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2016年2月

2016年2月25日 (木)

「 荒凡夫」で初めての蕎麦酒 大阪市北区西天満

三重県松阪市での営業を終えて大阪に移転した「荒凡夫」。
その移転場所は大阪「なにわ翁」のすぐ近くでした ( ・_・;)

前回lから久しぶりの訪問(移転して1年と少したったでしょうか)。
この日は公共交通機関利用、誰はばかる事無くお酒を頂けます。
ここなら電車でピューッ、ですからね。
鴨焼き小!ハートランドビール!(ホンワリとした名前が素敵ですよね)
一般酒販店などで見ることが少ないハートランドですが、意外にもお蕎麦屋さんでは結構見かけるビールなのです。(しかもキリンです)
麦芽・アロマホップ100%使用ながら、その名のごとく優しい味わいで料理の味を邪魔しないけど、ギュッとビールが詰まっていて、有れば必ず頼みます。

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皿の片隅に添えられたお塩で頂くとビールが進む。
で、牡蛎オリーブオイル漬け登場。

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あっ、これ美味しい・・ちょっとピリ辛で、オリーブオイルとの相性が抜群。
おっ、お酒お願いします。限定辛口「越の白鳥」。(限定に弱い私・・・)

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思わず牡蛎のオリーブオイル漬けをお代わりしてしまいました。(;^^)ヘ..
去年から日本酒を飲み始めたのですが、これが意外と美味しいのよ。
もり汁同様舌の上でコロコロ転がして、鼻に抜ける香りと舌に残る味わい。
よく言う甘い辛いだけではない日本酒の奥深さが素敵だと思う。。。

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鴨焼きと共に出されていたのですが、原了郭の器にこんなのあったのですね。
牡蛎オリーブオイル漬けに黒七味を振ってみました。。。結構いけますよ!
さてそろそろのお蕎麦は・・・今日は鴨せいろ!と思いながら鴨焼きを食べてしまい、急きょ粗挽き蕎麦に変更。

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ゴツッとした蕎麦肌に赤ポチが混ざり、見るからに無骨なのだが意外に優しい
でも一手繰りして噛み締めると、しっかり蕎麦という穀物の恵みを感じる味だ
この穀物感で残ったお酒をチビチビやる。

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最後に白濁サラッと系の蕎麦湯で割る盛り汁は、フンワリと優しいお出汁の味と香りを残しながら曇り空に消えていきました。

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これでこの日の幸せ終了です。
お店は→大阪府大阪市北区西天満4-1-11 昭栄ビル南館1F
電話は→06-6315-6767
営業は→11:30~16:00(売り切れ次第 電話確認必須)
定休日→木曜(臨時休業有り)

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2016年2月21日 (日)

小さな町歩き 第6回紀州海南ひなめぐり 海南市は黒江散歩

クロエ、異国の香りを醸し出す響きだとは思いませんか?
確かフランスの有名ブランド(だったか?)
漢字で黒江と書くと単に黒い海(黒い海岸)なのですが、カタカナならヨーロピアンな響きになるのです。 だからといって別に深い意味はありません  (-.-;

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2月15日海南で恒例のひなめぐりが始まりました。今年で第6回となります。
市内100箇所程に総数約1800体のお雛様が飾られ、海南駅にも約千体が。

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駅を出て最近新しくなった城山トンネルを抜け、川端通りを西に進むと民家やお店にひな人形が飾られている。

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公民館には百五十年以上前のお雛様が。さすがに表情は古風な感じ。

紀州漆器を展示販売する「うるわし館」は前回同様巨大漆器雛がありますが、こんなに小さいお雛様もありました。

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漆塗りのスクーターや自転車なんかもあります。

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お米屋さんでもこんなお雛様が・・・

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黒江には路地が、というよりほぼ全部が路地です。

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かつて漆器の塗をしていたという古民家を利用した「黒江ぬりもの館」では、漆器の販売はもとより軽食喫茶もあり、町歩きの休憩処としても丁度よい。

ちなみに前回はカレーを頂いたのですが、昨年から黒江カレーという竹炭が入る黒いカレーが頂けます。

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輪島塗に技術を伝えた根来塗を受け継ぐ黒江漆器だが、その技法を使い昭和中期に土産物として紀州雛が生産されるようになったそうです。

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なんともいえぬ愛らしい表情に思わず目尻が下がる。

このサイズともなれば、うん十万と少しお高いのですが、木地の乾燥期間から整形、そして塗から絵付けまでの期間を考えると・・・やはり手間と時間を要するのです。

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これくらいのサイズなら手が届く・・・かも。

町歩きで頂く珈琲はホント、ホットするわ。。。

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店内は買い物だけで無く色々見学できて、二階では定期的に落語会があるとの事。

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入口の土間にはひな壇が飾られていました。

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ぬりもの館の隣は国の登録有形文化財に指定されている「池庄漆器店」。

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店内にはカラフルな漆器が販売されていて、写真の円錐形タンブラーは持ち上げると本当に円錐形で、台に納めるようになっていて面白い。

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お雛様はシンプルだが豪華だ!

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お雛様はシンプルだが豪華だ!

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注意深く見て歩くとノコギリ状の町並みがあちこちに。

今回は黒江のシンプルで素敵な雛をご紹介いたしましたが、海南駅前の商店街をメインに日方界隈にも沢山展示されています。

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紀州海南ひなめぐり

開催期間→2月15日~3月15日
場 所 は→和歌山県海南市
         駅前商店街から日方・黒江
第4回の地図はこちら

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2016年2月18日 (木)

パンダのついでで、いいんです 和歌山県みなべ町は岩代大梅林

建国記念日にみなべ町の梅林へ行ってきました。
梅の生産量が日本一、しかも大粒でとっても肉厚の南高梅を有するみなべ町。
この名は高田梅をベースとして品種改良に携わった南部高校(南高)の校名から付けられたのです。(南部高校の南と高田梅の高でもある)
さて、最初は「ひと目百万 香り十里」の南部梅林へと思っていたのですが、みなべ観光協会のHP岩代大梅林を開いたら・・・

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【みなべ観光協会HPより引用】


パンダのついでいいんです」、 って (^▽^)
アハハッ、なんて消極的、いや何とも奥ゆかしいキャッチコピーなんだ!! (*^O^*)
これを見てしまうと絶対行かざるをえないでしょう!!
で、急きょ目的地を南部梅林から岩代大梅林に変更。

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まずは白浜の「さいこう」で腹ごしらえ。

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「庭に生えていたので」と、この日蕗の薹の天麩羅付き。(春を感じる一品)

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が移転、が閉店して、今や和歌山では貴重な手打ち田舎蕎麦を出す店だ。
ここは譚のしなやかさに腰が一本はいった感じで、田舎の風味を醸し出す。

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さあ、ガソリン満タン、岩代大梅林へ向かいましょう。


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山の上の駐車場から梅林まで結構な高低差。

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梅畑だけかと思っていたのだが、仮設舞台では色々な催し物があったり、臨時の喫茶軽食店やお土産物屋さんがあったりして結構楽しめるのです。

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このあと数日冬とは思えぬ暖かい日が続き、膨らみかけた蕾みも一気に花を咲かせたのでは無いでしょうか。

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青空の下、可憐な梅の花達が我が世の春と言わんばかりに咲き誇っています。

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この日は好天に恵まれて、さすがに帰りの上り坂は少し汗ばんだのでした。

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場所は→和歌山県西牟婁郡みなべ町
入園料→250円・駐車場代300円

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2016年2月17日 (水)

カレーヤで「玉吸い・バラホル1.5」 和歌山県和歌山市は湊紺屋町

南海和歌山市駅のすぐ近くにカレーヤという素敵な店がある。
店名はカレーヤだがカレー専門店という訳では無い。
もちろんカレーもあるのだが、カツなどのフライ物から丼物、お約束の中華そばまで揃うメニュー充実昔ながらの大衆的な食堂だ。
この日久しぶりに訪れてみた。

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店の人気メニューはなんと言っても「バラホル!」(480円)
お客さんの大半が注文する品といっても過言では無い。
バラホルとは、 要は豚バラを濃いめの甘辛いタレで炒めたものなのだが、 これがご飯にメチャクチャ合う! まさに 「ご飯がどんどん進君的味わい」 なのだ。
当然ビールとの相性も抜群で ・ ・ ・ 「バラホル1.5とビールお願いしま~す」 (Wも有りますが私には無理です)


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見よ! この照り、このボリューム、これで1.5倍。
もう十年ぶりくらいか 、 、 これよこれこれこれなのよの懐かしい味。


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緩めに溶かれた辛子に付けるとこれまたビールに良いっ  \(^O^)/
そして最後の〆にこれは外せません。 で、「玉吸い下さい!」。
正式には 「卵の吸い物」 だけど略して「玉吸い」(160円)。

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バラホル・ライス・玉吸いは黄金トライアングルなのだ。
出汁の利いたすまし汁に沈む半熟の落とし卵。

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最初は出汁の効いたプレーンの味を楽しみ、途中から卵を割って黄身を軽く汁に溶き,まろやかさを増し加えながらまた違った味で楽しみます。
飲み終えてホ~~ッと一息。
ライスの代わりにビールでバラホルを頂き、そして玉吸いで締めた日でした。

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※400円~600円台のメニューがメインと比較的リーズナブル。


カレーヤ


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お店は→和歌山県和歌山市湊紺屋町1-11
電話は→073-422-9325
営業は→11:30~14:30 17:00~21:00
定休日→日曜・祝日
駐車場→店の南に有り
最寄り駅→南海和歌山市駅 徒歩約3分

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2016年2月15日 (月)

小さな旅蕎麦酒 「あまの凡愚」 和歌山県かつらぎ町天野

斬新ともいえるお蕎麦に対する思いが多くの人に影響を与えた「そば切り凡愚」。
直接的にまた間接的にこの店の流れを汲む店は多く、天笑や蔦屋など人気店を排出したともいえる。ただご主人は極々自然体の人です。
そんなご主人を訪ねて小さな旅に出ました。

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旅の始まりはJRローカル和歌山線笠田(かせだ)駅。

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今回のメンバーは蕎麦仲間T氏・H氏。
もちろんお酒も頂きますので (^▽^)
JR和歌山駅から約40分で笠田駅、ここからコミュニティーバスに乗り換え。
ミニミニバスに乗って約30分で天野に到着。運転手さんはとても親切です。
最寄のバス停は終点丹生都比売神社前か一つ手前の天野小学校前です。(距離はそう変わらない)



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昨年ご主人が言っていたとおり、駐車場は少し整理されていました。

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蕎麦屋ですがうどん屋さんみたいに・・・ (^_^)


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店内では暖炉が温かいおもてなし。(盆地である天野の冬は冷たい)

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昨秋心地よさそうなテラス席だったが、さすがにこの季節では無理ですよね。

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午後1時の予約でお願いしていたのは4000円のコース。
一寸リッチな内容は太切り・細切り・手挽き・鴨汁の四種となります。

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まずは前菜の大根煮。
昆布出汁が効いた厚切り大振りの大根、これがすごくジュワジュワで美味しい。

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歯応えを残しながらも柔らかく、出汁が浸みてとてもジューシー !

お蕎麦は太切りから運ばれます。

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ビールは瓶では無く缶ビールだ (・0・)
このジョッキがかなり個性的で、しかも三人それぞれ別のデザイン。

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ハード系極太噛み蕎麦には山葵醤油とお塩が添えられる。
本日のお塩は能登と鹿児島との事。(個人的には能登が合うと思います)

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次ぎに2500円コースには無かった手挽き蕎麦が登場。
細切りは前回も頂いていますが、やはり驚きの超極細切りです。

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黒・赤・白ポチが混ざり、この細さにして田舎感と穀物感がキッチリ共存し、口にすると風味がムワッと広がる田舎系のお蕎麦。(しかも水分ジュク感ありません)

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ここで焼酎の蕎麦湯割りをお願いしました。


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凡愚ではお蕎麦もそうですが器もかなり個性的で、三人に出されたグラスの足下も私のカラス?にH氏の竜、そしてT氏は牛でした (^Д^)

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もちろんたっぷりと蕎麦湯の入った急須も違う物です。

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お蕎麦三種を頂き、いよいよ最後の鴨汁蕎麦へと走り込みます。

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熱々鴨汁に組み合わせるお蕎麦は盛り・熱盛り、釜揚げの三種からチョイス出来て、私とH氏は釜揚げ、熱盛りが苦手なT氏は普通に冷たい盛りをお願い。

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熱盛り好きならずとも、この時期釜揚げはホッとする一品。
気合いを入れて食べないと、すぐにプチプチ切れてしまいます。

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撮影は程々にいざ食す!
湯気と共に蕎麦の香りが立ち上るのが釜揚げの魅力。

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このタイミングで「太切りの湯通し」が出されました。(サービスです)

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これを肴にもう一杯頂きたい気持ちを抑えながら・・・蕎麦湯 (^0^)

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蕎麦湯はそのままで飲んで欲しいとデミカップが添えられます。

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締めくくりは蕎麦シフォンケーキと、それに組み合わす珈琲かハーブティー。

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自家焙煎コーヒーをお願いする事に。
酸味少ない豆を深焙煎した薫り高く香ばしい珈琲です。

シフォンケーキは甘さ控えめ(これ美味しいぞ、蕎麦粉100%)

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この余韻でかなりの時間ご主人とお話をしながらマッタリ、いつ終わるとも無く珈琲とお蕎麦談義を楽しみ・・・

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アッ! そろそろバスの時間が・ ・ ・

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バス停のある丹生都比売神社で参拝を済ませバスに乗り込んだのでした。

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お店は→和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野204
電話は→0736-20-6800
営業は→11:00~15:00(予約制 予約は営業日17時以降)
お休み→月・火・水曜日
最寄り駅→JR笠田駅からコミュニティーバス天野コース

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2016年2月11日 (木)

「唐変木」で田舎そば酒 堺市は北区新金岡町

年末にそば仲間のT氏から「連れてってくれよ~~」とおねだりされていたお蕎麦屋さん「唐変木」。。。行ってきました (^▽^)
¥ご無沙汰年末訪問から、そう間を開ける事無く新春の初訪問(1月)。(^□^)
地下鉄御堂筋線「新金岡駅」から大泉緑地を目指し歩く事約5分。
右手に小さなお蕎麦屋さんが現れます。(開店と同時に入店)
まずはエビスビールをお願いし、初めての鴨あぶり焼きに出汁巻き玉子。
そしてもう一丁、天麩羅盛り合わせ!(全然慌てませんから)

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お蕎麦屋さんとしてはエビス中瓶が結構リーズナブルなのが嬉しい。

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大きめの海老二尾と大葉が添えられます。
そして出汁巻き登場。

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泉大津「中々」とは違い比較的しっかりとした味付けです。
ここで焼酎お湯割り!

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天麩羅盛り合わせの残りが出されました。

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たとえ一人前でも二回に分けて出されると熱々が頂けて嬉しい!!
(お客さんの加減で臨機応変だったのかも知れません)

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鴨のあぶり焼きです。鴨ネギ焼きより二枚多い5きれ。

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美味いです。二人ならこれをお勧め。
そして仕上げ蕎麦はT氏が冷やかけのスダチ蕎麦。

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私は盛り蕎麦田舎。

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粗めの挽きぐるみで田舎の臭いがプンプン。

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無骨な素朴さを感じるお蕎麦はそのままの風味を口に広げます。

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この日タイミング良くテーブル一つ二つを残しながらお客さんが入れ代わり・・・
かなりノンビリと蕎麦屋酒を楽しませて頂いたのでした。 (o_ _)o



手打ちそば 唐変木

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お店は→大阪府堺市北区新金岡町5-6-103
電話は→072-250-5151
営業は→11:30~14:30
お休み→月曜・第2・4日曜
電車は→地下鉄 新金岡 徒歩約10分
駐車場→店から西二筋目南入るCP駐車券

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2016年2月 9日 (火)

また新しいお蕎麦屋さん登場 「蕎麦 野田や」 和歌山県和歌山市湊本町

出店情報はかなり以前から入手していたのだが(大阪のお蕎麦屋さんからも入手、あちこち食べ歩いたようだ)、ようやく開店(H26.2.8)。
「蕎麦 野田や」、開店日の夜に訪れてみた。

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外観同様に店内も落ち着いた和モダンを漂わせている。

カウンターに席を頂きメニューを広げると、殊の外お蕎麦の品数が多いのに驚かされた。
また、そう多くは無いのだが天麩羅類や一品も並び、和歌山のお酒+八海山と4種を揃えている。蕎麦屋酒を楽しむならこれで十分だろう。

出汁巻き・鴨ロースと共に八海山をお願いする。

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八海山純米吟醸(程良い酸味を甘みと旨味でオブラート、後口爽やかな美味しさ。

そして見よ! この表面張力!!
もう少しで升に溢れ出してくれるのだが、見事な職人技で寸止め (;。;)
突き出しには野菜のピクルスが添えられる。

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そして六つに切り分けられて出された出汁巻き。。。結構ボリューミー。

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出汁も利いて比較的しっかりとした味付けはお酒が進みそう・・・
ここらでメニューを熟読してみる。

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和歌山のお蕎麦屋さんでは馴染み無いお蕎麦もあるようだ。

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さて驚きが鴨ロース、おっ、おっ、多い。(あくまでも私の胃袋加減だが)

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1000円という値段を見て「結構お高めか」、そう思ったのが吹っ飛んだ。

少し厚めに切られた大振りの鴨ロース煮が7枚(一枚は一寸切り損ねていたが)、しかも色つや良くて見た目で美味しさが分かろうかというべっぴんだ、鴨ロース。

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一口噛むと柔らかく結構ジューシーな仕上がりで、タレの甘みも丁度よい。
これならお値打ちと納得した。

しかしお蕎麦までたどり着けるのか、そう思いながらお酒は「南方」でお代わり!

