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2015年11月

2015年11月29日 (日)

「神谷バー」でデンキブラン! 東京都台東区浅草

浅草は古き良き東京の雰囲気をプンプン臭わせている町だ。
浅草寺西側にはたくさんの煮込み屋などが建ち並び大衆感が溢れ、対照的に観音裏は昔ながらの料亭街が広がり、「見番」が今もこのあたりは花街だという事を知らせる。
そんな浅草の名店の一つに「神谷バー」がある。
気になりながらも今まで訪れた事が無かったお店だ。

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「磯一」を出て仲店から雷門を潜り浅草駅を目指す途中・・・

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神谷バーの前を通るのだ・・!。

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まだチョット時間があるので「デンキブラン一杯だけやっていけへん?
と言う事で入店。(^0^)

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バーとは言いながら洋食や和食が充実していて、レストランと言っても過言では無い。

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まず食券売り場でデンキブランの食券を購入して席に着く。
当然バーと名の付くためバーテンダーもいて、客の様々なニーズに応えてくれる。

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広い店内ほぼ満席状態で、壁の小さな立ち飲みテーブルへ。

現在休業中の「上々颱風(しゃんしゃんたいふうん)」が歌っていた「メトロに乗って浅草に」の一節に、♪デ~ンキブランに頬染めて♪ はこんな雰囲気で作られたのか。

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そのデンキブランにはチェイサーが付いてくるのだ。
と言う事は・・一口飲むと、クーッ!これかなりくる。(アルコールの波動砲だ!)

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ベースになっているブランデー、そしてジン、ワインキュラソーに、薬草などがブレンドされているデンキブランのアルコール度数は30度・・・らしい。

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店内を埋め尽くす客達は料理と共に酒を楽しみ、酒と共に語らいを楽しんでいるようだ。

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浅草の顔ともいえる神谷バーの魅力が少しだけ分かった気がした。

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昼前から飲み続け、最後に少し足にきた・・あっ、あかん。目指せ東京駅!!

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大阪に向かう私の頭の中に「♪メトロに 乗ぉって~ 浅草へ~♪」、流れてました。



お店は→東京都台東区浅草1-1-1
電話は→03-3841-5400
営業は→11:30~22:00 (LO 9:30)
定休日→火曜日
最寄り駅→地下鉄浅草駅

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2015年11月28日 (土)

「正ちゃん」と「磯一」でホッピー! 東京は台東区浅草

以前から外国人観光客が多く訪れる浅草は東京、いや日本を代表する観光地だ。
近年アジアン観光客も押し寄せ、仲店はさながらリトルチャイナタウンと化している。

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とってもインバウンドな浅草浅草寺の北西域に広がる飲み屋街がある。
煮込みはもとより海鮮など結構バリエが豊富な店が立ち並ぶのだ。

その一角にある大繁盛の「正ちゃん」にT氏と二人でお邪魔した。

店内カウンターは一杯で、運良く店先の席を頂いて「煮込みとホッピーセット二つ」。

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柔らかく煮込まれたモツ煮は旨い!!、しかしこの旨さがお酒を進ませる危険な存在。
この界隈は午前中から開店の店も多く、大阪の西成に近い香りがするエリアだ。
(なれない人にはちょっとエキセントリックだが、普通にとっても大衆的)

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地元客と観光客が入り交じりAMからお酒が始まるのは、昔ながらの浅草+すぐ近くにJRAも有り、競馬ファンも多いからかもしれない。

この後もう一軒行く予定だったので、お替わりにはホッピーセットと中(なか)一つ。
これは焼酎とホッピーに、もう一つ焼酎が入ったグラスが添えられる。
二人でホッピーを分け合い次の店へ (まだ飲むのか)

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通りには色々お店があってとても迷いがいがあるのだが、浅草に来ると「磯一」だ。
ここは伊勢の人がやっていて、新鮮な魚介類が揃うお店なのだ。

特筆すべき点は、まず店先案内の○○ちゃんのノリが良い。
そのノリについつい吸い込まれるお客さんも多いだろう。
この日も絶好調で私たちを迎えてくれた。

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そして大将も気さくだ。こんな店はお客さんも気さくな人が多い。
カウンターで隣り合わせのお客さんともすぐに意気投合。

お店ででTVの競馬中継を見ていて、この人、中座でJRAに駆け込んでました。
取ったのか取らなかったのかは忘れましたが。・・・お客・大将と共にこのノリです (^0^)

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ボチボチ東京駅での集合時間でお勘定を済ませ・・・(のってばかりいられないので)
仲店で二人ともお土産を購入し、浅草駅を目指したのでした。が、さらなる誘惑が・・


正ちゃん

お店は→東京都台東区浅草2-7-13
電話は→03-3841-3673
営業は→水~金お昼過ぎ~22:00 土・日9:00~20:00
お休み→月・火曜日

磯一

お店は→東京都台東区浅草2-7-21
電話は→03-3845-9523
営業は→10時~22時(LO21時半)
お休み→水曜日(祝日営業で翌日休み)

