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2016年8月

2016年8月31日 (水)

出来たてホヤホヤ「手打ち蕎麦 仙太郎」 大阪府貝塚市は海塚


新規開店前からフェイスブックで情報発信していた 「 仙太郎 」

お店は、、かっ 、 貝塚ですか ? 「 つなぎや 」 同様全くノーマークの貝塚 、 8月20日に開店したお店 、 ちょうど一週間後にT氏と訪れてきました。

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昔ながらの長屋をリノベーションしたお店は一見斬新な雰囲気の外観なのですが 、 店内に入ると和モダンを取り入れた落ち着いた雰囲気のお店で、粉は電動石臼で自家製粉されているようです。

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開店15分前に到着 、 しばしすると「お待たせしました、どうぞお入りください」
一番乗りで二人がけの席を頂きました。

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相席の大テーブルを真ん中にして 、 壁際に二人がけのテーブル席が三卓。


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こちらでは昼 ・ 夜供すチョイ呑みセットがあるのは酒飲みに嬉しい。


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前菜5種と天麩羅にお蕎麦が付く 。 ( お酒は一杯ついて ・ ・ ・ きませんが )

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午前11時半 、 後ろめたくも生ビールとチョイ呑みセット !


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ビールにそう間を置くこと無く出された前菜五種は 、 蕎麦屋酒好きの心を引きつけてやまない一品たちです。


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蒲鉾の昆布巻きにジャコおろしとぎば山葵豆腐 、 イカの墨造りとフカの酢味噌の五品が少量ずつお皿に添えられます。  ( ぎばとはメカブのような物 )


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フカの酢味噌懐かしいー ! 昔結構食べました。 ( フカ = サメです )
これだけでビール三本 。 フカで深酒、い ・ け ・ ま ・ す   (;^^)ヘ..


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ショウガ天が入るのはさすが泉州ですが 、 実はかなり前に阪南のとあるお店で初めて頂き、どうも苦手になってしまったのでした。

甘酢漬けは大好きなのに 、 油とのコラボはどうもだめなようです 。


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お蕎麦はしなやかさ漂い黒ポチ ・ 赤ポチが混ざる素敵な表情。


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一手繰りするとこの時期にしては期待以上の味で 、 最後まで汁無しで頂きました。



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蕎麦粉を溶き混んだ少しトロ身がかった蕎麦湯で割ると 、 昆布の旨味を前に出しながら節の旨味で後押しされ 、 その味と共に香りがフンワリ広がります 。


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8月20日に開店した出来たてほやほやのお店「手打ち蕎麦 仙太郎」。

蕎麦屋酒好きの気持ちも心得ているお店で 、 なにより駅近なのがいい。


とはいえこれからも精進、精進 、 そして地域に愛されるお店になって欲しい。



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そう思いながら ・ ・ ・ この日の幸せ終了です。




手打ち蕎麦 仙太郎

お店は→大阪府貝塚市海塚3丁目7-9
営業は→11:30~14:00(LO) 18:00~21:30
電話は→072-477-6559
定休日→月曜日
最寄り駅→南海貝塚駅 徒歩約3分
駐車場→有り(3台)

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2016年8月28日 (日)

京都老舗蕎麦店 京都市車屋町は 「本家尾張屋」

古都京都では創業数百年という古いお店が多い。 必然的に創業百年はまだまだひよっこ、と言うことになる
そういえば東京の老舗は結構行ったけど、京都の老舗には行っていないのだ。
なのでこの日チャンピオン級のこちらへお邪魔しました。

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「尾張屋」は既に五百年以上の年月を超えて営業しているお蕎麦屋さんなのだ。
創業当時は蕎麦粉を使ったお菓子を作り、途中から蕎麦切りも提供している。

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しばらく待って通されたのは二階の二間続きで、テーブルが8卓ほど並べられていて、私以外はすべて海外の方でした。(・0・)
初訪問ともあり注文は尾張屋名物の「宝来そば」、はやはり外すことは出来ないでしょう、と言うことで「ビール」もお願いです。

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宝来そばとは五段のわりごに入ったお蕎麦を多彩な薬味で頂くもので、それぞれ違う味を楽しむことが出来るのです。

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その薬味には上から時計回りにエビ天麩羅・山葵・胡麻・椎茸・錦糸卵・きざみ海苔、真ん中に大根おろしときざみ葱が入ります。

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二匹のエビ天麩羅は一口大に切られていて、これはビールと共に ・ ・ ・

