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2015年12月

2015年12月30日 (水)

11年間ありがとう 「そば切り 徳」和歌山市




まさかだった・・・
和歌山市で、いや和歌山県のニューウェイブ系で唯一田舎蕎麦を出すお店「徳」。
そのお店が今年12月いっぱいで閉店。店内の張り紙にはそう書かれていた。

久しぶりに昼蕎麦酒をと訪れたのだ。
注文を聞きに来てくれた奥様に「驚きました・・・」そう伝え、

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とりあえず予定していた鴨ロースと出汁巻き、それにビールをお願いしました。

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この店の鴨ロースはジューシーで柔らかく、今まで行ったお蕎麦屋さんの中でも5本の指に入る美味しさなのだ。

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そして出汁巻き。

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ぷるんとソフティーで出汁の味が利くプレーンな出汁巻き。

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たっぷりの大根おろしと共に頂く。
ここで純米吟醸「野路の菊」(和歌山)。

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密やかに穏やかに甘みを伴った香りが広がり、スッキリとしたふくよかさが印象的だ。
名手酒造は黒牛だけじゃ無かったんだ。
お蕎麦はそば切りをと思っていたのだが、これが最後となるとやはりこの蕎麦を・・。

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鴨汁もこの店の秀逸品で、鴨肉の仕上がり、それにアッサリとコクのバランスが絶妙な旨味を醸し出していて、ここではかなりの頻度で注文した。

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しなやかな柳ゴシの極細打ちで、挽きぐるみの色黒蕎麦には黒ポチが散らばる。

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いつも汁無しで頂き、最後の幾手繰りをドップリと汁に漬けて楽しむのだ。

もうこの鴨汁蕎麦を食べる事が出来ないと思うと感慨深い。

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天野に移転した凡愚の何かがこの田舎蕎麦に受け継がれているのだ。蕎麦湯を頂きながらそう思うのでした。

これまで美味しいお蕎麦をありがとうございました。(;。;)

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2015年12月29日 (火)

「そば切り吟香」は中々素敵なお店だった 兵庫県川西市向陽台

能勢電鉄沿線に素敵なお店があるとの事で行ってみる事にした。
阪急川西能勢口乗り換えで能勢電平野駅から徒歩約20分(バスもあります)

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光洋台3丁目にあるお店はスッキリとしたシンプルなデザインで落ち着いた雰囲気。
四人掛けのテーブルが5卓、6人掛け相席用が1卓(だったと思う)と言う構成。

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コース(要予約)もあるが一品も多数あり、しかも比較的低価格なのが嬉しい。
時間は掛かるがランチタイムでも頂けるとの事で(状況で出来ない物もあります)、鴨ロース焼きと季節の野菜天麩羅盛り合わせと共に八海山をお願いしました。

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12時前とも有りさすがに少し時間が掛かりましたが、読みかけの本四・五ページを読み上げる頃に八海山到着。
続いて鴨ネギ焼きが出されます。
価格からすると薄い鴨肉が三切れ程と思っていたのですが・・・結構充実 (゜o゜;)

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焼き加減もええ感じやわ!
そしてそう遅れる事無く、季節の野菜天盛りが登場。

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キノコ類やさつま芋に南京などが入り、少し衣が厚いように思いますがOKレベル。

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塩と天つゆが添えられWの味わいで楽しみます。
多のお客さん達は天せいろを頼む人が多いようで、相席の方の天せいろをチラ見するとエビが大きそうで量も充実のようだ・・・。
さあ満を持してお願いしたお蕎麦は「粗挽き田舎」!!!
オ~~ッ、中々に荒々しさを主張する姿は、まさにザ田舎蕎麦だ。



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粗挽きながらパキッとした感じで角も立ち、黒ポチ・赤ポチがキッチリ打ち込まれる。
噛み進むと粗挽き粉が田舎の風味を伴って穀物感を口いっぱいに広げます。