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2015年11月26日 (木)

西浅草「おざわ」で美味しい昼蕎麦酒 東京都台東区浅草

東京では外す訳には行かないお店の一つが「手打ち蕎麦 おざわ」だ。

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浅草国際通り沿いの今半から一筋西に入るとその店はある。

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新蕎麦は北海道石狩沼田産のキタワセのようだ。

このお店に通い始めてもう4年になる。(遠いので週一は無理ですが (‥ゞ )

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お気に入りのお蕎麦は粗挽き、そしてお気に入りの酒アテが琥珀色のこれこれ。
メニューを見るまでも無い、鴨焼きは夜だけだが卵黄味噌漬けはお昼でも戴けます。
まずはビールと共に・・・

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今年春先に頂いて以来の逸品に思わず目尻を下げて 「久しぶりやわ」、すると奥様も笑顔で 「久しぶりですものね」 そう言いながら 「卵黄の味噌漬け」 を出して頂きました。

お味噌の辛さは程々に、程良い甘さが加わって絶妙の味付けなのだ。
これをチビチビ頂きながらビールやお酒をやるのが最高に良い!

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お昼の酒肴にもう一つの逸品が、揚げたて熱々で出される 薩摩揚げだ 。(どうだ!)
イカ エビ の旨味が これでもか! 口の中に納まりきらない幸せ~~っが広がる!

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お酒のラインアップも結構揃っています。

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なので日本酒も頂いて・・・新潟は佐渡のお酒真野鶴は辛口だ。
確か前回も頂いた私好みの初心者マーク御用達。

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同行の二人は卵焼きも注文するが。。。(東京の卵焼きは私にはどうも甘すぎて・・苦手)

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と言う事でそろそろお蕎麦にいたしましょう。
おざわ経験者のT氏は普通の「ざる」。

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おざわ初体験のK氏が興味を示した「太打ち」 、説明すると物珍しさも手伝って注文です。

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これはほぼ蕎麦刺しで「太切り」と言っても良いでしょう。

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そして私はいつもの粗挽きをお願いしました。

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どれをとっても美味しい蕎麦達なのだが、やはり私一押しは穀物感感じる粗挽きです。

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ポットで供される蕎麦湯は、ご夫婦で切り盛りするお店の工夫  (^□^)

いつもながら奥様の笑顔に見送られながら、ほろ酔いで裏浅草を目指したのでした。

やきとり君のブログで見つけて以来、ずっと通っているお店なのです。


おざわ

お店は→東京都台東区西浅草2-25-15
電話は→03-3841-6450
営業は→11時半~14時半LO(昼は土日祝のみ) 17時半~20時半LO
お休み→月・火曜日
最寄駅→TX ・ 都営 ・ メトロの各浅草駅

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2015年11月23日 (月)

「駒形どぜう(どじょう)」で精を付け 東京都台東区は浅草駒形

午前11時開店の駒形どぜう(どじょう)
旧仮名遣いでは「どぢやう」、この四文字が縁起が悪いからと「どぜう」に表記替えした。その後あちこちのどじょう屋さんがこの表記を使うようになった。(お店HPから)

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開店15分前に到着、既に幾組かのお客さんが店先の椅子に座っている。
暖簾が掛けられ敷居をまたぎ靴脱ぎで靴を脱ぐと、下足番さんが番号札をくれ脱いだ靴に紐を通して片付けてくれた。(まさに江戸の時代小説と一緒や!)
お勘定の時この番号札を渡すと、支払いをしている間に靴が出されるシステム。

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客席は「入れ込み」と呼ばれる大広間に厚手の細長い板(食膳)が並ぶ板間と、椅子に座るテーブルの間があり、入店時にどちらにするか尋ねてくれる。

初めてのどじょう鍋に興味津々、不安バクバク。
まずはビールを頼み骨煎餅と鯨刺身に鯨ベーコンを頂く。
ここは鯨鍋や一品料理もあって、どうしてもどじょうが駄目な人でも楽しめるお店だ。

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骨煎餅・・・こっ、これは気を付けないといけないぞ (゜o゜;)
カリッと揚げられているが、無造作に口に入れるとたくさんの細い骨が凶器となる
但し噛み方を誤らなければ結構癖になる味なのだ。

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鯨はベーコンも刺身も癖が無く、美味しくアッサリと頂けるが、好みでおろし生姜や花穂じそ(花じそ)を載せてみるのも良いだろう。

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食膳となる板の上に炭火のコンロが置かれ、いよいよ主役の登場だ。
どじょうが隙間無く綺麗に敷き詰められた直径20cmほどの浅鍋が載せられた。

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予備知識はあったがさすがに見た目チョット個性的、でもネギとオプションのささがきゴボウを載せてしまえばなんてことは無い!

