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2013年7月

2013年7月28日 (日)

朝から一杯やりたい 東京は文京区根津「鷹匠」

根津界隈には下町風情と共に面白い店が結構沢山ある。
車が通らないような狭い路地に、当たり前のように佇むパン屋さんや小物屋さん。
このお蕎麦屋さんも朝七時半から開いているおかしなお店なのです。
前回同様に朝ご飯、いえ朝蕎麦を頂いてきました。

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チョット早起きして一番客となりました。
細い路地のようなアプローチの奥に入口があります。

2_ 今回は是非酒肴をビールと共に頂きたいと思っていた「盛り合わせ」に「ビー・・・あっノンアル」 (;^^)
その盛り合わせとは・・・ジャーン!

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何とも素敵な景色ではありませんか。
ビール二本は絶対補償の七種盛り!!私なら三本いけます (^0^)
これで735円は思わず目もくらむ涙もの (;。;)
左から玉子焼き辛味おろし添え・板わさ・白菜漬け。そして味噌・若布・ちりめん山椒・牛蒡煮。胡瓜の酢の物まで添えられます。

ん?。。これって旅館の朝食に似てません?
味噌と若布は味噌汁、お蕎麦がご飯の代わり。
そう思うとちゃんと栄養のバランスを考えて出されているのですね。
(でもビール欲しい・・・)

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お蕎麦は前回の田舎に続いて二八せいろをお願いしました。

5_up

ざるの上に流々と盛られ、瑞々しく艶やかな蕎麦肌が綺麗。
一手繰りするとフンと香るお蕎麦は、噛み締めるとふくよかな味が舌に広がり、思わず箸がのびる三口四口。
微かに香る出汁の香が辛汁に花を添えるのです。

この店特有のゆっくりと流れる静かな朝の時間。
夜の営業が無いのがとても残念なお店。

これでこの日の幸せ終了です。

鷹匠

Photo

お店は→東京都文京区根津2-32-8
電話は→03-5834-1239
営業は→7:30~9:30 12:00~18:00
お休み→月・第1、3火曜休み
最寄り駅→東京メトロ根津駅

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2013年7月21日 (日)

人気店で蕎麦三種 奈良県は生駒市「山の神」

山の神という名前が印象的で、初めて訪れたのはもう何年前になるんやろ。
当時はまだ品数も少なくて、それがかえってお蕎麦への思い入れを感じたものでした。
(個人的には蕎麦屋の酒肴が欲しい所なんやけどね)

さて今回頂いたのは「みいろ」。
その名の通り三種の味で楽しめる何とも贅沢なお蕎麦。
鴨汁とろろに加え、ナメコor辛味おろしからもう一種。
お品書きとにらめっこをしながらウーンと悩む事無く、「みいろ」という一言で幸せを手に入れる事が出来るのです。

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ただどれから箸を付けるかに迷いますが (;^^)ヘ..
先ずはお蕎麦だけと一手繰り。

2_up

しなやかさに程良いコシを感じ、噛みしめるとフンワリ香る二八直球。
お蕎麦だけでもっと楽しみたいっ! でも三種蕎麦にも残しておかないと・・・

さあ、いよいよ次のステップへと箸を進めましょう。
おろしトロロには蕎麦汁を少量流し入れます。

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薄ピンクの辛味大根が同色の猪口に収まる姿は何とも可愛い。
お蕎麦でたぐり寄せるようにして啜り込めば・・程良い辛味が舌を刺激する。

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次にトロロ、混ぜ入れた汁の味が広がり、円やかに混ざる渾然一体。

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大好きな鴨汁は少量とはいうものの鴨肉が三切れ入り、これなら普通に一人前の鴨汁として使えそう。
コッテリさを抑えながらもコクはキッチリの味付けは私好み。

蕎麦汁は昆布の旨味が顔を現しながらも甘味を抑えた辛汁タイプで、旨さと辛さの融合はスッキリとした口当たり。

色々味わいながら最後に頂く蕎麦湯には、残しておいた辛味大根を混ぜたりしながら、ホ~ッ ・・・ 且つ鴨汁で楽しんで大満足。

1,200円で味わう至福。

これでこの日の幸せ終了です。

山の神

Photo

お店は→奈良県生駒市南田原町230
電話は→0743-79-9238
営業は→11:00~14:00(LO.14:00)
お休み→水曜日
駐車場→有り

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2013年7月14日 (日)