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薬味には山葵ではなく辛味大根が。

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ミルに入った荒い結晶のお塩をガリガリ削る。

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でもお塩を付けるまでも無くプレーンで十分美味しいお蕎麦ですよ。
アッ、忘れてはなりません。盛り汁も醤油が僅かに勝つが出汁とのバランスが程良い。

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蕎麦湯で割るとフンワリと旨味が口の中に広がる。
やっぱり関西人は出汁を感じるとホッとするのかもしれません。
これでこの日の幸せ終了です。


そば切り 吟香

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写真:吟香位置図(文字右寄せ)
お店は→兵庫県川西市向陽台3-5-118
電話は→072-793-7710
営業は→11時半~14時半 17時~20時(土日)
定休日→月曜・火曜日
駐車場→有り
最寄り駅→阪急平野駅 徒歩約20分(数は少ないがバス有り)

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2015年12月27日 (日)

和歌山に定着したか 「手打ちそば 中道」 和歌山市毛革屋丁

不思議なもので12月に入ると何故か時間の流れが加速するような気がしますよね。
全く師走とはよく言ったものです。

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久しぶりにお酒を共にお蕎麦を、そう思い夜の中道に訪れました。
開店当初に比べ結構進化している中道のお蕎麦です。日々精進のお店・・か? (^0^)

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蕎麦前には黒牛(辛口)を、そのお供にはいつも通りの豆腐もろみ漬け(山ウニ豆腐)。
これをチビチビ頂きながら、黒牛をチビチビ。
夜限定の出汁巻きもお願いします。

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出汁巻きはとてもプレーンに仕上げられ、大根おろしと醤油で好みの味に仕上げるのもよし、蕎麦の盛り汁をチョロッと掛けて頂くのもまたよろしい。

この日の締め蕎麦は「鴨せいろ」。

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ここはお蕎麦だけで十分美味しさを堪能できるので、お客さんが少ない夜、たまにお願いするのが鴨汁先出しだ。
これをお酒のアテにして蕎麦前を頂き、〆にお蕎麦だけをお願いするのだ。
合鴨は肉厚薄めだが量は多めなので、ネギと共に頂けば良いお酒のアテになる。

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さて、黒ポチ赤ポチが混ざる剥き実挽きぐるみ系ブレンド蕎麦は、開店時の丸抜きより風味が立つようになりました。

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バランスの良い仕上がりの鴨汁は白濁サラッと系の蕎麦湯で割るとホッコリ幸せ!

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年内の営業は12月30日まで、明けて新年は4日からです。



手打ち蕎麦 中道

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お店は→和歌山県和歌山市毛革屋丁7
電話は→073-423-1005
営業は→11:00~13:45(LO) 17:00~20:00(閉店)各売り切れ終了
定休日:木曜日と水曜の夜
駐車場→あり(多い)
最寄り駅→JR和歌山駅徒歩約10分弱

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2015年12月24日 (木)

三陸の牡蛎が楽しめる「松吟庵」大阪市淀川区東三国

この日テレビの旅番組で三陸の牡蛎を取り上げていた。
三陸牡蛎食べたいーっ、て、確か東三国で三陸の牡蛎を出すお蕎麦屋さんがあった。そう思うといても立ってもいられず訪れてみた。
地下鉄東三国駅すぐ近くの路地に「松吟庵」はあった。(かなり駅近蕎麦店です)
町屋造りの奥に深い店内は、カウンターと二人掛けテーブル二卓というこぢんまりとした設えだが、二階にも客室があるようだ。(お客さんが降りてきた)
メニューには牡蛎や牛タン・蔵王豚に笹かまぼこなど宮城の産品が並ぶ。
とりあえずビールと牡蛎酢をお願い。(こちらでは酢牡蛎では無く牡蛎酢だった)

