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2014年9月10日 (水)

酒肴三品で蕎麦酒 京都市は中京区丸屋町「蕎麦 ろうじな」

京都の夏は本当に暑い。

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盆地特有の気候は奈良同然なのだろうが、それにしても茹だるような暑さが体に突き刺さるのだ。

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京阪三条駅を降り立った鴨川には僅かに涼やかな風が流れるのだが、氷の旗の誘惑に思わず足を踏み入れそうになる。

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今年6月にオープンした「ろうじな」は、「なかじん」・「鴨音」を経た御主人が独立され開いたお店のようだ。

4_縦に長い店内はカウンターとその奥にテーブル席もある。
一品も揃うので蕎麦屋酒の利用にもいい。
取りあえず酒肴三種盛りとビール。
エビスをグラスに注ぎ入れ、グビッ、グビッ!・・プッハ~~ッ。。(^0^)

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喉から胃の腑に訪れる安堵感。先ずはこれで火照りを鎮め・・ましょう。。
そして三種盛りが素敵すぎて、また火照ってきたりするのです。
南蛮漬けと鴨ロース煮、穴子の煮こごり。

6_upどれも美味しいのだが特に鴨がいい。
小振りながら柔らかくジューシーで厚みもある。

煮こごりもこの季節にはピッタリ。

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注文時にかなり惹かれた「冷やし鴨南蛮」なのだが、結局いつも通りの鴨せいろを選択。
空気感をもってコンモリと築かれた蕎麦山は、流れ出す泉のように流麗だ。
極細打ちのお蕎麦はしんなりとして口当たりがソフト。

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特筆は鴨汁、細かくサイの目に切られた鴨肉が入る。

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これには思わず「初めまして!」と挨拶しそうになった。
濃くも薄くもなく程良いというお店はあるのだが、ここはコクというか旨味というか・・
何ともアメ~イジング!な味なのである。
奈良の或るお店で頂いた鴨汁に勝るとも劣らずなのだ。

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その鴨汁をサラッとした蕎麦湯で割ると、アッサリの中に旨味が増すのです。
これを「口福の一時」というのでしょうか。。

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願わくば酒肴三種盛りの大盛り(+500円位)がメニューに出てくれますように!!

そう思いながらこれでこの日の幸せ終了です。

蕎麦 ろうじな

お店は→京都市中京区夷川通寺町西入ル北側(丸屋町691)
電話は→075-286-9242
営業は→11:30~14:00LO・14:30閉店、18:00~19:30LO・20:00閉店
お休み→月曜
最寄り駅→京阪神宮丸太町 

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