古民家蕎麦店 大阪市は北浜「土山人北浜」
普段はビジネスマンが行き交う北浜界隈の蕎麦店はほぼ日曜日が定休だ。なのでこんな日に訪れた私は蕎麦難民になってしまう。
ただ「土山人」は営業している。と言うことで土山人北浜店にお伺いしました。
実はなんと私、「土山人」さん初体験。西宮にある系列店「馳走侘助」にはお邪魔していて、「お蕎麦美味しい!!」と思っていたのだ。
北浜界隈には和洋そろった素敵な建物が建ち並び、日曜の町歩きには丁度よいかもしれません。(いずれご報告いたします)
北浜界隈には和洋そろった素敵な建物が建ち並び、日曜の町歩きには丁度よいかもしれません。(いずれご報告いたします)
開店間もない時間帯に訪れたのですが、既に女性二組のお客さんがお蕎麦を楽しんでおられ、打ち場前のテーブルにお席を頂きました。
お蕎麦はせいろ・田舎・太打ちの三種から選べるとのことで・・・
鴨つけせいろを田舎でお願いしました。
そしてお蕎麦・・・こっ、こっ、これは、まさかの大迫力でドッカーン! と登場した。
360°どこから見ても田舎蕎麦の素朴なお姿は後光を発し、田舎好きよどこからでも掛かってこい的な出で立ち!!!(≧▽≦)
そのまま一手繰りしてみる。
しなやかさを伴うカチッとしたコシの噛み系蕎麦だ。
しかし第一印象とは大きくかけ離れたとても優しい風味が舌に広がり、噛み進むと口の奥から鼻にフンワリと田舎の香りが抜けていく。
特有の個性が抑えられているので、誰でも田舎をアッサリと戴けるタイプ。
(田舎好きの私にはチョット物足りません・・)
見た目かなり濃厚そうな鴨汁なのだが、これも意外にコテコテさのないものだ。
こうなれば何だか気になってきた「せいろ」はどんな味だろう? 好奇心がムクムクと湧き上がり、「すみませ~~んっ! せいろ追加でお願いします!」
蕎麦猪口の上に載る薬味皿を取ると中にはにはほんの僅か盛り汁が入ってます。
関西でこんなに少ない盛り汁を入れて出すのは珍しいですね。
(追い汁も添えられていますが私には無用の長物・・かも)
一口目に田舎同様僅かな個性的香りを感じたのですが・・・(気のせいかも)
しかし食べ進むと舌の奥を通る時にフワッと香りが鼻腔に抜ける。
季節柄ともあるのか、あえてそうしているのか、、それは私には分かりませんが・・・
せいろ蕎麦は美味しいのですが、田舎はもっと個性を出した方が良いかもしれません。
そのために田舎を用意しているのですから・・・
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