古さとモダンさが共存 東京都文京区は池ノ端「蓮玉庵」
安政6年創業という老舗「蓮玉庵」へ初めて訪れた。
ア・ン・セ・イ・・? ノ・タ・イ・ゴ・ク・・?
江戸時代も終焉に近づいて頃ではないか。
という歴史有る老舗、蓮玉庵に向かった。
とにかく一回は行っとかんと江戸蕎麦を語れやン、そう思っていたお店なんよ。
今は歓楽街となった仲町通り。兄ちゃんのお誘いに「おおきに、また今度」などと答えながら通り抜ける。(今はそうしつこくは無く、反対に道を尋ねるととても親切に教えてくれたりする)
外観は昭和レトロな雰囲気なんやけど、一歩足を踏み入れた店内は以外にもモダンでお洒落な感じで、蕎麦猪口が飾られる壁はさながらデパートのショーウィンドウみたいなんよ。
色々考え倦ねた末オーソドックスに天せいろ、それにビール小瓶をお願い!
突き出しは練り味噌ではなく炒めた獅子唐。
丸いせいろに流れるように盛られたお蕎麦、一摘まみするとスルスルと解けゆくんよ。
さすが老舗の盛り技や。
何気なく盛られているように見えるお蕎麦なんやけど、素敵なお店は上から摘まみ上げると一箸分が縺れずに持ち上がるよう盛られている。
一見薄盛りに見えたお蕎麦は、以外とボリュームがあります。
一番粉メインに打たれたお蕎麦はアッサリとして上品さを感じるんよ。
大っきな海老天は揚がりすぎず、一口すると着膨れしていません。
茶瓶型の湯桶は使い込まれた渋さがあるんよね。
京都から伝わった蕎麦文化は江戸ならではの形になり、東京の老舗に脈々と受け継がれてました。
いつまでもこの地で暖簾を守っていて下さい。
そう思いながらお店を後にしました。
蓮玉庵
お店は→東京都台東区上野2-8-7
電話は→03-3835-1594
営業は→11:30~15:30 17:00~19:30 日祝11:30~19:00
お休み→月曜(祝は翌日)
最寄り駅→JR上野駅
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