丹波の「三津屋妹尾」でゆったりお蕎麦と鯖寿司 兵庫県丹波市青垣町田井縄
若狭から京都へと続く鯖街道。
滋賀朽木を経て京都に至る道が有名だが、周山街道から京都に入る道もある。
しかし、さらに西にも京都を経て丹波地方へ塩鯖が流通していたようだ。
このため丹波地方でも昔から鯖の棒寿司が親しまれていた。
そんな丹波市青垣にあるお蕎麦屋さんが「三津屋妹尾」。
北近畿豊岡自動車道の青垣ICからほど近い田井縄にあるお蕎麦屋さんだ。
通い始めてもうどれだけ立つだろうか。
まだ幼稚園前の看板娘「りんちゃん」が、今はもう小学生(あれ、何年生になった?)。
この日久しぶりに蕎麦仲間のO氏と訪問、初めてここの熱盛り蕎麦を食べようと思ったのだが・・・なっ、なっ、無い! メニューに無い!! ご主人に尋ねると今は裏メニューだそうだ (^▽^)
鯖寿司と共にお願いしました。
エッヘン! 実は私こう見えても鯖棒寿司には拘りがあるのです。
見た目の美しさや、味のバランスからも・・鯖と寿司飯の比率は1対1だ!!
これが鯖棒寿司の黄金比率なのだ!!!
見よっ!この期待通りの黄金比率を! うっ、美しい。。。
口にすると、寿司飯の甘さに鯖の酢締め加減が絶妙のハーモニーを奏で始める。
やはり鯖の棒寿司が美味しいのは絶対この時期、晩秋から初春にかけてです。
暑い時期にはまず味わえないこの旨さなのだ!!!
・・・あっ、すみません。。ちょっと鯖トリップしてしまいました (o_ _)o
そしてこれが今は大奥に入ってしまった裏メニューの熱盛り蕎麦。
粗挽き粉が混ざるお蕎麦が熱々で出されます。
まずお蕎麦だけを一手繰りすると、ムンとした干し草のような香りが鼻先をくすぐり、噛み進むと粗挽き粉がホンノリと穀物感を被せて来るのです。
まずお蕎麦だけを一手繰りすると、ムンとした干し草のような香りが鼻先をくすぐり、噛み進むと粗挽き粉がホンノリと穀物感を被せて来るのです。
熱々の湯通し蕎麦に添えられるのは熱々の汁と卵黄に刻みネギ。
大阪泉州の熱盛りは全卵が多く、普通のざる蕎麦ですら鶏卵が一個付く店も。
| 固定リンク
「お蕎麦の兵庫」カテゴリの記事
- 極細十割の手打ち蕎麦その2 手打ちそば木琴 兵庫県丹波市(2021.12.26)
- 極細十割の手打ち蕎麦その1 龍玄庵 兵庫県多可町(2021.12.19)
- 桜・片栗・蕎麦ツァー・・兵庫県丹波市は三津屋妹尾(2017.04.16)
- 堺「ちく満」の蕎麦をそのままに 神戸市東灘区岡本「曾ろ利」(2017.01.22)
- PAで本格手打ちそば 中国自動車道赤松パーキングエリア上り線(2017.01.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント