手挽き粗挽きが美味しい 奈良県奈良市は「そば切り百夜月」
先月、名残の桜と入江泰吉の写真を見ようと奈良に行ったときのこと。
百夜月へ行ってきました。
お蕎麦屋さんとは思えないお店はカフェと見まがうシンプルモダンな佇まい。
お蕎麦屋さんとは思えないお店はカフェと見まがうシンプルモダンな佇まい。
大阪の名店凡愚(今は和歌山の天野に移転)に影響を受け、お蕎麦の道に入った百夜月のご主人が出す手挽き蕎麦、これ結構お気に入りなのです。
まずは 「 鴨の蕎麦粉焼 」 と吉野の 「 やたがらす 」 をぐい呑みでお願いする事に。
何ともかわいいミニ板わさが突き出しで添えられます。
日本酒感を残したスッキリとした旨味。
鴨の蕎麦粉焼は比較的しっかりとした歯応えで、濃いめの甘辛さはご飯にも合う、と言う事はお酒にも合う。 (*^O^*) 合う合う! ・ ・ ・
鴨の蕎麦粉焼は比較的しっかりとした歯応えで、濃いめの甘辛さはご飯にも合う、と言う事はお酒にも合う。 (*^O^*) 合う合う! ・ ・ ・
手挽きの蕎麦粉で打たれた粗挽き蕎麦。
荒くれ者だと主張するゴツゴツとした蕎麦肌からは、いかにも野趣溢れる味でガツンと行くぞ!そう語りかけてくるのだが、口にすると以外と優しいのだ。が ・ ・ ・
噛むほどに湧き上がる穀物感がハッキリとした輪郭を出し、これまた日本酒のお供としても頂ける美味しさ。
噛むほどに湧き上がる穀物感がハッキリとした輪郭を出し、これまた日本酒のお供としても頂ける美味しさ。
薬味と共にお塩も添えられるのだが、美味しいお蕎麦は汁無しで頂きたい私。
お塩を少量だけ使わせて頂き、山葵は最後に少し蕎麦湯に入れましょう。
お塩を少量だけ使わせて頂き、山葵は最後に少し蕎麦湯に入れましょう。
「蕎麦つゆが多く残っているのならこれをお使い下さい」と、蕎麦湯と共に出された蕎麦猪口がこれまた素敵なのだ。
白濁だが比較的サラッとした蕎麦湯。
とろみの強い蕎麦湯は蕎麦粉の味と共に出汁の香りを楽しめ、サラッと系はとにかく出汁の旨味を感じる事が出来るため、私は色んな蕎麦湯でも楽しみます。
蕎麦湯を足すことで香りが旨味に被るのを楽しむ食後の余韻。
蕎麦湯を足すことで香りが旨味に被るのを楽しむ食後の余韻。
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