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2015年11月22日 (日)

小さな町歩き「根岸の里の侘び住まい」 東京は根岸で路地裏探検隊

夕べの酒が少し残った体を起こし、朝食を済ませて鶯谷を目指しました。
今回は東京都台東区根岸を歩いてみます。
エリアは大きくは無いけど、根岸は路地裏探検隊のアンテナにピピッと来る物がある。
「秋深み 根岸の里の 侘び住まい」 (byエノさん)
句人に言わせるとこれは良くない句だそうです (;^^)ヘ..
JR鶯谷駅北口から言問い通りを渡り暫く進むが「侘び住まいの町並み」は見当たらない。
どこだ侘寂。

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何度か曲がってみるとそこは「根岸柳通」、ここに来て徐々に雰囲気が出てきた。

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朝の光を受けた根岸柳通には侘寂の人達が日課のウォーキング。その歩道には高層マンション建設反対の幟が並んでいた。

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通り沿いには時代に取り残された・・では無く昔の面影を残すひなびた佇まいの店や家が点在し、通勤通学に鶯谷駅を目指す人達も行き交う。

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通りから横に伸びる路地の先には結構魅力的な誘惑が待っている。
そして路地裏お約束の・・・

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路地裏に猫が似合うのはもう一般的の鉄板だ!
朝から飲みたくなってしまうブロック塀看板?

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下町では道路が落書き帳! 山手線の駅を書いてあるのもあります。(°0°)
そんな落書きを楽しみながら歩いていると、

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あれ、ここ下谷?

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どうやら根岸との境目に出た。ついでに下谷も少しばかり歩いてみよう。
下谷の中学校では地区のお祭りが行われているようで賑やかな声が聞こえている。
根岸と下谷の境目を歩くと・・・

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一見モダンな風貌を見せる落花生の店が、よく見るとレトロを感じさせ。

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モダンでお洒落な居酒屋も「おおいりや」と言う古風な名前だったりする。えっ!いりや?入谷?大入谷? 違った、壁にはしたやの住居表示。

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戦後建てられたアパートは文化住宅と言われ、どこが文化なのか不思議だった私は、今になってその文化が少し分かるような気がします。

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昔ながらの仕出し屋さんの二階に干されるタオルがこの町の生活感を感じさせ、振り返ると路地の向こうには新しい時代の象徴「スカイツリー」が顔をのぞかせていた。

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外国人観光客が多そうなゲストハウスなどが立つ一方、古い昭和の顔も残っています。

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路地裏はあちらこちらにその根を残し、行き止まりであろうが無かろうが、素敵だと思ったらどんどん突き進むのが路地裏探検隊。

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もし行き止まりだったら戻ってまた別の路地に入れば良い、それだけの事。

そして再び根岸へ突入だ。

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あれっ・・・歩き始めに「どこだ侘寂!」と思った事はすっかり忘れ、既にドップリと路地裏歩きを楽しんでいる事に気付く。

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根岸の里の侘び住まい・・・根岸の里の侘び住まい・・・. 。o○

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ここでまた猫、よく見ると玄関マットにも黒猫の絵が。ここがこの猫の指定席か?

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しかしこの日見た猫は全部黒猫だった。根岸は黒猫のメッカか?(そんな事無い)
アッ! 浅草駒形で11時前の約束だ。猫よりも先を急がなくては。

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手児奈せんべい店の五叉路から鶯谷駅南口へ、そして・・

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何年か前に訪れた「そば処公望荘」だが不運にも臨時休業 (;。;)。この日も開店前。
積年の思いを断ち駅に入って思い出した。
荷物を入れたコインロッカーはずっと向こうの北口だ・・・

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次回は入谷も含めてもう一度歩いてみよう、そう思いながら浅草を目指しました。

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