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2013年8月24日 (土)

小さな隠れ家でお蕎麦 和歌山市神前の「そば切り かなや」

うどん文化の色濃い関西も、京都を中心に古くから蕎麦文化が広がっていた。
そのせいか、今でも癖の無い色白更科系を好む人が多いように思う。
しかし、ここ20年程でニューウェイブと言われるお店が台頭し始め、近畿2府3県でも十割、粗挽き・田舎など様々な味を楽しめるようになった。
ただどういう訳か、残り1県の和歌山には未だお蕎麦を主役とする店が少ないのである。

1_そんな和歌山で江戸風手打ち蕎麦を楽しめる1軒が「かなや」。
僅か十数歩の短いアプローチから、引き戸を開けた店内に広がる小さな別世界。

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汁は程良く出汁香り、甘さ控えめでスッキリとした口当たり。
鬼皮を挽き込まない丸抜きのお蕎麦は、コシしなやかで舌触り良くフンワリ香ばしさが漂う。

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更科や変わりそば、極希にうどんまで打つ時がある。
うどんは別としても、レギュラーメニューである田舎も希なのが少し不満なのだが。
そこは昔ながらの白蕎麦文化が色濃く残ると言うことなのだろう。
ただ、幸運にも私はその両方の味を経験している。

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中でも鴨せいろはお気に入りの逸品。
四角いせいろと丸い鉢が並ぶテーブル上の景色は結構素敵なのだ。

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蓋を開けるとホンワリといい匂いを立ち上げながら鴨汁が現れる。

三つ葉が散らされていて、顔を近づけるとフンッと柚子の香が良いアクセント。

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蕎麦湯で割ってホッと一息つきながら店内を眺めると、神田やぶそばとはまた違った安らぎの空間。
まさに凝縮された素敵なのだ。
あっ! そんなかなやにも難点が一つある。営業が火曜から金曜なのだ。。。

これでこの日の幸せ終了です。

そば切り かなや

お店は→和歌山県和歌山市神前
営業は→11:30~14:00
お休み→月曜から金曜日
駐車場→2台
最寄り駅→和歌山電鐵神前駅徒歩2分程度

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