伏見きっての名店かもしれない。(チョットオーバーか)
蕎麦仲間のO氏が伏見稲荷に訪れた際に偶然見つけたお店「いまふく」。
昨年10月に訪れて以来また来たいと思いながら、ようやく二度目の訪問となった。
同行は前回同様に蕎麦仲間のT氏(いまふく超お気に入り)とご一緒。
初回はアラカルトだったが、、、
今回は奮発して「お昼のおまかせ2,500円」だ。(-.-;
(以前頂いた鴨と季節野菜のバターソース炒めもお願いしたのは言うまでも無い)
テーブルは二人掛けが二卓と四人掛け一卓、それにカウンター三席といういたって小ぶりな店内ながら、シンプルで小綺麗にまとまった心地よい空間。
「お昼のおまかせ」は前菜三品から始まる。
ビールはキリンハートランド。(T氏は飲んだこと無いと言い張り、私は京都鷹峯の手打ち蕎麦「はり江」で飲んだやろと突っ込む。)
右端から鴨ロース煮、穴子白焼き、肝煮(たぶん鴨・・・だと思う)
既にここで二本目突入だ、ハートランド! (^▽^)
次に出されたのは粗挽き蕎麦掻きと、それを作ったお鍋にこびり付いた薄いお焦げが出されたのだ。
素朴で野趣溢れる表情には結構力強さを感じる蕎麦掻きには、蕎麦味噌と山葵が載る。
切り分けると弾力を伴いながらお箸が入り、少し粘り気のある手応えである。
蕎麦味噌と山葵を交互に、また、少し甘めの漬け汁で頂けば、見た目の印象に反して優しい味わいが広がります。
そしてこのお焦げがまた箸休め的で良い。酒飲みの心をキュッと押さえるのだ。
店のゴミ箱に収まるはずのこびりつきお焦げがお客の胃に収まる。
ここで例のミニフライパンが出されました。
鴨と季節野菜のバターソース炒め。
取っ手に巻かれた布がかわいくて・・・
やっぱりこれもエエわ! 鴨や油もおいしいわ!
この店が家から徒歩5分の距離なら、いつもヘベレケになって這って帰るかもしれない。
鯖寿司は肉厚の背と薄い腹身で酢飯を三角に包んだトライアングル。
鯖が甘い!、しかもその甘みと酢飯の酸味が絶妙なバランスを取っている。
(アニサキスがご心配の方にはお勧めできませんが)
思わず焼酎お湯割り!、T氏も水割り!!
肉厚鯖寿司を肴に焼酎を頂いて、超鯖寿司好きの私も堪能の一時でした。
いよいよ注文時に選択した粗挽き蕎麦が出されます。
おまかせの一品で出されるお蕎麦はさすがに小盛りだが、ちゃんと蕎麦刺し二切れは付いていました。
しなやかなコシを保ちつつ、噛み締めると見た目通りの
穀物漢がムワッと口に広がり思わずお銚子、そう言いそうになる口を塞いで蕎麦湯を待ちます。
粗挽きの蕎麦粉を溶き混んだポタージュ系の蕎麦湯はそのままでも美味しくて、
汁を少量混ぜると温かさに出汁の香が主張し始めて旨味を感じる。
最後のデザートに挑む頃にはすっかりと満腹感で大満足。
この店を発見した蕎麦仲間のO氏に感謝しながら二人はお店を後にしました。 がっ、
あっ! 汁だけで味わうの忘れた・・蕎麦が美味しかったから? (美味しかったです)
これでこの日の幸せ終了です。
いまふく
お店は→京都市伏見区深草町通町26
電話は→075-643-1958
営業は→11:30~14:00 17:00~21:00(要予約か?)
お休み→月曜日・第三火曜日(祝日の場合は翌日)
最寄り駅→京阪藤森駅・深草駅約600m
駐車場→無い(ようです)
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