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ビールは何と保温の袴に入れられて出されるのだ! 
これを袴と言って良いのか分からないが、おそらくステンレス二重構造になっていて真空保温瓶のような物。
これならビールの冷たさを保ちながら水滴が垂れる事も防げる。
これ初めて見ました。(欲しいです)



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少し小ぶりだが牡蛎が5粒程入り、紅葉おろしが添えられている。(冬は牡蛎だ!)
牡蛎酢を楽しんでいると後からのお客様がタンシチューを注文、エッ、タンシチュー?
「タンシチュー有るのですか?」、「美味しいですよ」、「頂きます!」

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注文してから作るのだろうか、少し時間が掛かってから出されました。

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ゴロンと大きい舌(いえ、肉)の塊が3つ、そしてジャガイモ・人参・芽キャベツが入る。
これだけなら少なめだが、お蕎麦も食べるので結構なボリュームとなる!
アッ、今日の目的は牡蛎とお蕎麦! 閉店時間を尋ねると「二時ですがまだ良いですよ」
そんな有難いお言葉に甘えて焼き牡蛎も追加 (^.^)
そしてお酒も追加。風の森キヌヒカリ純米大吟醸しぼり華をグラスで!

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表面張力!!

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先月広島で飲んだ風の森 笊籬採り(いかきとり)に負けない味で、程良い酸味でスッキリとした口当たりだが、ふくよかでフルーティーな味わいの裏に重厚さが顔を出す。

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貝柱の歯応えとプックリとした柔らかさの二種の食感が楽しい。口の中にはミルキーな味わいが広がります。
アアッ、どうしてこんなに牡蛎と牛タンシチューが好きなのか (-.-;
既に満足感が頭とお腹を満たしゆく・・しかしまだ本命を食べていない。で、お蕎麦。

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剥き実挽きぐるみで機械打ち? (多分、いや切り揃えを見ると手打ちか?)
しかし? お蕎麦の芳香さがキッチリと残り汁無し全然OKで、それなりの蕎麦粉を使用し

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ているのでしょうね。(次回確認です)
盛り汁は節の華やかさを覆い隠すように昆布の旨味が表に出る感じ、でしょうか。

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お勘定の時に「今日は牡蛎が小さめだったので割引させてもらいます」
確かにそうかもしれない、でも美味しい牡蛎を頂きました。(もちろんお蕎麦も!)
牡蛎の味が落ちる晩夏の2ヶ月程だけ牡蛎メニューが途切れるとの事です。
多分そう遠くない頃にまたお伺いしそうなお店でした。


松吟庵 東三国店
お店は→大阪府大阪市淀川区東三国1-33-21
電話は→06-6335-7486
営業は→11:30~14:00 17:00~23:00(LO)22:30
定休日→日曜 祝日
最寄り駅→地下鉄御堂筋線東三国駅4番出口徒歩約2分

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キンシ正宗 純米大吟醸「松屋久兵衛」

蕎麦仲間のO氏からお届け物です。
開けてみると、なな何と日本酒ではありませんか!

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キンシ正宗「松屋久兵衛」とな・・日本酒若葉マークの私は当然見た事がありません。
綺麗な瓶に入ったお酒。この瓶が何ともレトロで素敵!

こんな素敵なお酒を頂くとなれば、やはりグラスはこれでしょう!

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以前、海南市の黒牛茶屋で買い求めた涼やかなグラスに注ぎ入れる。
オッ!、口元に近づけるだけでその素性が分かるような香り。
一口含むと。。。かなりハッキリとした輪郭を持つ味わいが舌に広がる。(常温)

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重厚さは感じるのだが、喉を通り越す頃にそれはスッと消えるのだ。
そして、ごく仄かな心地よい酸味が舌に残る。

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こっ、これは危険な酒!
八海山・一ノ倉や風の森に続くお気に入り登録かもしれない。


純米大吟醸「松屋久兵衛」
醸造元:キンシ正宗株式会社
原材料名:米・米麹
原料米:山田錦100%
精米歩合:35%
アルコール分:16度以上17度未満

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2015年12月20日 (日)

