たま駅長死去 スーパー駅長まで上り詰めた猫の駅長
和歌山電鐵貴志川線
まだ南海電鉄が経営していた頃、その始発着駅である貴志駅の売店にはおばちゃんが飼っていた猫がいた。
赤字路線の貴志川線から南海電鉄が撤退した後、岡山の両備グループが再興を引き受けてくれたのだ。
「イチゴ電車」や「オモチャ電車」などユニークな電車を走らせて話題になったのだが、その一翼を担ったのが猫のタマ駅長だった。
マスコミに取り上げられ、フランス映画にも登場するまでになった駅長だが、その頃スーパー駅長の「タマ」は人間年齢80歳近いかなり高齢になっていたのだ。
そして後継者として和歌山電鐵の本社がある伊太祈曽駅には二代目スーパー駅長を目指す「にタマ駅長」が登場した。
この「にタマ」ちゃんが初代タマ駅長の後を引き継ぐのかは解らないのだが、初代スーパー駅長がこの貴志川線に貢献した功績は大きい。
スーパー駅長としての役割を十分に果たした「タマ」は、今月28日社葬として最後のお別れを告げることとなるのだ。
今は和歌山民として心からご冥福を祈るのみである。
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