滋賀県道の駅鴨蕎麦1 大津市はびわ湖大橋米プラザ

道の駅ではお蕎麦を売りにするレストランが有りますが。
今回は、滋賀県で鴨蕎麦を出す道駅レストランに伺いました。

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琵琶湖大橋北岸にある道の駅びわ湖大橋米プラザ
蕎麦を売りにしてる駅では無いんやけど、鴨ねぎ蕎麦を頂く事が出来るんよね。

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店内からは琵琶湖大橋と対岸の守山の湖岸が一望。
琵琶湖の一番くびれた場所やからこそ。

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さて、ざく切りの葱と鴨肉が泳ぐ鴨ねぎ蕎麦。
まずお汁をズズッと一口。鴨南蛮とすればアッサリとしてライトなコクに仕上がってるんよ。
コク好きにはチョット物足りない感じやけど、結構まとまったアッサリタイプ。
お蕎麦は冷凍的食感で、ツルンとした舌触りでプニュンとした弾力。

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鴨肉はハム的風味(鴨叉焼みたいな・・?)。
でもこれが「これでご満足でしょうか」と言わんばかり。
7~8枚も入っててボリューミーなんよ。
癖が無く苦手な人でもOK鴨・・・

これだけの鴨で850円はリーズナブル。
鴨~~ン (;^^)ヘ..

続く・・・

道の駅びわ湖大橋米プラザ

場所は→びわ湖大橋西詰め
営業は→9:00~19:00(12~2月は17:00迄)

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2013年7月 2日 (火)

蕎麦掻き出汁巻き田舎蕎麦 大阪は松ノ浜「そば舎 中中」

当然そう来ればビールも頂きます。
あちこちにお気に入りのお店が有るんやけど、ここは比較的近くて通いやすいんよね。
静かにジャズが流れる店内は相席用大テーブルと小さなカウンターだけ。

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久し振りの電車訪問、チビチビとビールをやりながら本に目を落とします。

突き出しは海老の佃煮と蕎麦味噌。
これが中々美味しくて、近所の店やったらこれだけで中瓶一本やね。

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プレーンに仕上げられた出汁巻きはお出汁の風味が淡く広がるだけ。
添えられた大根おろしと醤油で自分好みにアレンジ。

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密度が有りそうやのにフワッと歯が入る。
蕎麦掻きの汁に浸けてもエエ感じやわ。

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フワモチの蕎麦掻きは山葵と共に口に入れるとフワトロに変わります。

いよいよのお蕎麦。
黒ポチ控えめの十割田舎、見た目は田舎の朴訥さを感じさせず。。
でもひとたび口にすると、フンッワ~リ・しっか~りとお蕎麦の主張を感じるのです。
あやうくお蕎麦だけで食べ終えてしまいそうになりました。

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残りは美味しいお汁で頂きます。
昆布の旨味をメインにして、鰹の華やかさは顔を覗かせる程度。
辛くないのに甘くない。味醂のしつこさも感じへん。
このバランスがとってもエエ仕上がり具合。

6_up

蕎麦湯は少しトロ味がかり、汁とのバランスがOK。
少し飲んでは少し足し,、最後には旨味だけが残る。

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会計時にお蕎麦には粗めの粉を入れてるんやろか?
「挽き込んだ玄挽きと抜き実のブレンドですが、抜き実は少し粗めに挽いてます」との事。
道理で・・・
こうやから中中は好きなんやろね。

柿の葉寿司などが付くお昼のおきまりは+200円。品数が増える夜のおきまりは+400円。

そば舎中

Nお店は→大阪府泉大津市二田町1-12-6
営業は→11:00~14:30(LO) 17:30~20:00(LO・金土日)
お休み→火曜日・第3水曜日
電話は→0725-33-6665
駐車場→1台(すぐ近くにコインP有り)
最寄り駅→南海松ノ浜駅徒歩1分

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