奈良市最北端の田舎屋で田舎蕎麦 奈良市広岡町は「手打ちそば文月」
文月(ふみづき)。
旧暦の七月を表す文月のいわれは、七夕や稲穂が実り出すなど諸説有るのですが・・
私は七夕のロマンチックな説が好きです。
2013年3月にオープンしたお蕎麦屋さんで、すぐお隣は京都府相楽郡笠置町。
JR笠置駅からそう遠くない長閑な場所にあります。
広岡町バス停から坂道を上れば現れるお店。
蕎麦仲間のO氏と訪れた文月は高台に位置し、庭先からは山間に佇む笠置の町並みを眺望出来ます。
古民家を改装した店内はスッキリと落ち着いた雰囲気を醸しだし、フクロウの置物が多数飾られているのが印象的。
幸せをもたらせてくれるそうですからね。
フクロウを題材として創作している作家さんの作品。
メニュー構成はいたってシンプルで、盛り・おろし単品とそれぞれにトロロご飯セットが有り、温蕎麦はすだちそばと鶏そば(いわゆる鶏せいろ)。
加えて手作りデザート類も有ります。
文月お初蕎麦は鶏そばとしました。
細打ちの田舎は手繰り揚げるとしなやかで、黒ポチ混ざる素朴な出で立ち。
啜り込めば程良いコシに挽きぐるみの風味が広がるお蕎麦なのです。
田舎好きの私、奥様にお話を伺うと「私も田舎が好きで、お店を出す時オーナーにこれを押しました」との事 (^^)
添えられた薬味はおろしと白ネギにすだち。
すだちを搾れば少し濃い目のコク有る汁にホンノリと爽やかさを加えます。
鶏肉も柔らかい仕上がり。
美味しいです。思った以上に美味しい。
口に入れ舌の上で転がせば控えめの甘さが解れ、喉越しの頃にビターな後味が顔を覗かせる。
ミントが添えられたクリームを載せると大人プリンの出来上がり
まだまだ発展系のお蕎麦だと思いますが、結構気に入ってしまいました (;^^)ヘ..
山間の古民家でホッコリ・ゆったり・・・
これでこの日の幸せ終了です。
手打ち蕎麦 文月(ふみつき)
お店は→奈良県奈良市広岡町191
電話は→075-631-4711
営業は→11:30~15:00
お休み→月曜・木曜日
駐車場→道端(何せ長閑な場所ですから)
最寄り駅→JR関西本線笠置駅約1.2km
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