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どじょうは前もって調理されていて、ささがきゴボウがしんなりしたら出来上がり。
6人全員どじょう初体験だが全員好評だ。
柔らかくて臭みも無く骨も全く感じない。それでも気になると言う方は頭と骨を除去した鍋もあるのでそれを注文すると良い。

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升酒には塩が添えられていて、これも江戸を感じる。

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終盤にはどじょう汁やどじょう茶漬けを追加注文する者も出たほど。
周りの客は鍋のおかわりを頼み酒を酌み交わしていた。

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鯨料理に加え陶器にはナマズ鍋も揃う創業二百余年の老舗「駒形どぜう」。

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食わず嫌いの人も勇気を出して食べてみると、きっと好きになるだろう逸品だった。



駒形どぜう

お店は→東京都台東区駒形1-7-12
電話は→03-3842-4001
営業は→11時〜21時(LO)
お休み→無休(年末年始以外)
最寄り駅→地下鉄都営浅草線徒歩2分程度

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2015年11月22日 (日)

小さな町歩き「根岸の里の侘び住まい」 東京は根岸で路地裏探検隊

夕べの酒が少し残った体を起こし、朝食を済ませて鶯谷を目指しました。
今回は東京都台東区根岸を歩いてみます。
エリアは大きくは無いけど、根岸は路地裏探検隊のアンテナにピピッと来る物がある。
「秋深み 根岸の里の 侘び住まい」 (byエノさん)
句人に言わせるとこれは良くない句だそうです (;^^)ヘ..
JR鶯谷駅北口から言問い通りを渡り暫く進むが「侘び住まいの町並み」は見当たらない。
どこだ侘寂。

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何度か曲がってみるとそこは「根岸柳通」、ここに来て徐々に雰囲気が出てきた。

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朝の光を受けた根岸柳通には侘寂の人達が日課のウォーキング。その歩道には高層マンション建設反対の幟が並んでいた。

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通り沿いには時代に取り残された・・では無く昔の面影を残すひなびた佇まいの店や家が点在し、通勤通学に鶯谷駅を目指す人達も行き交う。

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通りから横に伸びる路地の先には結構魅力的な誘惑が待っている。
そして路地裏お約束の・・・

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路地裏に猫が似合うのはもう一般的の鉄板だ!
朝から飲みたくなってしまうブロック塀看板?

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下町では道路が落書き帳! 山手線の駅を書いてあるのもあります。(°0°)
そんな落書きを楽しみながら歩いていると、

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あれ、ここ下谷?

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どうやら根岸との境目に出た。ついでに下谷も少しばかり歩いてみよう。
下谷の中学校では地区のお祭りが行われているようで賑やかな声が聞こえている。
根岸と下谷の境目を歩くと・・・

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一見モダンな風貌を見せる落花生の店が、よく見るとレトロを感じさせ。

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モダンでお洒落な居酒屋も「おおいりや」と言う古風な名前だったりする。えっ!いりや?入谷?大入谷? 違った、壁にはしたやの住居表示。

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戦後建てられたアパートは文化住宅と言われ、どこが文化なのか不思議だった私は、今になってその文化が少し分かるような気がします。

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昔ながらの仕出し屋さんの二階に干されるタオルがこの町の生活感を感じさせ、振り返ると路地の向こうには新しい時代の象徴「スカイツリー」が顔をのぞかせていた。

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外国人観光客が多そうなゲストハウスなどが立つ一方、古い昭和の顔も残っています。

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路地裏はあちらこちらにその根を残し、行き止まりであろうが無かろうが、素敵だと思ったらどんどん突き進むのが路地裏探検隊。

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もし行き止まりだったら戻ってまた別の路地に入れば良い、それだけの事。

そして再び根岸へ突入だ。

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あれっ・・・歩き始めに「どこだ侘寂!」と思った事はすっかり忘れ、既にドップリと路地裏歩きを楽しんでいる事に気付く。

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根岸の里の侘び住まい・・・根岸の里の侘び住まい・・・. 。o○

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ここでまた猫、よく見ると玄関マットにも黒猫の絵が。ここがこの猫の指定席か?

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しかしこの日見た猫は全部黒猫だった。根岸は黒猫のメッカか?(そんな事無い)
アッ! 浅草駒形で11時前の約束だ。猫よりも先を急がなくては。

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手児奈せんべい店の五叉路から鶯谷駅南口へ、そして・・

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何年か前に訪れた「そば処公望荘」だが不運にも臨時休業 (;。;)。この日も開店前。
積年の思いを断ち駅に入って思い出した。
荷物を入れたコインロッカーはずっと向こうの北口だ・・・

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次回は入谷も含めてもう一度歩いてみよう、そう思いながら浅草を目指しました。

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2015年11月18日 (水)

「魚三」は安くて旨い良心的居酒屋だった 東京は深川門前仲町

折原商店を出て深川不動参道から表通りに戻ると見つけた行列。なんだなんだ何事だ?
と、行列の先に目をやると・・・そこに「魚三」があった!
目算でざっと五・六十人は並んでいるぞ!

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最後尾に着いて前に並ぶお兄さんに訊いてみる。
「これって一回では無理ですよね?」、「入れます!」、「エッ!!・・・」
「四階建てなのでこれくらいなら多分OKです」、なるほどそういうことかと納得して後ろを振り返れば、既に二三十人が並んでいた。(・0・)
お兄さんから「ブリつゆ100円は是非〆に」との情報ゲット。そしていよいよ開店だ。
お客さんがどんどん入口に吸い込まれていく。まるでブラックホールだ!
1・2階はカウンター、3・4階がお座敷になっていて3人以上はお座敷へ。

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みるみる内にお座敷も一杯になる。(あれだけの人数が並んでいたから当然)
ビールをお願いする。

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店の名が入るグラスが昔の店らしくて良い!

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ほぼ魚介で構成される品書きから「イワシ刺し」、「アジ酢」、「コハダ」お願い。
一部を除き五百円以下が並ぶ品書きは、二・三百円台が目白押しの良心的価格設定。

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オ~~ォッ、これは甘い!旨い! 脂がのった大振りの鰯はまさにこれからが旬!!

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キュッと締まったアジは歯応えも有りアッサリと頂ける。

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そして光り物の代表コハダ。
江戸前かどうかは分からないが、とりあえずお江戸はこれでしょう。

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追加で「穴子タレ」と「シャコエビ」。
穴子はしっかりとした歯応えで、甘辛いタレが香ばしい。(個人的にはフンワリフックラとしたのが好みですが)

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昔は激安値段のシャコだったが、名前は出世せずに値段が出世している。
シンプルな塩味で何匹でも戴けそうだ!

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そしてお兄さんに教えてもらった「ぶりつゆ」と「スペシャルスープ」も頼んでみる。
100円でもちゃんとブリの身も入り、出汁が効いて旨味が広がる絶品

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だがスペシャルスープも負けていない。値段も跳ね上がるが具材もドーンと跳ね上がる!!(それでも550円)が、しかし・・・

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なんとブリ以外に豆腐や大あさりが三つも入り、これで不味いはずが無い!
両方とも濃いめの味に仕上がっているが、これだけで十二分に酒アテだ!!
情報をくれたお兄さん、ありがとう! (;。;)
こうして大満足でお店を出た三人は夜の宴の舞台である「新橋」を目指す

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宴会集合の時間にはまだ少し早いSL広場・・・ならばチョット宴会の練習を (^▽^)

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駅前を少し回って見つけた立ち飲み処「へそ」へ。

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ホッピーと共に一品も少し頂きましたが値段はとってもお手頃。

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ほぼ百円台のメニューが並ぶのは、さすがサラリーマンの聖地「新橋」だ

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さあそろそろ宴会の時間だ、夜は長いぜ目指せ「魚金本店」! (^□^)

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♪新橋・両国・柳橋 夜が明けるまで飲みつぶれ・・♪ 粋かどうかは分かりませんが。
酔って候」で東京の夜は更けてゆくのでした。
魚三
お店は→東京都江東区富岡1丁目5-4
電話は→03-3641-8071
営業は→16:00~22:00(LO21:30)、2~4F~21:30(LO21:00)
お休み→日曜・祝日・GW・盆時期・年末年始

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2015年11月17日 (火)

折原商店でチョット立ち飲み 東京は深川門前仲町

門前仲町は深川不動堂に参拝する人々で賑わう町だ。
甘味処や立ち飲みに佃煮屋など盛りだくさんのお店が立ち並ぶその先に不動堂がある。

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まずは参道の商店を覗きながら、また、あまたの誘惑をかわし不動堂を目指します。

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素敵な店の誘惑が多すぎて、お不動様にたどり着けるかどうか (;^^)ヘ..

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でもなんとかたどり着いた旧本堂には木造のお不動様が鎮座しておられます。

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隣の本堂には外壁一面に貼り付けられた梵字の嵐が、チョット不気味ささえ感じるのだ。

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中はクリスタルの小さな五輪塔が狭い通路の両側にズラリと並ぶ「祈りの回廊」。
家内安全など様々な願いを込め奉安された塔には名前が入れられています。

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厳か(おごそか)かつ幻想的な回廊、実はご本尊の下を通り旧本堂に繋がっているのだ。

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すぐ隣の富岡八幡宮には・・・伊能忠敬

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50歳で天文学を学び、日本地図を作るため55歳で測量の旅を始めたすごい人。

さあ、いよいよ参道へ戻って「折原商店」へ!

