秋の京都を訪ねて-3 甚五郎の忘れ傘「知恩院 友禅苑」
八坂神社の東に位置する知恩院は浄土宗総本山で、飛騨の匠「左甚五郎」の忘れ傘や鶯張り等が七不思議とされている。
残念ながら平成の大修理で三門や御影堂などは見ることが出来なかった。
この知恩院には方丈庭園と友禅苑という二つの庭園がある。
共通券は500円なのだが、紅葉はどちらが綺麗?と訊ねると、友禅苑が見頃とのことで友禅苑だけの300円としました。
何せ半日で建仁寺から永観堂まで紅葉を愛でながら歩かなければならないので。
友禅染の始祖宮崎友禅斎生誕300年を記念して、昭和29年に改修造園された庭園。
湧水を引き入れた庭園と枯山水の庭園とで構成された昭和の名園。(知恩院HPより)
東山からの湧水を入れる池には紅葉をバックに聖観音像が鎮座。
何とこの作者、あの高名な彫刻家「高村光雲」なのだ。
苑内には裏千家縁の「華麓苑」と、「白寿苑」という二つの茶室がある。
華麓苑は地元名士の別邸茶室を移築し、裏千家第15代宗匠により命名された物で、白寿苑は知恩院第79世館主の白寿を記念して建てられた茶室を移築したそうだ。
池泉回遊と枯山水のコントラストが同時に楽しめる庭園が昭和の名庭園と言われる由縁なのかもしれない。
知恩院の写真数がかなり少ないのにお気づきだろうか。実はここに来てカメラのバッテリーがかなり危ないのだ。
やはり満充電にしておくべきであった・・・
場所は→京都市東山区林下町400
電話は→075-531-2157
拝観料→共通大人500円、友禅苑300円
拝観時間→9:00~16:00(16:30閉門)
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