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お蕎麦の量は約1.5人分だそうです。
まずはそのまま頂きますと、剥き実挽きぐるみ加減の風味がフンワリと広がり、以外にも美味しく頂けます。(失礼   (..;)  )

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汁無しで頂きたいところですが、この宝来そばではそれは出来ませんでしょう。
さすがに ・ ・ ・

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薬味をのせて汁をかけて頂きます。

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お蕎麦は美味しいのですが、普段盛り汁や薬味を使わない私なので今回限り。
次回は天せいろや鴨せいろなどを頂くことにしましょう。

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これでこの日の幸せ終了です。

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本家尾張屋

お店は→京都市中京区車屋町通二条下る
電話は→075-231-3446/0120-17-3446
営業は→11:00〜19:00(LO 18:30)
お休み→1月1日・2日のみ
最寄り駅→地下鉄 烏丸御池駅
駐車場→契約P有り(1時間まで無料)

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2016年8月21日 (日)

舞台は能勢町へ 「そば切り蔦屋」 大阪は豊能郡能勢町

昨年関西蕎麦を牽引し続けた大正の「凡愚」が和歌山の天野に移転した。
天野は山間の隠れ里のようなのどかさが広がる場所だ。
そしてまるで後を追うように谷町の「蔦屋」が5月能勢町にお店を移した。

場所も凡愚の天野同様田園風景が広がるのどかなのどかな所。
ある意味天野より奥深い場所かもしれない。

車ならスッと行けてしまうのだが、やはり蔦屋では飲みたい  o(^-^)
電車を乗り継ぎ・乗り継ぎ・最後はバスから徒歩でお店を目指しました。

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この日大阪は38度を超える猛暑。
本来なら田んぼを吹き渡る風が、かすかな涼やかさを運んでくれるのだろうが、
焼け付くような日差しと熱風が運ぶ草いきれの中、バス停から約20分の道のりを汗をフキフキ歩きます。


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茅葺き屋根の古民家に到着し、来店を告げ奥様に席へ案内してもらいます。
平日なので空いていると思っていたら私の席を残し満席。

店内の冷房は天然クーラーで、縁側から入る風と扇風機が数台。
さすがに汗が引くまで時間がかかるが、退いてしまえば案外快適なのだ。

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いつも思うのだが、茅葺き古民家に住んだことが無いのになぜか懐かしさを感じ、ゆったりと流れる時間が日常をちょっとだけ忘れさせてくれます。

予約でお願いした蕎麦と里山料理とに加え、だし巻きも追加注文。

お蕎麦も鴨汁蕎麦に変更できるとのことでお願いしました。

ビールに遅れること無く煮豆とお漬け物が載った小皿が運ばれます。(これこれ)

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酸味のきいたキュウリは歯ごたえとショウガが懐かしい味。

次の皿はモロヘイヤ・茄子・紫玉葱。どれも一手間加わる優しい味なのです。

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ここでお酒をお願いすると日本酒メニューが出されます。

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能瀨のお酒「秋鹿」の大辛は品切れとのことで加茂金秀 辛口夏純(広島)に。

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幾つか出されるグイ飲みから
錫の酒器をセレクト。

片口の注ぎ口からあふれる寸前まで注いでくれるお酒は一合以上あるでしょう。

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よく冷やされた錫の冷たさと相まって、スッキリとした辛口夏純の美味しさがいつまでも続きます。(錫の酒器は冷酒を楽しむのに本当にいい)

微炭酸を感じるのですが・・・心地よい軽やかな酸味のせいかもしれません。

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滋味深く体に染み渡るような優しい味の山里料理に程良い味かも知れません。

お代わりは同じ物と思ったのですが、やはり地元酒をと思い辛口夏純とは対照的な秋鹿の直汲生(じかぐみなま)をチョイス。

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だし巻きは焦げ目がついて程良い塩味が付いているので、大根おろしだけで美味しく頂けるのです。(だし巻きには秋鹿直汲生が合うかもしれません)

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谷町で使われていたメインテーブルも一枚板を追加する事により、対面のお客さんとの距離感が増えて能瀨のお店でも健在です。

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さてそろそろお蕎麦を頂くことにしましょう。

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当然谷町で頂いた綺麗なお蕎麦で出されました

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全部汁無しで頂きたいお蕎麦なのですが、鴨汁蕎麦なのでまずは半分汁無しで頂き、残りは汁にドップリ浸けて。(鴨好き・蕎麦好きの相反するところ  (_ _) )

黒ポチ・赤ポチが混ざるお蕎麦はやはりお蕎麦だけで美味しい

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鴨汁は本当に程良い塩梅に仕上がっていて、この日も鴨椀が有ったら頂こうと思っていました。

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透け感あるお蕎麦に散りばめられた黒ポチと赤ポチはさながら天の川!


