち麺処 さいこう

お店は→和歌山県西牟婁郡白浜町1335-8
電話は→0739-42-3150
営業は→11:00~14:30 夜は予約で
お休み→日曜日
駐車場→お店前4台程度(少し狭いけど)
最寄り駅→JR白浜駅バス約15分白良浜

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2013年5月17日 (金)

ボチボチこの季節 大阪は泉南市泉庵でスダチ蕎麦

暑いわ! まだ五月やのに (-.-;
こんな時は泉庵でスダチ蕎麦。
鴨も好きやし天麩羅もエエけど、こんな日にピッタリなんはこれ。

それまではスダチ蕎麦~って感じやったけど、大阪のまき埜で物は試しと頂けば。。まさに夏蕎麦!
思わずファンとなりました。

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このも日迷わず速攻。

緑の輪郭が映える輪切りの酢橘がとても涼しげ。
先ずはお出汁から。

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鼻先をかすめる酢橘の香りで爽やか満開!
ズッと一啜りすると、冷たくてサワ~~ッと喉の奥に流れ込む一筋の滝。
加えて細打ちのお蕎麦が喉越しエエンよ。

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お出汁を最後まで飲み干して、
やっぱり夏場はこれやろね!!

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これでこの日の幸せ終了です。

泉庵

1 お店は→大阪府泉南市信達牧野832-1ブレスガーデン内
電話は→072-485-4108
営業は→11:30~15:00 18:00~20:00(冬21:00)
お休み→水・木曜
駐車場→ブレスガーデン兼用
最寄り駅→JR和泉砂川 徒歩約5分

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2013年5月14日 (火)

船橋商店街で本格お蕎麦 奈良市は和

一度夜にコースをいただきお酒を飲みたいものだ、そう思って何年たったのだろう。
このあたりを歩く日や時間帯が見事にお店の営業と外れていた。
今回ようやくここを目的に訪れたのです。

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そう広くない店内は少し暗めで、相席テーブルと奥にもテーブルがあるみたいなんよ。
お昼のミニ天丼セットがあるんやけど、先客は天丼を食べていて。それを見たからと違うんやけど天ざるをお願い。

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細目でしなやかに盛られたお蕎麦は、そのままで手繰るとフンワリ挽きぐるみを主張して結構ええ感じ。
チョット水切りが気になったんやけど嫌なものと違うんよ。
勢いツルツルといけるお蕎麦。
お汁はほんのりと出汁を感じ、僅か辛口の仕上げ。

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海老天はしっかりと端まで海老天。

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テーブルには可愛い花が置かれていました。

手打蕎麦処 和

お店は→奈良県奈良市北市中町51-4
電話は→0742-26-8000
営業は→11:30~14:30
お休み→火曜・木曜
最寄り駅→JR・近鉄奈良駅

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2013年5月 6日 (月)

ご対面 懐かしの名車達 有田川町の「牟三荘」

1_ これな~んだっ!

昨日和歌山県有田川町の牟三荘に行ってきました。
年に二三度公開されるコレクション。
往年の名車を見に往年の方々に加えて若い人たちも一杯。
民営の自動車博物館は懐かしい車の姿を求めてごった返しておりました。

トヨペットクラウンとトヨペットコロナ

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一般公募の愛称だったトヨペットはトヨタのブランドになり車名に冠されていたのです。いわばレクサスみたいなもので、今では販売系列の名称となっています。。
「いつかはクラウン」そう思いながらコロナに乗っていた人も多かった頃・・私はこんな車が好きでした。
本日のお目当てその1。

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一世を風靡したホンダSシリーズとトヨタSもたくさん。
奇しくも同名ながら対照的な両S800は時代を象徴したライトスポーツカーでした。

5_ ホンダS800はブリティッシュオープンカーで、直4DOHCに4連キャブとエンジン自体もスポーツカー。
ここには希少なS500S600、クローズドボディーのクーペタイプもあります。

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一方、トヨタS800は大衆車パブリカのエンジンをチューン。
流線型の優れた空力特性を持ち、軽量ボディーと相まり水平対向の水冷二気筒らしからぬ走りでした。
また愛称もエスハチとスマートなホンダに比べ、トヨタのヨタハチはどことなくヨタヨタ走るイメージが可愛かった。

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9_ 忘れてはいけない名車があります。
いすず ベレットGT
もう今はDOHCを誇示する車はありません (^0^)。

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ベレGミラーはミニのフェンダーにピッタリ、でも視認性が悪かった。
そしてダッツン(ダットサン)S310フェアレディー

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フェアレディーはダットサンから日産まで。

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そう言えば昔ダッツン310GXに乗っていました。
日本では殆ど売れなかったある意味希少車 (^0^)。

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マツダのUFO (^0^) コスモスポーツも2台。
さて本日のお目当てその2。

15_ 初代シルビア

ランチャ フルビアクーペやアルファGTVを髣髴させるデザインは、極限まで継ぎ目をなくしたボディープレス。

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見事なラインです。

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インパネは往年のヨーロピアンテイスト。ナルディークラシック似のステは雰囲気UP。

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シンプルなのにビューティホー!

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至福の一時でした。

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格納庫の壁にも色んな楽しいものが貼られていました。

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オート三輪ダイハツミゼット

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オートバイを三輪に改造し屋根と荷台を設置。
ピザの宅配に使っても面白いかも・・・

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若者が多い中、やはり永遠の少年が多かった。

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アッ、忘れるとこでした。冒頭のこれ何だはトライアンフ社のスピットファイアーでした (^^ゞ

牟三荘

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2013年5月 3日 (金)

小さな町歩き 奈良県天理市は山辺の道散歩

山辺の道は奈良と桜井を結ぶ古道ですが、天理区間には環濠集落の名残を残す竹ノ内や萱生があります。
今回はその天理駅~柳本駅間約11kmのお手軽距離を歩きました。

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天理駅からアーケード街を進み,天理教本部を抜ければ石上神社。いよいよ山辺の道へ。

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標識や石畳など整備された道は比較的緩やかな高低が続き歩きやすい。

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足を進めると満開の桜が迎えてくれます。
沿道には「水道自由にお使い下さい」ですって。

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そうこうするうちに道は竹ノ内に至るのですが、こんな高台の環濠集落は初めて。それもそのはず、奈良では一番高所にあるとのこと。

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堀は埋め立てられ一部のみが残されています。
堀端には桜が数輪残っていました。

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チョット寄り道で集落の中に入ると、道が折れ曲がったり行き止まったり、まるで迷路。多くの環濠集落は外敵に備えこんな構造なのです。
中世以降こういう集落が至る所にあったのでしょう。

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竹ノ内以外にも萱生という環濠集落が有り、やはり一部が道沿いに残る。

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さて足を山辺の道に戻し、長閑な風景を眺めながら本日のゴールを目指します。

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おくつろぎの猫の脇を失礼して・・

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石畳を下り桃の花を眺めながら。。

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いよいよ長岳寺。桜井までの中間地点。
トレイル青垣や お蕎麦屋さん千古など休憩や食事、土産物まで揃い、長岳寺では素麺を頂くことが出来ます。
天理・桜井間の南コース全走破なら中継点に、どちらかからのハーフコースなら終着点に丁度良い場所なのです。

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初めて歩いた山辺の道。熊野古道のような嶮岨さは無く、リタイアする場所も各所に有り、ユッタリ自分ペースで歩けるのがいいですね。

こうして柳本駅を目指しコースを外れたのでした。

山辺の道(南コース)
天理トレイルセンター

千古(不定休)

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