まず佃煮屋さんで「うな肝焼き」と「シジミ焼」きを購入、そして隣の折原商店へ入る。
(ここの串焼きは持ち込み可能との事です)

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メインの乾き物の他に、品数は限られるがおでんや枝豆などの一品もそろう。
角打ちなのでこれで十分すぎるくらいだ。

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折原商店はお酒や一品と交換にお金を支払うキャッシュオンタイプだ。
ビール瓶のラベルには燦然と輝く赤星、そうサッポロラガー!! そして鴨ロースも。

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そして佃煮屋さんの串焼き。

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店内には日本酒を中心に様々なお酒が販売され、和歌山の黒牛や奈良の八咫烏(やたがらす)など関西のお酒も並んでいた。

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鬼太郎一家もお酒のボトルなのだ。きっと島根のお酒なのだろう。

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当然酒屋さんなのでお酒を買いに立ち寄るお客さんもあります。
でも二本目はまたビール、キリンのハートランドだ。

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店先には菓子類やおもちゃも並べられ、さながら下町の駄菓子屋さん。

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折原商店は大人も子供も楽しめる角打ちの酒屋さんだった。

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折原商店

お店は→東京都江東区富岡1-13-11 折原門仲ビル1F
電話は→03-5639-9447
営業は→10時30分~22時
お休み→無休

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2015年11月13日 (金)

「藪伊豆総本店」東京日本橋の老舗蕎麦店で昼蕎麦酒

東京日本橋にある老舗のお蕎麦屋さんと言えば、大阪城築城時の砂置き場に並んだ砂場蕎麦に端を発し、その後江戸蕎麦文化の一翼を担った砂場縁の「室町砂場」、 創業百余年カレー南蛮が売りの「やぶ久」、、そして今回お邪魔した「藪伊豆総本店」だ。

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東京駅八重洲中央口からまっすぐ東に進み、首都高室町ランプ手前を左に入った所に藪伊豆のビルがある。
ビルの前には門構えがあり、脇に置かれるメニューが敷居を下げている。

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門を潜ると右手が通常店舗、左手が宴会場入口だ。
この日10人で予約を入れていたので、左手入口からエレベーターで三階のお座敷へ。

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「伊豆本」と名乗っていた店は創業180余年の老舗で、明治に入った頃「神田やぶそば」の傘下となり、双方の店名を合わせ「藪伊豆」となった。(お店HPより)

そんな老舗のランチセットは1080円とお得なのだが、ここはア ラ カ ル ト。
まずは蕎麦前のビールを・・・突き出しはお馴染みの蕎麦味噌だ。

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蕎麦の実を練り込んだ蕎麦味噌でビールを頂きながら一品を注文。

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「たたき」とあったので軽く炙った鴨肉を想像していたのだが・・これは鴨ロース煮。
それでもピンク色に仕上がった鴨ロースは柔らかくて美味しい。

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千葉県多古の大和芋トロロは、お箸で切ってつまみ上げる程の強い粘りゴシ。
焼き海苔は山葵をチョイと載せ醤油で頂く! パリッとして磯の香が広がるのだ。

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三つ葉山葵和え・たたきのり、油と相性の良いナスの揚げ出しも熱々の揚げたて。
椎茸と卵焼きだけのシンプルな芯を巻いた蕎麦寿司は色白で、寿司用に打たれているのだろうか、アッサリと口直し的存在。

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そろそろ仕上げのお蕎麦は、胡麻せいろ・胡麻蕎麦(温)・鴨せいろの三種混合注文。
当然私は鴨せいろ! 鴨汁は濃いめ薄いめの二種から選択できて、違いを尋ねると「男性なら濃いめの方が良い」と勧められそちらをチョイス。

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ブログ写真としてのルックス的には・・・地味で花が無い胡麻汁 (^0^) だが、少し飲ませてもらうと、まず濃厚な胡麻の風味が広がり、後口はしつこくない仕上がりだ。

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お蕎麦は小さめのせいろ二段で出されます。
まずはそのままで一手繰り・・ん、もう一手繰り・・お!、さらにもう一手繰り。
意外といける。(失礼)
外観や食感は神田やぶそば系で、色も僅かに緑がかっているような気がしました。

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合鴨の肉も厚めで柔らかくて臭みも無く、ギトギト濃厚好きの方には物足りなく感じるかもしれないけれど、この鴨汁は私好みだ!