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うっとりするような蕎麦肌ですよね、ねっ!

もうこのままずっと眺めていたい・・・ところだがそういう訳にはいかない。
潔く食べきりました。

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蔦屋の鴨汁は蕎麦湯で割ってもとっても美味しいのです。が、残り汁全部で頂くとさすがに濃すぎるので蕎麦猪口をお願いします。

少量でも鴨の旨味と出汁の旨味が十二分に美味しく、思わず二杯頂きました

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そして仕上げのデザートへ。

三種類からイチジクをお願いしました。

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イチジクの○×△◆(忘れました)
さわやかな甘さと冷たさで口の中も「涼!」

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この頃にはお客さんも残り一組となり、そろそろ私もお邪魔しなくてはと思いながら、でも暫くご夫妻と話をしていてバスの時刻に怪しくなり、今度はもう少し涼しくなった頃にお伺いしますと言いながらお店を辞しました。

谷町のように空き待ちのお客さんを気にすること無くゆっくりと蔦屋を楽しむことが出来ました。

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汗をふきふきどうにかバスに間に合い帰路についたのでした。
(なにせ1時間に一本ですので)

ホッとして、これでこの日の幸せ終了です。


そば切り 蔦屋

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お店は→大阪府豊能郡能勢町垂水246
電話は→072-734-2774
営業は→11時半~14時頃まで入店可
お休み→月・火曜日( 臨時休業有り)

駐車場→有り
最寄り駅→阪急バス森上停留所 徒歩約20分
              (能勢電鉄山下駅から約18分)

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2016年8月17日 (水)

新メニュー追加しました「手打ち蕎麦 中道」 和歌山市は毛革屋丁

毎年夏が始まると頂きたくなるのがスダチ蕎麦、今年初めてを求めて白浜の「さいこう」を訪れたのですが、奥さんが東京に帰っていて頂くことかなわず。
結局京都の「花もも」で頂いたのが初物となりました。

和歌山市で結構味があるお蕎麦を出すお店「中道」。
以前から新メニューを追加したいと言っていたが、この程ようやく新しい仲間が加わった。
その代わりというのか・・夏季限定「すだち蕎麦」がメニューから消えた。
(二日間供したそうですが、今年は手が回らなかったそうです。が、うーーっ、甘い!! (・0・) 素人はそう思うのですがプロが決めたので仕方有りません)

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「ナメコおろし蕎麦」に、「山かけ蕎麦」、それぞれの種が酒肴になるお蕎麦が登場。
(「種」はお蕎麦にのせる天麩羅や鴨等の具材のこと)

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季節限定レギュラーメニューの水茄子と共に新メニュー「とろろ」をお願いし、冷酒「黒牛」のお摘まみとしました。

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添えられた醤油もいらないほどの味わい。(もう少し甘みがあったらいいけど)

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そのま直球ダイレクトの命名「とろろ」 (^□^)
神田藪の「わさび芋」とか、並木藪の「とろろ山葵」みたいにして欲しかった。
薬味に葱と山葵、盛り汁が添えられます。

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ウズラの卵黄をサクッとかき混ぜて盛り汁を垂らし、山葵と海苔をのせて摘まみ上げると同時にズルッといきます。
神田藪の箸で切って摘まみ上げるまではいかないまでも、結構ネバリッ気があり、酒肴としても美味しく頂ける。(感涙)

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鴨椀も蕎麦前のお供にお勧めします。(以前の写真です)

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残念ながらジューシーなだし巻きは夜だけのメニュー。(以前の写真です)
さすがにこれら全部を食べたなら蕎麦前のお供が主役になってしまう o(^-^)

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そしてもう一つの新メニュー、ナメコおろしはお蕎麦で頂いた。
いつも頂く道頓堀「星」の辛味大根のそれでは無いけれど、ナメコの味付けがピリ辛なので単品酒肴やお蕎麦にもちょうどよい刺激を添えてくれます。

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なのでおかわりしたお酒の残りと共に頂きました。
今回のメニュー改定で山かけとナメコおろしのそれぞれで一品とお蕎麦が加わり、蕎麦屋飲み助の私にとって大変嬉しいこととなりました。

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白濁さらっと系の蕎麦湯で盛り汁で割ると、昆布の旨味と共に鰹節の華やかさが顔を出したのでした。

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メニューを増やしたこともあって、あまりお客さんを待たせたくないというご主人の考えがそうさせたのでしょう。
でも是非「スダチ蕎麦」を復活させて欲しいものです。
(ここの冷やかけ汁は美味しいですよ!)
これでこの日の幸せ終了です。

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〈追伸追伸
上富田の「おおみや」がスダチ蕎麦を始めたらしいので、スダチ蕎麦はそちらで頂くことにいたしましょう。
手打ちそば 中道
上富田の「おおみや」がスダチ蕎麦を始めたらしいので、スダチ蕎麦はそちらで頂くことにいたしましょう。
手打ちそば 中道

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お店は→和歌山県和歌山市毛革屋丁7
電話は→073-423-1005
営業は→11:00~14:00 17:00~21:00(LO 30分前)売り切れ次第
お休み→不定休
駐車場→6台(日曜は増)
最寄り駅→JR和歌山駅徒歩約15分
最寄りIC→阪和自動車 道和歌山ICから車で約10分

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2016年8月11日 (木)

二八の王道か 大阪は塚本「むらおか」

ネットで見つけ鴨南蛮がとても素敵な感じだったので、リストに並べていた 「むらおか」 だがようやく訪問となった。
JR塚本駅東口からそう遠くない商店街にお店はあります。

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午後2時前という時間帯だが、お客さんがお酒と肴を追加注文をしている。
もう飲みモード全開。
蕎麦前は八海山(私)、蕎麦焼酎水割り(T氏)、
お供に山葵の醤油漬けと板わさをお願いします。

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突き出しは卯の花。

山葵の醤油漬けって地味なのですが結構お酒に合うのです。
京都の「花もも」でも突き出しで出してくれるよね。
T氏とそんな話をしていると、 、 、

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奥様が「花ももさんご存じですか?
知ってます知ってます! 京都へ行くとよく寄ります。
たしかなにわ翁でもおられた。

うちもです
エッ、こちらもなにわ翁でおられたのですか? 「そうなんです」
そうなんですか。
ここで穴子巻き寿司を追加。

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お酒をグラスで・・・・銘柄忘れてしまった (-.-;)

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閉店時間が迫る頃、鴨せいろの鴨汁先出しをお願いすると快く出して頂きました。

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コクがあってコッテリ加減も二八に合いそうな味付け。
しかも厚切りの鴨肉が3枚、つくねが2個。
これを残ったお酒のお供で(お酒に合うーっ)

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そしてお蕎麦をお願いすることに。

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中々綺麗なお蕎麦、中細で色合いも素敵な二八蕎麦。
お蕎麦はお箸を入れるとスルスルとほどけて持ち上がり、これは見た目と共に素敵なお蕎麦だ。(これ重要)

一口手繰るとホンノリと蕎麦の香と共にしなやかな歯応え、噛み締めるとその旨味が優しく広がる。


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かなりのコクがあり美味しい鴨汁ですが、私には少しばかり濃厚かも。
でも添えられた蕎麦猪口に鴨汁を注ぎ、白濁濃厚加減の蕎麦湯で割ると美味しい!

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本当に旨い! 素材それぞれのいいとこ取りの風味が広がりすぎてます。
これでこの日の幸せ終了です。



むらおか
お店は→大阪府大阪市淀川区塚本2-17-12
電話は→06-4977-0735
営業は→11:30~(LO14:30) 17:00~(LO21:00)
お休み→月曜日
最寄り駅→JR塚本駅

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2016年8月 8日 (月)

営業再開 そば縁(えに)で縁セット 大阪府南河内郡千早赤阪村

大阪で唯一の村「千早赤阪村」。
金剛山登山の入り口に当たるところに美味しいお蕎麦屋さんがある。
6月初旬に初めてお伺いした「縁(えに)」、これが訪問後まもなくご主人の体調不良で休業となった。
しかし開店一周年を迎える8月に営業を再開。(体調は良好との事でなにより)
再開の日は8月6日。

金剛山登山者用駐車所を幾つか眺めながら進むとお店が現れる。


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数量限定で出されている人気メニューの「縁セット」をお願い。
この日の訪問は12時を越えていたのですが、セットは私の後数組のお客さんで売り切れとなった。(再開初日のためいつもより数量を抑えていたらしい)

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このセットにつく小鉢五種は結構内容が凝っていて美味しいのです。
再開月の内容はこれだ!

