雪の近江路 ~朽木・マキノ~
滋賀県は近江国(おうみのくに)と呼ばれる。
かつて大和国が静岡の浜名湖から西を遠つ淡海(あわうみ)と言い、それを縮めて遠江(とおとうみ)と呼んでいた。
これに対し大和から近い琵琶湖を近つ淡海と呼ばれたことから近江という名になったそうだ。
さて旧朽木村はそんな近江湖西路の山間にある鯖街道が通る山村だ。
若狭湾で揚がった鯖に一塩して、京に運ぶ途中朽木で一泊する。
翌朝の出町柳では頃合の塩加減に仕上がっている。
朽木という名前からは閑散とした山村風景が広がる印象がある。
しかしかつては、海産物を運ぶ行商人が行き交っていたのだろう。
今は旧街道の町並みにその片鱗を残し、国道沿いには鯖寿司屋さんやカフェ等が点在する姿に変貌している。
変わらないのは冬になると雪深い山里に戻ると言うことかもしれない。
朽木から今津を経てマキノ高原へ。
ここには約2.5kmに渡るメタセコイヤ並木が有る。
春から夏にかけてグリーン、秋にはブラウン、そして冬にはホワイトと季節の色を楽しめるのだ。
いつもながらの道の駅マキノ越坂峠のレストラン湖湖でお蕎麦を頂く。
自家製粉のお蕎麦は道駅蕎麦とすれば中々美味しい。
鯖寿司や弁当類も品揃えが豊富で、米粉パンも美味しい。
道の駅マキノ越坂峠はいつも人気の駅だ。
湖北からぐるりと守山まで来たら対岸の山にはうっすらと雪化粧。
もう菜の花が咲き始めていました。
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