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白濁サラッと系の蕎麦湯で割ると、フンワリと香る出汁に旨味が優しく広がる。

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老舗蕎麦店ならではの雰囲気と味の素敵さがあり、これはまた一軒東京の行きたい店が増えたぞ! そう思いながらお店を後にしたのでした。
そして深川 門前仲町を目指す・・・のであった。


藪伊豆総本店
お店は→東京都 中央区 日本橋3-15-7
電話は→03-3242-1240
営業は→11:00~15:00 LO(土祝15:00閉店)
    17:00~22:00(LO21:00) 金~22:30(LO21:30) 土祝~20:00(LO19:30)
定休日→日曜

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2015年11月12日 (木)

「手打ち蕎麦 和」で河内鴨と熟成蕎麦と酒 (大阪市住吉区苅田)

大阪の我孫子に素敵なお店がある。
お蕎麦も酒肴も美味しくて、ついつい飲み過ぎてしまうのが難点なのだが  (^□^)

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そう、久しぶりに「手打ち蕎麦 和」に訪れました。(御免なさい、かなり久しぶりです)
ここへは絶対電車で来たいと思っていたら、結構ご無沙汰になってしまいました。
地下鉄御堂筋線あびこ駅一番出入り口から「あびんこ商店街」を東に向かい、東アーチを過ぎた一筋目を北へ曲がると左手にお店が現れる。



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柏原に在った頃から津村の「河内鴨」を使った一品を出していて、実は私が「河内鴨」を知ったのはこのお店だったのです。
ドアを開けると小さなお店は満員で、小上がりに相席を頂きました。

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まずご無沙汰の詫びを一太刀、そして間髪入れぬ返す手でビールを注文!
しかしそれを払い突き出されたのは・・・こ、これは参った。

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西の横綱が昆布なら、東の横綱は「鰹節荒削りでぇっ!」とばかりに厚めの削り節が一枚。噛めば噛む程イノシン酸が溢れ出て、これにはさすがの私も「お酒飲みたい!!」
そして速攻出しメニューの中から選んだ牡蛎の煮干し。

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これが燻製かと思いきや、なんとカチカチの干物!干物!!干物!!!
少量かじってガシガシ噛むと、やがて牡蛎の風味が口一杯に広がってくる。
ある意味駅の売店で売ってる干しホタテに通じるアテだ!

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さらに追い打ちは「品書きには無いけど、今日は朝挽き鴨ササミの湯引きポン酢がありますが?」とご主人の一言。
「ほしい!!」と私  朝挽きなら生でも大丈夫だろうが、軽く湯引きする事でレアに仕上がり、、、甘い! ポン酢と大根おろしが合うわ。。。ビールお変わり!!

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二本目のビールを飲み終えここで日本酒をお願いしたのですが、これもメニューには無い福岡「月の光」と秋田の「八仙 赤ラベル」をグラスでお願いしました。

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寒造り純米 月の光」はかなりライトなスッキリ感で、日本酒初心者の私にうってつけ。
ならばこれで河内鴨焼きを頂きましょう!

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ウハーッ、これです、これこれ、これが電車で来たい訳
ドドーンとこの厚さで出される太っ腹、中々このあたりではお目にかかれぬ贅沢さだ。

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どうでぇーっ!これを食いたきゃ恐れ入谷の鬼子母神で膝を揃えて食いやがれっ!!
あっ、ここ堺のコテコテ我孫子でした・・・
しかしついつい熱も入るってぇもんでぇー!(すんません、調子コキました・・)
塩と紀州ブドウ山椒におろし醤油が添えられ、好みで鴨肉に合わせます。
ここで「陸奥 八仙 火入れ限定芳醇超辛口」をお願いしました。


これも一口するとスッキリとした口当たり、これは程良く抑えられた酸味のせいか。
しかしその僅か後に十分な芳醇さを被せてきます。
キリッとした味わいの中に重厚な旨味を感じる。
うーん、そろそろお蕎麦? いやまだ鴨あるし、「八仙」お変わり!
そして今度こそ横道に逸れず「まっとうに熟成蕎麦を注文」。薬味無しなら-50円。
いらないいらない薬味も汁もいりません! 蕎麦だけあれば十分だ!! (あっ・・盛り汁は蕎麦湯に必要ですね)

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粗挽きで感じるお蕎麦の甘みと穀物感、これが冷蔵庫で三日程寝かす熟成は・・・ア~~ラ不思議、ナッツ風味が広がるお蕎麦に大変身っ!!

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粗挽きも熟成もそれぞれが美味しく楽しめる。1本1本噛み締めてお酒のお供に。
最後の蕎麦湯にご主人が「トロトロとサラサラのどちらにしましょう?」。

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当然蕎麦粉を溶き込んだトロトロ系をお願いしたのですが、これはドロドロ系です。
私はあえて飲む蕎麦掻きと呼びたい!!

