小さな町歩き？ 東京大学本郷キャンパス散歩

世界遺産に登録される上野公園に有る 「国立西洋美術館」。

近代建築の巨匠建築家　「ル・コルビュジエ」　が設計した建物だ。

そして公園内を通り抜けた不忍池から程近い場所にこの森はあった。

うっそうと茂る森の散策路・・・

そう、ここは東京大学本郷キャンパスなのだ。

入るに難い敷居の高さがある東大も観光なら気軽に入れてしまう (*^O^*)

その本郷キャンパスに 「三四郎池」 という名の素敵な池がある。

周囲には散策路が整備され、池の形は心という字を象っているそうだ。

まるで森林浴を楽しみながらお散歩をしているように楽しめ、東京都思えぬほど喧噪から隔離された静かな佇まい。

元々加賀藩前田家3代藩主利常の庭園ある池で、本来の名前は「育徳園心字池」というのですが、夏目漱石の小説から「三四郎池」と呼ばれている。(池の形の心も漱石ですよね)

そして現れるのは・・・

赤ヘルと共に学生紛争の象徴だった 「安田講堂 (国の登録有形文化財)」。

（ちなみに私の学校ではその頃黒ヘル紛争というのが有ったそうです）

現在講堂前は保育園児の散歩コースとして平和な風景がありました。

結構素敵な建築物も残っていて、あれこれ見て歩くのも楽しい。

ゴシック調の建築物が沢山残っています。

そのうちの一つが法文２号館と写真ありませんが向かいが１号館。

ともに内田ゴシックと呼ばれ国の登録有形文化財です。

キャンパス内は自由に散歩出来て、法文２号館のアーチを買い物帰りのおばさんが自転車で普通に通り抜けたりしていました。

建築物には素人な私ですが、、、ええ感じ。

散策しながら「いやー、久しぶりやね、懐かしいわ」などと会話しながら歩くと、きっとＯＢと思われるんやろね (;^^)ヘ..

築地本願寺を設計した伊東忠太が設計した正門を見ながら左手に進むと現れる総合図書館棟は、関東大震災で焼失し、再建にはロックフェラー財団が大金を寄付したとのこと。

その前には売店があってオリジナルグッズも販売されています。

そして安田講堂と並ぶ東大名所がこれ。

国の重要文化財指定の旧加賀屋敷御守殿門、いわゆる「赤門」です。

日本ではこの門をくぐりたい若者が沢山いるのですが、ただくぐるだけなら誰でも出来ますよ (^0^)

この日も修学旅行生が記念撮影。

本郷キャンパスには１棟の重要文化財と８棟の登録有形文化財があって、興味のある人には宝箱のようなものでしょうね。

赤門をくぐると道路沿いに受験に御利益がありそうなお店がありました。

東京大学本郷キャンパス

（詳細説明部は東大案内本郷キャンパスから引用させていただきました）