開店一周年「手打ち蕎麦 唐変木」堺市は新金岡町

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チョット速いけど開店一周年おめでとうございます。(パチパチ)
ご無沙汰の挨拶を済ませカウンター席を頂きました。
本当にどこへいってもご無沙汰の挨拶ばかりしている

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席は二人掛け3卓、四人掛け1卓のテーブルと、カウンター3席の小さな店内。
(カウンターは実質配膳台ですが (^0^) )

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さて、注文だ。

おっ、品数が増えてるでは無いか! そう言えば初めて伺った時だったか、「一品も増やしていきたい」そうおっしゃっていたが、車訪問ばかりなのでそう気にしていなかった。

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一品こんなにあったんだ!(ちなみに・・・この日は電車だーーっ!)
日によって出来る物と出来ない物があるようです。

鴨肉のネギ焼きと野菜天をお願い!、ビールは生もあるそうだが瓶、エビスで!

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鴨ネギ焼きはご覧の通り、薄めの鴨肉三枚なのだが、 これが500円!とCP高い。

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黒胡椒などで味付けされていてビール進みすぎ!旨い!

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白ネギの青葉部分も中にトロミがあって甘くて・ ・ ・

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キノコ・南京・インゲンなどを抹茶塩で頂く。

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ピンクソルトも出して頂いた。これは自家製粉の粗挽き蕎麦で。

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いいです、いいですこの感じ。しなやかに弧を描いた中太加減の浅黒いお蕎麦。
見た目散らばる黒ポチも手伝って、まるで小豆アイスを思わせる田舎だ。

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第一印象がそのまま口の中に広がる。

しかしさすが粗挽きと称すように、噛み進むと田舎の風味を覆い被せるように細かめの蕎麦カプセルからはじけ出る穀物感が素敵だ。。。汁無し完食!

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節が顔をのぞかせる盛り汁は辛めだが、華やかさが旨味と共にフンワリと広がる。
(私、実は鰹や鯖などの節の味が分かりません。が、出汁の華やかさは分かります)
蕎麦猪口を頂いて盛り汁を少し分け入れ、白濁サラサラの蕎麦湯を注ぎ入れると・ ・ ・
今度は昆布の旨味が前に出てくるのだ。

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昨年のクリスマスに開店したお店はもうまもなく一年が過ぎようとしている。

少し速いが「よいお年をお迎えください」と伝え、「来年もどうぞよろしく」とのお言葉を頂き、粗挽きの余韻を感じながらお店を後にしました。

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年末の営業は31日まで、年始は6日からのようです。(確か)



唐変木

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お店は→大阪府堺市北区新金岡町5-6-103
電話は→072-250-5151
営業は→11:30~14:30
お休み→月曜・第2・4日曜
駐車場→お店西側CPサービス券 他にCPも有り
最寄り駅→地下鉄新金岡町徒歩約5分程度

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2015年12月17日 (木)

「蕎麦いち」 風情あるお蕎麦屋さん@兵庫県三田市は三田

三田市でお蕎麦を食べたのは一度しか無い。
長閑な田園風景に溶け込んだ古い家でお蕎麦を出す「いまきた」だ。
今回三田2軒目のお店として訪れたのは、やはり古民家のお蕎麦屋さん「蕎麦いち」。

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町中に有りながらこれが中々風情ある建物で、低い二階には虫籠窓があり、奈良の大宇陀に立ち並んでいてもおかしくないような古民家なのだ。

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玄関を入った三和土(たたき)の靴脱ぎから上がる二間続きのお座敷が客室になる。
メニューを眺め色々迷ったあげく注文したのは「三田ポークのせいろ蕎麦」。

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店内に並べられた座卓にはかなり厚めのクッションが一つずつ置かれていて、???
後のお客さんに「座卓が高いという方用です」との説明をされていた。
あーっ、小柄な人や子供用という事か・・なるほどね。
そうして出されたお蕎麦がこれ。