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あまりのドロドロさに、ついつい螺旋を描いて注ぎ入れてみました (^0^)
旨味と甘みが舌一面に広がり、堪えきれずにお酒を注文しそうになる。(しつこい)
これだけで十分一品として成り立つ酒の当て (≧▽≦)
これなら本当に盛り汁も必要なかったかもしれません。

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久しぶりの訪問にご主人との会話も進み・・・
入店午後一時から、お店を出たのは午後四時でした。 (・0・)
確か西浅草の「おざわ」でもこんな事あったわ。そう思いながら・・・
この日の幸せ終了です。


手打ちそば 和


お店は→大阪府大阪市住吉区苅田5-7-2
電話は→06-7165-7100
営業は→11時30分~14時(土日祝~21時) 18時~21時30分
定休日→火曜日(祝日は営業)
駐車場→なし
最寄り駅→地下鉄 あびこ駅1番出入り口

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2015年11月 8日 (日)

ヴェトロモンターニャ2015 和歌山県は高野山vol.2

まだ紅葉が楽しめた高野山。 ヴェトロモンターニャ2015 vol . 2

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ドイツ車はベンツポルシェが多く、BMWは2002が一台だったと思う。

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ブリティッシュはロータスを中心とした多数が参加。

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ロータスの車名は で始まるのは有名だ。

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エラン、ヨーロッパ、スーパー7、スーパ  ・ ・ ・ スー ・ ・  あっ、これは じゃないけどね。

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しかし車高が低いです。まるで F-1 のライディングポーズなコクピット。
ジネッタも低い。

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運転してると地面すれすれを走っているゴーカートのようなのものだ。

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コンパクトでクラシカルなルックスのMGやモーガンも素敵だが 、 、 、

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ベントレーの迫力にも圧倒されるのだ。

ジャガーのボンネットマスコットはかっこいいけど、ヘッドマークはタイガーマスクみたいと思うのは私だけでしょうか?  (^0^)

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夏木陽介さんのジャガーはいつもの定位置。

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メーターは120kmまで刻まれている。今の車と大違いですが当時はこれでも高性能。
私のちっぽけな車でも240kmまで。(多分出ません、って、公道では出せません)
しかしシフトレバーが遠く奥まっていて、操作は難しいだろうな ・ ・ (余計なお世話)

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さて アバルト ですが、昨年同様の3台が出場。

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595などが無いのは寂しい限り。

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エボナイトステアリングの中心に輝くホーンボタンは素敵です。

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イタリア勢の参加はアバルト3台、フィアットとアルファロメオにマセラティ、それに珍しいランボールギーニが各1台ずつでした。

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フィアット124スパイダーには私の好きなクロモドラCD30が。
オフセットが合えばA112に付けたかったホイルです。

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一目見てマセラティと分かる程大きなエンブレムがグリルに・・・(^▽^)
インパネはメカニカルでイェガーのメーターが並びますが、この頃の時計はさすがに普通の四角い時計なのですね。(ステアリングはパーソナルでした)

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最後のイタリアーノはランボールギーニ
私のランボールギーニはミウラから始まった。なんとも素敵な車でスーパーカーブームの一時代を築いたが、これは400GTと言う車で初期に製造された物だそうだ。
牡牛座生まれで闘牛をエンブレムにしたのは、蠍座生まれのアバルトのエンブレムがスコルピオーネだったのをまねたのかもしれない。

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フランスのシトロエン2CV6カリオストロ公国のクラリス王女が乗っていた車だ。
そしてサーブも参加。個性的な車造りをしていて、市販車初のターボエンジンもサーブだったが、何度かの身売りで今は日本では代理店が無かったと思う。

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ヴェトロモンターニャ2015はチョット欲求不満ぽい感じは否めないも、ブルーバードSSSはまれに出会う事はあったが、長く見ていなかったランサーやサバンナRX-3を見る事が出来たのはなかなかの収穫だったかもしれない。

今度はリアのエンジンフードを開けたチンクに会えるだろうか。

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ヴェトロモンターニャ2015 和歌山県は高野山vol.1

今年もこの季節になった。高野山はまだ紅葉が楽しめそうだ。
が、曇りだ、しかも雨も降りそう・・・
とりあえず高野山を目指しハンドルを握ったのだ。
今年のヴェトロモンターニャは国産の懐かしいラリー車両が迎えてくれた。
オーッ、ご無沙汰ランサーだ!

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当時ラリーといえばランサーで、エボリューションモデルも出されていました。

そして日本のレース史から外せない車、これはな~~に?。

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ダットサン・・海外ではダッツンと呼ばれていましたね

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そうです、ブルーバード スリー S です。 メチャ流行った車です。

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ヴェトロモンターニャではお馴染み、シャンパンゴールド トヨタ 2000GT

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搭載されたのはこの頃まだ高価だったDOHC (ツインカム) エンジンで、トヨタ主力のM型エンジンを土台にオートバイのヤマハがツインカム化した物だ。

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その後トヨタ車を支え続けた M 型に、ターボを組み合わせた M-TEU が出され、やがて軽量の 1G 型となり 1G-GTEU (ツインターボ) へと進化する。

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6気筒エンジンにはソレックスの2バレルキャブレターが3機備えられていた。

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ローズウッドが使われた後期型のインパネもヤマハが手がけたが、この車はひびが入ったウッドパネルを新装したそうです。

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かつて日本にこれだけ綺麗なスポーツカーがあったであろうか・・しかし今、2000GTの再来かと思える車 トヨタ86 が販売されている。

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フェラーリではありません、今回初登場の三菱 ギャランG T O。 ホイルはカンパ。

