エッ セットだけ!エッ撮影禁止!。。京都市は西陣「蕎麦屋にこら」
とタイトルに書きましたが京都に西陣という住所は在りません。
京都人や京都通の方に言わせると「何を今更!」、そう一括されそうですが、私が京都に通っていた頃は、ずっと京都の住所だと思っていたのです。
応仁の乱で山名宗全が居宅を陣として構えた事からこの地域を西陣と呼ぶようになり、私がその事を知ったのはそれ程遠い昔ではありませんでした・・・(-.-;)
でも西陣織が有名で、京都を代表する地名だと思いますよね。(;^^)ヘ..
蕎麦屋にこら
その西陣に在るお蕎麦屋さんに蕎麦友のT氏と訪ねました。
「いつか行こう」と思い、その思いが「いつでも行ける」となり月日が流れ、知らぬ間にドイツのタイヤ屋さんのガイドブックに載ってしまい、結局10年以上経ってしまったお店です。
中に一組、表には三組のお客さんが待っておられます。
店の前にあるメニュースタンドに目をやると・・・基本が小鉢三品とお蕎麦のセットで、単品は追加できるとのことです。いわゆる初乗り2千数百円のタクシーみたいな?(違うか)
待つこと約30分、第一陣のお客様がチラホラと帰られようやく入店。
お蕎麦を注文すると先ず三品が出されるのですが、なんと私とT氏の内容が被ること無く違うものが並びます。
一・二口づつシェアすると6種を楽しみながらビールが飲める。
たとえば鴨一つ例に取ると私はコンフィ、T氏はロース煮など同じ材料でも違う味わいを楽しめるようになっているのです。
メニューには同様の名が並び、大鉢が並ぶお番菜屋さんでそのどれかが突き出しに出るみたいな仕組み。
そして追加の一品、季節の野菜天と更に鴨のロース煮を追加。
お店の方は「鴨ロースは先ほどの一品にありましたが?」、「いえ構いません!」、鴨好きの私は毅然としてもっと食べたいと主張しました ( ^^)。
こうして暫くお酒と共に楽しんだ後お蕎麦に移ることに。
一手繰りすると水だけで熱を取ったような粘り気の残る常温タイプ。
噛み締めるとこれがなかなか美味しくて、甘味を感じる穀物感が舌から鼻孔を通過して抜けるような旨さを感じます。
ここは撮影禁止との事で、画像をお届けできないのが残念。。。そう思いながら蕎麦湯で締めて上七軒へ向かいました。
今回初めて歩いた上七軒は歌舞練場もあるお茶屋街。
祇園新橋や花見小路同様に歌舞練場など昔の面影を色濃く残した町並み。
そして北野天満宮へ。
東風ふかば匂い起こせよ梅の花・・
お店は→京都府京都市上京区智恵光院通五辻上ル五辻町69-3
電話は→075-431-7567
営業は→11:30~14:00 17:30~20:30
お休み→水曜、第1・3火曜
最寄り駅→地下鉄烏丸線今出川駅
駐車場→無し
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