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2015年8月30日 (日)

石臼手挽きの粗挽き蕎麦・・ 奈良市は「そば切り百夜月」

久しぶりに「かくれみの」でゆっくり蕎麦屋酒を楽しもうと訪れた奈良市。

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お座敷に上がると何か変だ?、何!この違和感・・メニューにはハンバーグ定食などのカフェメニュー。。。って、あれっ??ここ「かくれみの」ちゃうの? エッ、ウソ!!
恐る恐るお店の人に尋ねると、かくれみのは閉店したとの事。  (゜◇゜;)
失礼を詫び、お店を出ようとすると「暑いので冷たいお水だけでも」 (;。;)
メニューを見てやっと気付いた自分のバカさ加減に思わず笑ってしまいました。

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ということで奈良小刑前を通り近鉄奈良駅前の「百夜月(ももよづき)」へ (;^^)ヘ..
ここは「凡愚」の影響を受けこの道に入ったというお気に入りのお店のひとつ。
店の名「百夜月」、何とも素敵だとは思いませんか?...もちろんお蕎麦も素敵なのです。
少々お高くなりますが「手挽き」が私のおすすめ。


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蕎麦前はいつものビール、そしてお供には鴨の蕎麦粉焼きを頂くことにしました。

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まずは蕎麦豆腐から。。。。ヒンヤリとしてのどごしが心地良い。


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これはお酒のアテにはとてもピッタリ。そしてご飯にも  (^0^)

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程良い甘辛さがついついビールを誘います・・・ヤバい (;^^)ヘ..
なのでそろそろお蕎麦のお声がけ。

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見て、見て、見て!(これTVショッピングにあったぞ)
一瞬、荒々しさに思わず半歩後ずさりしそうな威圧感だが、よくよく見ると綺麗な星が天の川のように散りばめられ、実は優しいしなやかさを持ち合わせているお蕎麦だと分かる。
そして噛み締めると口の中に穀物感が広がり、心には幸せ感が広がり、思わずキラキラ星を歌いそうになる。(歌いませんが・・)

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そのままで、たまにお塩や山葵でバリエーションを楽しみました。
蕎麦湯を出して頂いたときに「蕎麦猪口をお持ちしましょうか?」
汁を漬けずに食べていた私を見ていたのでしょうか・・・
こんな一言がうれしくなる単純な私です。

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蕎麦粉を溶き混んだ蕎麦湯のトロミと共に、心もトロリンと転がるのです。
今月和歌山の天野で営業を再開した「そば切り凡愚」の女将さんが言った「主人は蕎麦打ちが下手でね、今は若い人たちが打つ蕎麦の方が上手です」という一言。
確かにそうかもしれない・・でもほら、ここ奈良にも影響を受けて頑張っているお店がありますよ・ ・ ・ そう思いながらお店を後にしました。
これでこの日の幸せ終了です。


そば切り 百夜月
お店は→奈良県奈良市中筋町38
電話は→0742-24-5158
営業は→11:30~14:30 17:30~19:30(無くなり次第終了)
お休み→火曜夜、水曜定休(祝日の場合翌日休)
最寄り駅→近鉄奈良駅北口 北へ徒歩約2分

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