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肉せいろと思っていたのだが、意外にもざる蕎麦と別皿で豚しゃぶ温野菜が付くものだ。
お蕎麦は最近多い細打ちよりも少し太めに打たれていて、剥き実挽きぐるみのブレンドのようで、細かい赤ポチが散らばっている。

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心なしか薄緑に見えるのは光のせいかもしれないが、しなやかに流れるように盛られる艶やかなお蕎麦が、。
一口手繰り上げると舌にマッタリと、鼻孔にフンワリと語りかける蕎麦本来の風味が、程良いコシと共に心地よい。

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ゴボウや人参・玉葱などのスライスにワカメも添えられた三田ポーク
結構ヘルシーな仕上がりだ。

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三田ポークは豚の旨味が濃くて、これはステーキやカツでも食べてみたい。
(三田屋のハムも三田ポークを使っているのか?・・・)
一品も昼用と夜用が揃うが、鴨は夜メニュー。(近所なら夜に訪れてみたい)

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お気に入りに追加。

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ここにも京都「原了郭」の黒七味が置かれていました。



蕎麦いち

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お店は→兵庫県三田市三田町26-3
電話は→079-563-1470
営業は→11時~15時(LO14時半) 17時半~22時(LO21時)
お休み→無休
駐車場→有り(第1・第2)

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2015年12月15日 (火)

「銀座ライオン広島」再び 広島県広島市広島駅ビル

今回広島での昼食に再びチョイスしたのが「銀座ライオン広島店」だ。
ここはサッポロビール系老舗ビアホール「銀座ライオン」の支店で、ビール・一品・食事メニューが多彩に揃い、しかも高クオリティーなのだ。

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確かに居酒屋よりはお値段チョット高めだが、納得できるCPだと思う私。
しかも駅ビルの二階にあって、個室も揃い食事会や宴会に丁度よいお店だ。
さて、今回ブーツジョッキは頼まず、大好きなエーデルピルス。

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大人のポテサラ」は絶対食べようと思った! ちょっとスパイシーでビールに合う。
添えられたクラッカーに載せて頂こう。

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そしてビールのお供定番「ビアホールウィンナー」。
広島に来たらやっぱり牡蛎! 本当は注文してから作る燻製がおすすめだが少し時間が掛かるため今回は海藻焼き(だったと思う)。

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シンプルな「6種チーズのおつまみピザ」とピリ辛「チョリソーソーセージ」!
エーデルピルスお代わり! ファインアロマホップが豊富に入り、上品な苦みが美味い。

さあいよいよ究極のビールのお供中華編、「鶏の唐揚げ」だ!!

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何でこうもビールに合うのだ、 鶏唐揚げ!
ここでエビス スタウトビールにしよう。クリーミーできめ細やかな泡が香りに蓋をする。

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鶏と油の甘さをスタウトのほろ苦い香ばしさが中和する。

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最後はシンプルにフライドポテト、やはりここに落ち着くのでしょうか (^0^)

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テーブル席に加え人数別に個室も有り、雰囲気も味も大事にしながらそこそこの料金で美味しいビールを飲める。
「銀座ライオン」は本当に素敵だ。

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お店は→広島県広島市南区松原町2-37 ASSE広島駅ビル西側2F
電話は→050-5799-4884
営業は→月~金11:00~23:00(L.O.22:30)土日祝11:30~22:00(L.O.21:30)
お休み→ASSEの営業日に準ずる

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2015年12月12日 (土)

「横川橋 康二郞」 割烹的本格お蕎麦屋さん 広島県広島市

太田川が天満川と袂を分かつ場所に架かる横川橋。
橋の北詰付近に「横川橋 康二郞」はある。
ここは料理一門会「笹組」の一門だそうで、多彩な一品とお蕎麦を出している。
暖簾を潜るとキリッとした雰囲気が漂い、いわゆる割烹蕎麦店のようだ。

