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2014年10月 2日 (木)

先斗町で蕎麦屋酒 京都市は中京区「京都 有喜屋」

京都には優に百年を超す老舗のお蕎麦屋さんが多い。
にしん蕎麦で有名な「松葉」・蓬莱そばの「尾張屋」・芳香炉の「河道屋」、そして「田毎」などがある。
これらの店からすると、創業85年の老舗「有喜屋」は新参なのかもしれない。

先斗町歌舞練場の北に「有喜屋本店」は有ります。

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客室は地下・一階・二階の三層で、一階満席のため地下に案内されました。
花番さんの喉を締めた抑揚の少ない口調が神田やぶそばを思わせます。

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箸置きになる可愛い器で出された突き出しの練り味噌。(これって東京風??)

出汁巻きは玉子3個使用とあり、こ~れは栄養過多・・・

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でも、やっぱり大きくて量が多い方が幸せ )^o^(
フンワリ軟らかく焼かれた出汁巻きは薄味で、醤油をかけた大根おろしで頂くと出汁の風味に大根の辛さがマッチ。

焼き鳥・・・

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ゴロッとした鶏肉で結構ボリュームがあり、甘めのタレが絡み柔らかくて美味しい。
思わずビールお代わり!!
(そういえば東京の室町砂場で初めて食べた焼き鳥は目から鱗の美味しさだった)

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お蕎麦は十割と二八にそれぞれ「ざる」と「せいろ」が用意され、二八のせいろ600円をお願いすることに。
盛りが薄い「せいろ」は二枚三枚と量の調整が出来る重ねせいろ用の量。
酒飲みには嬉しいシステム。(普通量は二八ざる蕎麦900円・十割1100円)

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丸抜きの白蕎麦を想像していたのですが、以外にも抜き実挽きぐるみをブレンドした平打ちのお蕎麦で、柔らかめのコシが優しい口当たり。
汁(つゆ)は出汁の香をフンワリと感じながらも少し辛めで、江戸風辛汁を関西向けにアレンジした感じです。

7_湯桶(ゆとう)にある有喜屋の文字が歴史を物語ります。

京都の老舗「有喜屋」は意外にも江戸蕎麦の顔をのぞかせるお店なのでした。

これでこの日の幸せ終了です。

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有喜屋先斗町本店

お店は→京都市中京区先斗町三条下ル
電話は→075-221-2978
営業は→11:30~16:00 17:00~20:30
定休日→月曜日(祭日は営業・振替で翌日休み)
最寄り駅→京阪神宮丸太町駅 

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