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まずはお蕎麦から頂こう。

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お蕎麦はかっちりと角が立つものだが、柳腰でしなやかな打ち上がり。
全体が優しさあふれるこのお店の素敵さを表していて、、、しかもきっちりとお蕎麦の風味を醸し出しているのだ。
前回はお蕎麦の美味しさに思わず十割を追加したのだが、今回滅多に食べない汁蕎麦をみぞれ蕎麦で追加注文することに。
お蕎麦を待つ間にゆかりご飯と共に小鉢を頂く。

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冬瓜とハムの春雨サラダ、タマネギと甘夏の甘酢和え、ゴーヤの肉詰め焼き、焼き茄子のおひたしにはトマトと枝豆が添えられている。

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かぼちゃとささげの煮物も優しい甘さが口に広がる。
食材はどれも夏を食べる!というもので、優しい味付けは滋味深く体に染み込んでいき、これはもう涙せずにいられないほどだ。
もーっ夏バテなんて・・・どこからでもかかってきなさい状態 (^0^)

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そして出されたみぞれ蕎麦。
これもまた優しさ漂う薄味のお出汁に鰹節の旨味がフンワリと広がる。

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最後はデザートに・・・
そうです。何とデザートもついてくるのですよ!

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これで1300円は何て太っ腹な振る舞いなのでしょう!!
デザートはそば茶のブランマンジェ
ブランマンジェ??? (私、お洒落なデザートに縁遠いので・・・)
そば茶と牛乳系のプリンのようなもので、乗せられた蕎麦米が香ばしさを加える。
ま、とにかく美味しく頂きました。

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小鉢にもデザートにもこだわる本格お蕎麦ランチを頂けるお店なのです。
前回頼んだ十割は新蕎麦が出るようになったら始めるそうです
出来るだけ地元の素材を利用して作られた縁セット。
美味しく頂いてこの日の幸せ終了です。
(帰り際に一周年記念の蕎麦クッキーとポケットティッシュカバーを頂きました)

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まだまだ試行錯誤、でもこれからもっと楽しみなお店なのです。



縁(えに)

お店は→大阪府南河内郡千早赤阪村747
電話は→0721-74-0013
営業は→11時~15時
お休み→水・木・金曜日
最寄り駅→南海高野線千早口約8km
     南海バス 小深線11 金剛登山口 徒歩2分
最寄りIC→京奈和自動車道橋本ICからR371経由南河内グリーンロード
駐車場→有り

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2016年8月 4日 (木)

7月26日 京都御所が一般開放 小さな町歩き「京都御所」

これまで春・秋年二回の一般開放以外は予約でしか入ることができなかった京都御所が、本年7月26日から一年を通じて見学できるようになった。

御所のある京都御苑は緑が多く、夏場などは木陰が多い散策路では日差しを避けて散歩することができ、秋の紅葉もきれいなのでよく訪れたのですが、今回初めて御所内を見学してきました。

丸太町駅から烏丸通りを北に歩き椹木口から御苑に入ったのですが ・ ・ ・


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めちゃ暑、いえ熱い!のこの日、日陰を探しながら建礼門を目指します。
(真夏の京都は水分と日陰が命の鍵だ!)

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建礼門から左側に北へ進むと入り口(西側の清所門)が現れる。
ここで簡単な手荷物チェックを受け、名札をもらっていよいよ入場。

係りの方や警備の方の対応は極めてフレンドリーで、開かれた皇室を感じるものでした。

御車寄                          新御車寄と月華門

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承明門                          承明門から見る紫宸殿

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さあそしてこれが紫宸殿。

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左近の桜、右近の橘が植えられています。

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即位の礼など重要な儀式を執り行う場所。

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日華門から進路を進むと、何と紫宸殿の裏にも回ることが出来るのです。
そして清涼殿から御池庭に。

小御所と御学問所の間には蹴鞠の庭がありました。


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御池庭の欅橋を眺め御常御殿を目指すと御池庭から続く御内庭が現れます。

欅橋。

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御内庭の橋

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御内庭ではアオサギが佇み、そして見学の最北端御涼所へ。

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サルスベリの花が緑の中にアクセントを添えていました。

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御常御殿を西に回り込み剣璽の間を通り、いよいよ出口でもある清所門へ戻ります。

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御所内は荘厳な建築物や広場・庭園が配置されるも、いずれも華美ではなくあくまでも日本古来の寺社建築を感じるものでした。

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初めて見る紫宸殿は天皇即位などの厳かな行事を行った建物だと思うと身が引き締まった気がします。

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京都御所

参観時間→午前9時~午後5時
入場料は→無料
お休みは→月曜と年末年始(12月28日~1月4日)・行事日


京都御苑

年中開放

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