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この頃のスポーツカーはオーバーフェンダーが特徴的で、日産スカイライン・フェアレディー・チェリーやトヨタレビン・トレノに加え、三菱 GTO・FTO などがあった。

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ケンメリの GT-R です。重いクラッチのハコスカ以来伝説となった車で、現在も日産 GT-R として進化し続けている。

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バズの「愛と風のように」が流れるCMが素敵でした。

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東京モータースショーでベールを脱いだ RX-7 に次ぐロータリースポーツ。

その原点に近いともいえるサバンナ RX-3。 速かったですよね。

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ハヤシレーシングのホイールが時代を感じさせます。

「雨で汚れてしまってね」とオーナー様。   いえいえ十分綺麗です。

他にも本田の NSX が1台有りました。

vol.1は日本車をご紹介しました。2ではヨーロッパ車を。

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2015年11月 5日 (木)

「手打ち蕎麦 おおみや」 阪和道が周参見まで開通 和歌山県上富田町大宮

先々月阪和自動車道が田辺から周参見まで開通した。白浜以降は通行料無料だ。
そうだ「おおみや」へ行こう!

こちらは上富田町の山間にある大自然満載の手打ちお蕎麦屋さんなのだ。
近畿自動車道上富田インター→国道42号→国道311号→県道36号へ右折で山の中に入り、人家が途切れた頃右手にお店の看板が現れる。

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昼時を外しての訪問ながら、丁度一組のお客さんが出て待つこと無く席を頂いた。

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「おおみや」のメニューはシンプルな構成で、前回同様天ざるをお願いすることに。

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こぢんまりとした店内はシンプルな装いが好感を持てる。
厨房は客室に比べて余裕有る広さだが、ピーク時に入る二三人のためにはこの位は必要だろう。

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「北海道幌加内産の新蕎麦が少量入ったので」との事です。キタワセだろうか?

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柳ゴシに打ち上げられたお蕎麦は中太で、しなやかな程良い歯応えを感じさせ、噛み進むと密やかな香りと風味が舌の奥にフンワリと広がる。

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この店の天麩羅はサクッとして中々旨い
海老も大振りで、季節の野菜天が入る・・・ビール飲みたい ( ^.^)( -.-)( _ _)

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そういう訳にもいかず、つい鴨南蛮をお願いすると「お蕎麦を少ない目にしましょうか?とのご主人の提案に「そうお願いします」。(関東の隠語では「鴨南一杯、台は桜で」となります) が、当然値段は変わりません。(中途半端なお蕎麦を残すのですから)

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少し厚めに切られた鴨肉が柔らかくて美味しい。
関東風の白ネギ筒切りでは無く、青ネギがたくさん入っているのは嬉しい。
余裕が出たら柚切りも試してみたい」そう言うご主人、いつかはここでも大阪北の「夕霧蕎麦」を頂けるのかもしれない。
そう思いながらこの日の幸せ終了です。


手打ちそば おおみや
お店は→和歌山県西牟婁郡上富田町生馬3115-1
営業は→11:30~15:00(売り切れ終了)
         17:00~20:00(当日15時迄に要予約)
電話は→0739-47-0139
お休み→水曜日・第3火曜日
最寄IC→近畿自動車道紀勢線 上富田インターから約10km
駐車場→有り

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2015年11月 2日 (月)

長閑で素朴な「手打ち蕎麦 四十九亭」 三重県伊賀市四十九

二年ぶりだろうか。
久しぶりに長閑(のどか)な田園風景が広がる四十九亭(しじゅくてい)に訪れた。

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ここはその長閑さと相まってメニューも長閑だ!

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門長屋を潜り中庭の靴脱ぎを経て縁側から入るとそこが客室。
前回頂いたおろし蕎麦はぶっかけで、汁はかなり味が濃かったため、次に訪れる時にはごく普通にざる蕎麦をと思っていたのにも拘わらず、同じぶっかけの山かけ蕎麦を頼んでしまったのだ (・0・)

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ルックス良好の「山かけ」は雪色のトロロに載る濃い黄身が織りなすコントラストが素敵。
蕎麦は結構美味しいのだ。が、山かけでもかけ汁の濃さを感じる。

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ぶっかけの汁はやはり濃厚。決して辛いのでは無く濃いのだ

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ただ、蕎麦湯で割った汁を頂くと結構アッサリと頂けてしまう。

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お蕎麦を打つ奥様はとても気さくな方で、話し掛けると会話が弾みます。
三重県伊賀市では人気店の「松尾」で蕎麦打ちを学んだ奥様です。

次回こそざる蕎麦を頂こうと誓いながら、これでこの日の幸せ終了です。


四十九亭(しじゅくてい)

お店は→三重県伊賀市四十九町790
電話は→0595-21-6388
営業は→土・日・月 11:30~14:00
お休み→火曜~金曜
お車は→あり

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