ようやく粗挽きを頂いた 大阪市は西天満「荒凡夫」
松阪市では売り切れ閉店二回、ようやく開いていた三度目は粗挽き十割が終了で二八の鴨汁蕎麦。
これが美味しくて、次は粗挽きを頂こうと思っていたら移転。。。
その場所はすぐ近所になにわ翁がある西天満・・ようやく訪れてきました。
引き戸を開けると意外にもカウンターのみの小ぢんまりした店内。
テーブル席だった松阪の店もそう広くは無かったのですが、、、
席数的にはそう変わらないかもしれません。
「鴨汁・・あっ、やっぱり粗挽き十割にします」
やはりここは食べ倦ねていた粗挽きを頂かないとネ!
先ず脇役である薬味の山葵を擦る音が聞こえ、程なくして下ろし山葵と塩、次いで汁と蕎麦猪口が出されました。
そしていよいよ主人公であるお蕎麦が登場。
北海道羅臼・・だったか、牡丹の新蕎麦とのことです。
綺麗・・・キッチリと切り揃えられほぼ端切れは混じりません。
そうでしょう、そうでしょう。これが荒凡夫の素敵さの一つ。
一手繰りするとカチッとした歯応えを感じるコシで、噛み蕎麦系の片鱗を感じます。
噛み締めるとフンワリと穀物感が舌と鼻孔の奥に広まる。
挽き加減や品種にもよるのですが、私的には北海道のお蕎麦は比較的上品な味が多いように思います。
汁無しでほぼ頂いた残りを少しだけ汁に付けると、ちょっと辛さが勝ち、舌の上に満遍なく広げれば出汁の旨味を十分に感じる。
華やかに出汁香る甘めの汁も好きやけど、辛さの裏に節の旨味が隠れるような汁も好みです。
わずかにトロ味ある白濁の蕎麦湯は、その旨味を表舞台に押し上げる。
蕎麦湯を頂きながら御主人とお話しをする機会を頂き、そうこうするうちにお客さんが来店・・
次回は鴨汁をと思いながら、お店を後にしました。
この日の幸せ終了です。
お店は→大阪府大阪市北区西天満4丁目1-11
電話は→06-6315-6767
営業は→11:30~18:00(売り切れ次第)
お休み→祝日??
最寄り駅→京阪中之島・地下鉄北浜他
| 固定リンク
「お蕎麦の大阪」カテゴリの記事
- 河内長野市 手打そば半田家(2022.08.15)
- 翁達磨のお店 河内長野市は 麺房万作(2022.08.07)
- 臨海線のすぐそばで手打蕎麦 まるや食堂(2022.07.10)
- 自家製粉・製麺蕎麦 「喰った楼泉南店」@大阪は泉南市(2021.01.10)
- 移転? 大阪市住吉区東粉浜は「寒ざらしそば 芦生」(2020.11.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント