我流庵かかかびでお蕎麦四種盛り堪能 三重県は伊賀市
三重県伊賀市、とは言っても市街地からかなり離れた長閑な場所に我流庵はある。
伊賀で人気の手打ち蕎麦と言えば「松尾」だが、何故か私はこの店の方が好きなのだ。
お茶を運んでくれた奥様が「今日は吟醸蕎麦(更科)もあって四種盛りも出来ますが」。
我流庵では鴨つけも大変魅力的なのだが・・・「あっ、それお願いします」 (・0・)。
基本の三種盛りは「二八」、「十割」、「粗挽き」、それに加えこの日は「吟醸」がある。
さあ、まずは二八だ。剥き実のホンノリとした甘みに小麦の香りが漂い、中細打ちでキッチリとコシを出す食感が楽しい。
さあ、まずは二八だ。剥き実のホンノリとした甘みに小麦の香りが漂い、中細打ちでキッチリとコシを出す食感が楽しい。
次ぎに挽きぐるみの十割田舎。
色黒で素朴な、そしてしなやかさを兼ね添えた力強さを感じる。
一口手繰り上げると、田舎蕎麦特有の淡いエグ味と甘みが程良いバランスで蕎麦に打ち込まれていて、見た目通りの田舎の風味がフンワリと広がる。
そして粗挽きが出される。
この細さで粗挽きとなるとチョット物足りないような気がするが、中々これでも少し多めを手繰り上げると、噛み進む程に穀物の旨味が増してくる。
一口手繰り上げると、田舎蕎麦特有の淡いエグ味と甘みが程良いバランスで蕎麦に打ち込まれていて、見た目通りの田舎の風味がフンワリと広がる。
そして粗挽きが出される。
この細さで粗挽きとなるとチョット物足りないような気がするが、中々これでも少し多めを手繰り上げると、噛み進む程に穀物の旨味が増してくる。
いよいよ最後の吟醸が・・って抹茶切り? いわゆる変わり打ち(変わり蕎麦)だ。
更科なので勝手に透け感ある純白の蕎麦を想像していたので。。。(;^^)ヘ..
翡翠色に輝く蕎麦肌は艶やかで、細く綺麗に打たれている。
更科のフンッと上品な甘みに抹茶の香りが覆い被さってくるのだ。
蕎麦の実の中心部だけを挽いた蕎麦粉はデンプン質が多く、仄かな甘みはあるものの特有の風味に欠ける。
そのため抹茶や紫蘇にレモン、柚や芥子・クチナシなど風味付けや色付けをして楽しむ変わり打ちを出すお店も多い。
純白でアッサリの更科はあなた好みの色や味に染めて! あなた好みの・・・(^▽^)
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