ちょっとリッチにお蕎麦 京都市北区は紫野「和久傳 五-いつつ」
紫野 和久傳 大徳寺店が今年9月3日にリニューアルオープン。
一品とお蕎麦を楽しめる「和久傳 五-いつつ」となりました。
暖簾は掛かるが入口はここではなく、西に回り込んだところにある。
二階にある客室はシックにまとめられていて、陽が落ちる頃にはカウンターに行灯が置かれる。
この日蕎麦仲間のT氏とチョイと飲みに訪れたのだ。
一品は500円からという比較的リーズナブルな設定。
・ぐじの一汐(ひとしお)
酢橘と共に盛られた切り身は結構量があり、ギュッと酢橘を絞ると軽い脂のりの甘味有るぐじに程よい酸味を添えます。
それに鱗の付いた皮を炙ったアクセントがいい。
山葵を少し載せて頂けば、ネットリと纏わり付くような舌触りと共に大豆の濃厚な甘味を感じる。。
・水茄子の漬物
以外にも水茄子は少し硬めで甘味が薄く、ほんの少量の醤油が必要なのだが、ぐじ、湯葉豆腐の後の口直しとしては。。。
・銀杏塩煎り
今が旬の銀杏は存在感が在るかなりの大粒だ。
子供の頃には美味しいなどと思いもしなかったのだが・・・
ビールを焼酎に替えて摘まむのには持って来い。
・豚角煮
そろそろお蕎麦と思いながらも・・ついついもう一杯。
そのお供にと豚角煮と鯖寿司を追加する。
・鯖寿司二切れ
軟らかく煮込まれた角煮には大徳寺味噌が塗られていた。
一切れからでもお願いできると言う鯖寿司も、肉厚の鯖と酢飯の加減が程良く、、これでまた一杯 (;^^)ヘ..
・お蕎麦
さて今度こそお蕎麦をお願いします。
柳腰で美味しいお蕎麦は、かみしめるとフンッと蕎麦の風味が広がる。
ただ、お蕎麦としてはまだ課題も多いが今後が楽しみになるかもしれない。
「熱いので」と注いで頂いたトロ味有る蕎麦湯は、僅かに辛味が勝つ出汁の香漂う蕎麦汁の旨味を倍増します。
それぞれの価格は昨今の小洒落た一品を出す手打ちそば店と比べれば決して高くはなく、しつらえや接客などにもちょっとした贅沢気分を味わえるのはいい。
お店を辞した頃にはどっぷりと日は暮れていました。
これでこの日の幸せ終了です。
紫野 和久傳 大徳寺店「蕎麦と料理 五(いつつ)」
お店は→京都市北区紫野雲林院町28
電話は→075-495-6161
営業は→11:30~20:00(LO)売り切れ仕舞
お休み→木曜日
予約は→不可
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