一押し熱盛り蕎麦「よしの」 大阪府泉南郡熊取町
しかし江戸蕎麦の起源は京都だと言う事を知る人は意外に少ない。
その昔お蕎麦は薬屋さんやお菓子屋さんで蒸籠蒸しで出され(寺院から広まった物もある)、これがせいろ蕎麦の語源となった。
大阪府泉佐野市熊取町に「よしの」というお蕎麦屋さんがあります。
熱盛り蕎麦とは湯がいた蕎麦を一旦水締めし、再度熱湯をかけた熱々の蕎麦を熱々汁で頂く文字通り熱々の盛り蕎麦。
いわゆる関東などで湯通しと言われるお蕎麦なのだ。
「よしの」ではちく満など他店のように卵を自分で溶くのでは無く、すべての行程をお店が仕切り、ベスト状態でお客さんの前に出されるのです。
蕎麦を茹でる、天麩羅を揚げる、そして溶き卵に熱々の汁を注ぎ入れる、そのタイミングが全て計算された作業工程なのです。
その熱盛り汁も卵を入れた味加減で仕上げられた絶妙な甘辛バランス。
ここで悩む所が天麩羅優先か熱々お蕎麦を優先するか・・・しかしここではお蕎麦と共に熱々エビ天一尾を頂き、残りは蕎麦湯と共に頂きましょぅ。
お蕎麦を食べ終える頃を見計らい蕎麦湯が出されます。
熱々蕎麦湯を注ぎ入れるとフンワリ卵の花が咲き、お蕎麦の余韻と共に頂きます。
熱盛り蒸籠蕎麦の聖地「ちく満」とはまた違う美味しさが「そば処よしの」なのだ。
そやけどちく満も美味しいんよな~~っ・ ・ ・ ・
熱盛り好きなら是非一度は訪れる事をお勧めします。
そば処よしの
お店は→大阪府泉南郡熊取町大久保北2丁目5-22
電話は→072-452-1086
営業は→11時~14時半 17時~20時半
お休み→水曜日
駐車場→有り(お店隣1~2台、北側5台?)
最寄り駅→JR熊取駅(約900m)
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