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お昼にこれだけの一品がメニューが並ぶのは、昼酒飲みの心をわしづかみにしてくれる。
ビールに鴨ロース、それに葉山葵の醤油漬けをお願いしました。
するとご主人「鴨ロースは量が多めなので、お一人なら半分でもお出しできますが」、ではそれでお願いします。
こんな一言が蕎麦心を誘います。(いや、飲み助心でした)

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お昼にこれだけの一品がメニューが並ぶのは、昼酒飲みの心をわしづかみにしてくれる。
ビールに鴨ロース、それに葉山葵の醤油漬けをお願いしました。

するとご主人「鴨ロースは量が多めなので、お一人なら半分でもお出しできますが」、ではそれでお願いします。
こんな一言が蕎麦心を誘います。(いや、飲み助心でした)

鴨ロースは適度な歯応えを残しつつ、掛けられたタレと相まってしっとりとジューシーさを感じる酒肴にもってこいの一品だ。


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広島駅での集合時間が気になりつつ「カマンベール味噌漬け!」 (それ気にしてない)

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これ、良いです。もちっフワッとしてて発酵系のコラボレーション抜群。
思わずお酒、、もう少し・・で奈良のお酒「風の森 純米 笊籬採り」お願い (;^^)ヘ..

「笊籬採り(いかきとり)」って、もしかして結構貴重なお酒では?
(風の森は奈良県五條市と御所市の間にある峠で、近くには風の森神社もある所だ)

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フレッシュな香りに甘さが広がり、ただキリッとしただけでは無い深みある味わい。
これをメニューにチョイスしたご主人はすごい!

さあお蕎麦を頂かないと集合時間に遅れてしまう。で、小柱と季節野菜のかき揚げ蕎麦。

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お~~っ、意外な程ボリューミーなかき揚げだ。
添えられるお塩は掻き上げとお蕎麦用の二種、これかなりの拘りが伺えるぞ。
そして見るからに素敵なお蕎麦はキッチリと角が立ち、艶やかに蕎麦肌が光る。
まるで機械打ちのような正確さだが、僅かな切り揃えの差で手打ちとわかるのだ。

一口手繰ると・ ・ ・ 美味しい! しなやかなコシと滑らかな舌触りにお蕎麦の風味がキッチリとプラスされ、ついさっきまで割烹蕎麦だと思っていた自分に思わず反省。(__)

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お蕎麦をほぼ食べ終え掻き揚げを一噛みすると、サックリとした歯応えが返ってくる。
掻き揚げ用のお塩を一つまみかけてもう一噛み。

これは是非、掻き揚げ先出しをお願いしてお酒と共に頂きたい代物。
危うく、風の森もう一杯! そう言ってしまいそうでした。

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さあもう時間がありません。そろそろおいとまいたしましょう。
今度広島に来た時に訪れるお店を見つけたような気がします。

そう思いながらこの日の幸せ終了です。


横川橋 康二郞

お店は→広島県広島市西区横川町1-6-6
電話は→082-231-6912
営業は→11:30~22:00(L.O 21:30)
定休日→月曜日
駐車場→未確認
最寄り駅→広電横川一丁目電停すぐ

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本格手打ち蕎麦「廉」 広島市堀川町

お昼の銀座ライオン、おやつの宮島牡蛎、夜の宴会、そして夜噺庵。
昼から飲みっぱなしだがもう一軒行ってみよう!
胡町を中心とする広島市の一大繁華街の一角にある手打ちそば 廉は、中々や宝山、赤兎馬など焼酎充実のお店。

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遍く誘惑を振り払いながら辿り着いた。店内はかなり暗く写真が撮りにくい・・・
酒肴と共にお酒を頂ける晩酌セットで、焼酎は「赤兎馬」ロック、お蕎麦は鴨汁蕎麦で。

