もうすぐ冬眠 奈良県は吉野郡下市町「芳熊庵くま蕎麦」
11月半ばから春先までは冬眠期間のくま蕎麦。
奈良では珍しい熱盛り蕎麦を出すお店なのだ。
高台で見晴らしが素敵なのですが最後の道程が狭く、運転が苦手の人には一苦労かも。
でも意外と車に出会わないので勇気をふるって伺いましょう。
その先にはゆったりと時が流れる寛ぎのお蕎麦屋さんが待っているのですから。
テーブルではホノボノと猫さんがヤンワリお出迎え。
この日新蕎麦の誘惑を押しのけて、熱盛りのくま蕎麦を「熱め!」でお願いしました。
私にとっての熱盛り蕎麦は、汁もお蕎麦も熱々で頂くのが王道なのだ。
お蕎麦が出されたら先ずは全力で玉子を掻き混ぜましょう!!
続いて出される熱々の蕎麦汁を少し注ぎ入れ、味が薄かったら注ぎ足します。
熱盛りの汁は濃い目なので、味見しながら好みに調整するのが秘訣。
十割のお蕎麦はモチッとして、すぐに引っ付いてしまい持ち上げると千切れたり・・
でもムンッとむせ返るような香りが鼻先に押し寄せる。(もしかして仕上げに蒸しを入れました??)
くま蕎麦(熱盛り)にはお代わり玉子が添えられていて、これが何とも贅沢なのだがいつも残してしまう。
いつか大盛りを頂いた時にお代わり玉子を頂く事としましょう。
丸抜きのお蕎麦を頂き、ゆっくりと蕎麦湯を頂きながら眼下を眺めていると。。。
「店主からです」と大きな柿とナイフが、、 (-.-;
せっかくのご厚意。これは食べない訳にはいかないだろう。
(久々の柿剥きに四苦八苦で、絵柄的に良くなかったため写真無し)
堺の「ちく満」が好きな御主人夫妻。
新たなちく満秘話を伺うことが出来ました。
量の多い新蕎麦と、これからが旬の大きな柿を完食し、冬眠までには新蕎麦の味を頂かなければ・・・
そう思いながらこの日の幸せ終了です。
芳熊庵くま蕎麦
お店は→奈良県吉野郡下市町阿知賀野々熊3290
電話は→0747-52-9188
営業は→11:00~17:00
お休み→月曜日(祝は翌火曜休、冬期)
駐車場→有り(7台くらい)
最寄り駅→近鉄六田駅 約2.3km
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