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2014年1月 3日 (金)

我流とは思えぬ我流 三重県は伊賀市 「我流庵かかかび」

明けましておめでとうございます。

新年の始まりは我流庵から始めようと思います。
昨年10月に訪れてお気に入りにファイリングの我流庵、年の瀬の最終営業日にまたお邪魔してきました。

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途中から電話を入れておいて開店前に到着。

まだ準備中の木札を横目に中庭前に設えた縁台で開店を待ちます。

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時折陽は射すものの身を縮ます寒さ。

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手入れの行き届いた庭を眺めながらで僅かの一時。
すぐに女将さんが出てきて店内に案内されました。

4_ 以前新蕎麦の頃に粗挽きを打つと言われていた御主人。
この日玄関脇のメニューに粗挽きの文字は無く「本日の蕎麦 出雲蕎麦」と書かれています。
でも田舎好きの私には出雲蕎麦も嬉しい。

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その出雲蕎麦も合わせた三種盛りを頂きました。
ここでは普段太切りは温蕎麦、細切りは冷蕎麦に使われていますが、三種盛りでは全てざる蕎麦。

さてお蕎麦は順次頃合で出されます。

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まずは温蕎麦に使う二八太切り、「うま~~ッい!」。
細切りも十分美味しいのですが、やはり大は小を兼ねるのか?

艶やかな蕎麦肌に吸い込まれそうになりながら汁無しで美味しく頂けるのです。
二八の風味がムンッと口の中に広がる。

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次いで出されたのが二八細切り
これも素敵で歯応え・舌触り・喉越しが三位一体なのです。
でも太切りの後なので物足りなさを感じるのですが、ふと石田三成のお茶を思い出す。まず太切りで欲する蕎麦を味わう・そして箸休め的に細切り・最後にドカンと田舎・・

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そして最後にドッカン、出雲産田舎蕎麦
もうこの色合いが全てを語っています・・ (^0^)

ここで嬉しいサプライズが!
食べ終える頃に御主人が「滋賀県の日爪ですが、よかったらどうぞ」と出して下さいました。
高島市の日爪で復活した日爪蕎麦を使い一晩寝かしたもの。

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私も一度食べたことがありますが、田舎特有の風味に芳醇さが加わり、モチッと感が増し舌に纏わり付く旨味を感じます。

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これは大満足の蕎麦三昧と言っても過言では無い!! (^0^)

我流庵かかかび

お店は→三重県伊賀市甲野1629
電話は→0595-51-4307
営業は→11:30~14:30(予約ベター)
お休み→月・火・第四日曜
駐車場→5台
最寄りIC→名阪国道中瀬IC約8Km

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