広島で更科 福屋9Fレストラン街「永坂更科 布屋太兵衛」
広島市を中心に店舗展開する百貨店「福屋」。
その八丁堀本店レストラン街に「永坂更科 布屋太兵衛」がある。
言わずと知れた東京麻布にある老舗の支店だ。
今年3月には麻布本店の前を通り過ごし「総本家更科堀井」へ行ったので、今回本店より先に広島店訪問となりました。
紺地の暖簾に染め抜かれているのはあまりにも有名な絵柄。
スッキリとシンプルにまとめられた店内は、白木をメインに焦げ茶フレームの椅子が印象的。
おやつ蕎麦の時間帯ともあってさすがに貸し切り状態でした。
更科の生い立ちははっきりしている。
それは以前、総本家更科堀井で述べたのでここでは省略する。
定番のビールと鴨塩焼き、そしてのもう一品は、、、玉子焼き。
【鴨の塩焼き】
程良い焼き加減の軟らかい歯応えで、塩加減も丁度良いお味。
鴨焼の無い蕎麦屋なんてクリープを入れないコーヒーだ、、、(-.-;
あ、いや、そんなことはありませんが・・それだけ鴨好きと言うことです (..;)
【玉子焼き】
さて、問題のこれなのだが、「玉子焼き」という名から想像するに。。。
念のため花番さんに確認すると「甘じょっぱいかんじです」。そう言って「これ食べてみて下さい」と試食用に出してくれました。
こういうちょっとしたことが嬉しいではないか!
思わず「おねぇさん、玉子焼き一つ 」・・・でもやっぱり甘いかな (;^^)ヘ..
ビールを焼酎蕎麦湯割りに替え、そしていよいよ楽しみにしていたざる蕎麦。
布屋では甘汁と辛汁が添えられていて、好みで楽しむ・食べ比べて楽しむお蕎麦が頂けるのだ。
先ずはと汁を舐めてみる。
甘汁は名の通り甘く、砂糖と味醂が多いのかわずかにトロ味があるが、嫌みのある甘さでは無い。
関西人にも好まれる味と言えよう。
そして辛汁はスッキリとした辛さに節の旨味が隠れている。
甘皮を挽き込んだ挽きぐるみに近い褐色の蕎麦肌が艶やかに光り、紅色のせいろにうねるように盛られて出る。
一手繰りそのままで啜り込むと、「えぇ感じやわ~っ」。
やっぱり私は更科蕎麦よりこちらの方が好みなのだ。
前回の広島ではそごうの「やぶ」にお邪魔したのですが、こちらも中々素敵でした。
機会を見つけて麻布本店にも訪れてみたいと思いながら。
これでこの日の幸せ終了です。
永坂更科布屋太兵衛 広島店
お店は→広島県広島市中区胡町6-26
電話は→082-246-6932
営業は→11:00~22:00(LO21:00)
お休み→無休??
最寄り駅→広電八丁堀停留所前
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