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またまた寸止めの職人技に「溢して!」、思わずそう叫んだ(もちろん心の中でだが)。
「南方 超辛口純米酒」、とてもスッキリとして切れが有り、最後に旨味がホンノリと顔をのぞかすお酒だ。

結構お腹ふくれたし・・でも締め蕎麦を忘れてはいけない。
以前日暮里のお蕎麦屋さんで飲んで食って、お蕎麦食べられなかったとき、花番さんに「今度はビール控えめにね」、そうしてお店を出た事を思い出す。

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意外と白くない。
剥き実挽きぐるみをブレンドした一番粉か二番粉だろうか、、、
関東系なのか鬼皮の黒ポチはほぼ入らないが、結構蕎麦の味わいが広がる。

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切り揃えや端切れが入るのには少し雑さ加減を感じるのだが、開店初日と言う事も有りこれはご愛敬、今後がとても楽しみなお蕎麦かもしれない。

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お蕎麦は電動石臼挽き自家製粉。そして鴨ロースは自家製(これ良いです)。

最後に・・・
鴨ロースは500円くらいでハーフサイズの用意お願いします!

そうお伝えしてお店を後にしました。



蕎麦 野田や


お店は→和歌山県和歌山市湊本町3丁目7
営業は→11:30~14:30 18:00~21:00
電話は→073-422-6039
お休み→火曜日・第3水曜・月曜の夜
駐車場→店の前に3・4台(近所にCP多数)

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2016年2月 4日 (木)

小さな町歩き 泉佐野ふるさと町家館 (大阪市は泉佐野市)

熊取のよしので腹ごしらえをして海を目指しました。
南海本線より海側はかつて侵した事の無い聖域だ。と、、、
せっ、狭い・・どこもかしこも!! しかも車の対向すら危うい道がほとんど。
そんな状況下ナビを持たない私は同じ道を行ったり来たり。(;^^)ヘ..
ようやく目的地の「泉佐野ふるさと町屋館(旧新川家住宅)」に辿り着いた。
何のことは無い、臨海側から入るとすぐに駐車場まで行く事が出来るのだ。(..;)

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駐車場から歩く事3分程度の行程には結構古い家並みがある。

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町家館の入口は切り妻側にあり、屋根から一段下がった所に二重の屋根が設えられた入母屋造り風で、かなり凝ったデザインの建物である。
この日館内ではバザーのような事が行われ、入館は無料との事だった。Lucky!

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江戸中期に新川家二代目当主が醤油屋を営むために建てた建物で、市の文化財に指定されているとの事。
入口を入ると広い三和土(たたき)の間が奥の中庭に続いている。
右手には座敷が有り(明治期に増築)、この建物がお店だったとの事。

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お座敷から二階に上がるとさながら小さな博物館のようだ。

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今は知る人が少ないひつ篭や食器など、様々な珍しい物が展示されている。

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中庭はコの字に囲まれ、旧店舗から鍵形に母屋が続き、母屋からまた鍵の手に建つ建物には軽食を頂ける土産物屋があった。

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この日は人も多く慌ただしかったうえに、駐車場閉鎖の時間(16時?)も気がかりで、見学もそこそこ町家館を後にした。

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駅前の印象からかけ離れた町並みが残り、漁師町の風情が漂っている。

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確かに道は狭く、車が対向できる道路は無いに等しい。
そのせいか一方通行も多い。

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その狭い道路には何だか懐かしい光景が広がっていた。

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ここは面白いかもしれない・・・次回は電車で路地裏探検隊だ!!



泉佐野ふるさと町屋館(旧新川家住宅)

入館料→個人200円、団体(20人以上)100円他
場所は→大阪府泉佐野市本町5-29
電話は→072-469-5673
営業は→9時~17時(観覧入館は16時半まで)
お休み→土・日・祝日
駐車場→有り(15台)
最寄り駅→南海泉佐野駅(徒歩約10分)

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