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細切りのお蕎麦は二八の旨さが結構前に出て、汁無しで十分頂けるのだ、が、せっかくの鴨汁なので最後はドップリと汁と共に頂こう (^^)

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鴨汁の仕上がりはかなり美味しくて、くどさ無くコクと旨味のバランスが取れている。
鴨肉がチョット固かったのは残念だが、私的には高得点にランキングのお店だ。

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サラッと系蕎麦湯で鴨汁を割ると、えもいえぬ風味がフンワリ優しく広がった。

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繁華街ど真ん中・・・
ここは蕎麦も出す居酒屋では無く、酒を楽しめる蕎麦屋だった。

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手打ちそば 廉

お店は→広島県広島市中区薬研堀2-11
電話は→082-249-5550
営業は→18:00~翌3:00
お休み→日・祝日

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2015年12月10日 (木)

素敵な夜に「夜噺庵」でママさん手打ちのお蕎麦 広島市中区堀川町

職場旅行の宴会を終えてレッツ自由時間、私は一人繁華街真っ只中に繰り出した。
目指すはレックスビルの5階にある「夜噺庵」。
ここは鉢盛りのおばんざいが並ぶ、とてもモダンなラウンジ風小料理屋的お店。( ^-^)
しかも手打ち蕎麦が締め蕎麦で頂けるのだ。

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まずは突き出し三品でビールを頂きます。(写真撮ってません。)

最近はチョット生意気に日本酒をたしなみ、ここで八海山を頂く事に。
八海山は私みたいな日本酒初心者マークでも美味しく頂けます。

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着物を着た方がママだと思っていたら、料理を作ってくれる人もママだそうだ。
ダブルママです。

締め蕎麦に選んだのは鴨汁蕎麦。。

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しっかりと綺麗に打たれたお蕎麦は北海道産キタワセ。
盛りはかなり上品だが、食べて飲んだ後の仕上げならこの位が丁度よい。

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鴨肉は鴨ロース煮!・・これはこれで悪くない。
お蕎麦だけを先にたいらげて、鴨汁をアテに残ったお酒を頂きました。

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このお蕎麦ならてっきりどこかで習われたのかと思ったのですが ・ ・ ・

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蕎麦打ち独学の料理担当ママは山口出身で、北海道に18年程住んでいたとのこと。
だからなのか普段はボタンでお蕎麦を打っているそうです(服のボタンでは無くお蕎麦の品種です。)
残念ながらこの日は違いましたが。
結構お蕎麦に対しての拘りがあって、忙しい中ながら色々話を伺う事ができました。



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チョット高めのお蕎麦屋さんです  (いえいえ、ここは蕎麦屋ではありませんから!)。
次回広島に訪れる機会があったなら、是非また訪れてみたいお店でした。

これでこの日の幸せ終了 ・ ・  しません。もう一軒行くぞ!!

夜咄庵 (よばなしあん)
お店は→広島県広島市中区堀川町1-14(レックスビル5F)
営業は→18:00~11:30(お蕎麦は売り切れ次第終了)
電話は→082-249-4034
お休み→日・祝・月曜

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2015年12月 7日 (月)

美味しい焼き牡蛎「留羽樹テイクアウト」と「沖野水産」 広島県廿日市市宮島

昨年11月から3度目の広島。

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あいにくの曇り空だがかなりの人出だ。

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山に垂れ込めた雲がかえって神秘的さを醸し出す。

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宮島に旨い焼き牡蛎が戴ける秘密の店がある。(穴子飯もあるのだ)
厳島神社の出口を左手にして岩村紅葉屋から、山手に坂を少し上った所の「留羽樹」。

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この店が出すテイクアウトコーナーの焼き牡蛎が絶品!
今年の夏前は閉まってたと言うと、おばちゃんが「ここは季節労働でやってるからね」。
どうやら梅雨前から晩夏は閉店しているみたいなのだ

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とにかく陽気なおばちゃん二人がお店を守っているテイクアウトなお店。
焼き牡蛎二枚とビールが付いて850円の焼き牡蛎セットはかなりCP高い。
牡蛎の甘さが口いっぱいに広がって幸せな気分になる。

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そして次の店は、参道に立ち並ぶお店の中でお勧めする「沖の水産」の酢牡蠣。

ここの酢牡蠣は絶品!! 初めて訪れた時お土産に持って帰りたいと思った程!

