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2013年12月18日 (水)

大自然の中お蕎麦を楽しむ 東吉野村「よしの庵」

奈良県の東吉野村で今年10月に開店していたお店が有りました。
ここはニホンオオカミや維新の先駆け天誅組縁の地。
水の神を祀る丹生川上神社が鎮座する山間の風景は心を癒す自然が一杯。
そんな場所に「よしの庵」は有ります。

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道路の要所要所に看板があるので、意外に分かりやすかったです。
お店は結構立派な田舎屋で、広い客間はお座敷三間にテーブルと座卓が設えられます。
その二方を囲む縁廊下にも席があって、ゆったりしたリッチな雰囲気が漂うんよ。

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5__2メニューはシンプルでもりとおろし蕎麦、そしてそれぞれに天麩羅が付くもので、季節のご飯が付くセットもあります。
同行O氏と共に天せいろと鴨ロースをお願いしました。

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まず出された鴨ロース、歯応えが有りしっかりお肉を感じる物やけど、もう少ししっとり感がある方がエエかもね。
でもこの量で500円はとてもリーズナブルやね。

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天麩羅は海老二尾に椎茸と蓮根、それに獅子唐。
サクッとした歯応えに甘味があるベスト仕上がりの海老天、先っちょまでチャンと身が有るんよ。
蓮根も美味しかった~っ。

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よしの庵で出されるのは外一で打った福井産のお蕎麦。
外一とは蕎麦粉10に対して繋ぎが1、まあ繋ぎ一割よりも十割に近い配合です。
抜き実挽きぐるみブレンドのベージュがかったお蕎麦、福井大野丸岡のお蕎麦を入れてるみたいです。

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最近流行の極細打ちは柳腰の柔らかさ。
舌触りや喉越しが良く、極細打ち特有のジュクジュク感も少ない。
ホンノリと蕎麦の実の味が広がります。
少し甘さがある汁は、このお蕎麦には丁度良いかも知れません。

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白濁サラリ系の蕎麦湯を注ぐと、フンワリ華やかさが広がります。

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店内には所々に気配りを感じるアクセント。
そして簡素ながらも開放感あるお庭。

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東吉野の山懐に包まれながら、ゆったりとした時間を楽しめました。
これでこの日の幸せ終了です。

よしの庵

Photo_2お店は→奈良県吉野郡東吉野村木津川601
電話は→050-5005-1411
営業は→11:30~14:30
お休み→土日祝営業
駐車場→有り    

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