前回訪れた時「来週から改装してお店を少し広くする」、そう言われていたが・・・

広くなってました・・・少しだけど (^0^)



まずは何をおいても「酢牡蠣!!」。
ピリ辛に味付けされた牡蛎の三杯酢漬けは、ビールが進みすぎる旨さだ!

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焼き牡蛎もプックリとした姿がとても魅力的。

この日は銀座ライオン広島でチョット多めの昼食(宴会?)、当然夜も宴会。
なので宮島の牡蛎はセーブしましたが、本当はたらふく食べたい二店なのだ。

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牡蛎大好きの私がお勧めするお店、美味しいですよ。


留羽樹テイクアウトコーナー

お店は→広島県廿日市市宮島町中江町317
電話は→0829-44-2700(留羽樹)
営業は→牡蛎シーズン
お休み→シーズンオフ


沖野水産

お店は→広島県廿日市市宮島町950-7
電話は→0829-44-0561
営業は→9:00~18:00
お休み→未確認

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2015年12月 2日 (水)

「生そば 所亭」でマッタリなごむ昼下がりの一時 和歌山市土入

「所亭」は土入川(どうにゅうがわ)沿いにたたずんでいる。

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どこにでもあるような町の大衆お蕎麦屋さん
一品は少ないのだが麺類や丼物の種類はかなり豊富だ。
敷居はとてつもなく低く、しかも全開ウェルカムで迎えてくれるのだ。  (≧▽≦)
私はこの店が好きで、たまに出かける。
白蕎麦なので蕎麦蕎麦した味では無いのだが、とにかくこの店が好き。 (^▽^)
南海東松江駅から歩くこと5分程度の店にはもの凄く緩やかな時間が流れています。
今日は電車だビールが旨い!、冷や奴!天盛り!ビール!  (;^^)ヘ..
ビールはキリン大瓶!!
店内には静かにジャズが流れて、、   いる訳では無く厨房用のTVからニュースが   (^0^)

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読みかけの本に目を落としていると、ビールと共に冷や奴とビールが登場。
大きすぎず小さすぎずの絶妙サイズ、しかもネギと生姜が別盛りだ!!

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そして次の1ページをめくる頃に早くも天麩羅盛り合わせが並びました。
カラッと・サクッと揚がった天麩羅、 では無く、至極家庭的な仕上がり  (;^^)ヘ..

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海老二尾に玉葱やイカなどの天麩羅と共にビールを頂きながら、そろそろいつもの「鴨釜揚げ蕎麦」をコール!!

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この店でほぼ100%注文。

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熱々アッサリお蕎麦に、鴨油が覆うバランス良い味付けの鴨汁が絡み「旨~~い!!」。

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釜揚げなので器には蕎麦湯が豊富にある。
しかも器がこれまた「蕎麦湯に使って下さい」と言わんばかりの注ぎ口が付いています。

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決して洗練された今時の手打ち蕎麦店ではありません。
キッチリと角が立ちカチッとしたコシのあるお蕎麦でもありません。
でも、まったりと流れる時間を楽しむ事が出来る寛容な人にお勧めします。

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「あら、もう帰ります? 携帯電話などの忘れ物ありませんか~?」
いつも通りの奥様の声に送られ、ほのぼの気分で駅に向かいました。

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これでこの日の幸せ終了です。


所亭

お店は→和歌山市土入284-11
電話は→073-455-6501
営業は→多分通し営業
お休み→水曜日
最寄り駅→南海加太線東松江駅(徒歩約5分)

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