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2016年12月

2016年12月28日 (水)

京都老舗店を食べる 「大黒屋」

京都老舗蕎麦店ツァー。
今回は大正時代創業の「大黒屋」へ行って参りました。

「大黒屋ぁ~っ おぬしも悪よのう」 (あっ、越後屋でした、か?)


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創業は大正時代という老舗なのだが、いかんせん京都という町には百年を超えるお店がウジャウジャ存在し、どちらかと言えば



新参  ^ ^ ;

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日本酒は三種類。



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とりあえず蕎麦前は金鵄(きんし)正宗 特別純米(京都)、蕎麦前のお供には出汁巻きをチョイス。


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卵の甘みと出汁の味が絶妙にマッチ。(僅かに甘めですが)
金鵄正宗特別純米、始まりはお酒の味をキッチリと感じ、舌の上に転がすとキリッとした口当たりで後味を引きすぎない。


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この店を選んだ時、鴨南蛮で締めようと思ってた
一合だけ飲んで。
しかし   しかし    しかし

メニューに有る 「
蕎麦の酒 」 がどうにも気になって

どうにも気になって・・・


どうにも気になって!

えーいっ、鴨櫛目焼きも頼んでしまえっ!
(エッ 気になったのはお蕎麦のお酒なのに・・・)



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蕎麦の酒   蕎 麦 酒


ルチンが含まれて「健康にええやん」

健康に良いから・・・いっぱい呑める! (;^^)ヘ..

違うか

ほんのりお蕎麦の風味がする・・・・か、しないか?

もしかして味わえるかも。

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大きめ厚めの鴨肉が三切れ、味付けがお酒を呼ぶ相乗効果。

美味しい。

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中途半端な時間だったけど、地元らしいお客さんがチラホラ。

さてそろそろのお蕎麦は。。。(鴨、食べてしもたし)

鴨南蛮目当てだったので既に汁蕎麦モード、

で、卵とじ!

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鴨南蛮・牡蠣南蛮、それに卵とじ。

私の汁蕎麦レパートリー。

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フンワリとトローリ軽くとじられた黄金色の卵を軽く混ぜ上げてみると、その下に隠れたお蕎麦が姿を現す。


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一手繰りすると丸抜きの綺麗なお蕎麦にお出汁に絡んで結構美味しくて。


卵とじ、ウンマーいっ!!

まだまだお子ちゃまの私です。

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お店を出ると夜の静寂にドップリと浸かりながら、



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先斗町を抜けて出町柳に向かったのでした。


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大黒屋 

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写真:大黒屋位置図(文字右寄せ)

お店は→京都市中京区木屋町蛸薬師西入ル南車屋町281番地

電話は→075-221-2818

営業は→11:30~21:00(L.O. 20:45)

お休み→火曜日

最寄り駅→京都市役所前駅(徒歩約8分)

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2016年12月24日 (土)

意外と大衆的 京都市左京区北白川 「藤芳」

お店はかなり前から知っていたのですが、ようやくの訪問となりました。


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東大路と白川通りの中間に位置する藤芳。
京都造形芸術大学からすぐの、 白川疎水通り沿いにお店はあります。


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「 手打ち蕎麦屋でござい!」 的な敷居の高さが全然    ない


四人掛けテーブル席4択と小上がりが二卓。
結構こぢんまりとした庶民的なお店なのです。


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お酒は伏見の 「 黄桜 」 と 「 月桂冠 」  。 ( 京都だね )
蕎麦味噌と本醸造生酒の黄桜お願い 。 ( カッパッパです )


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純米本醸造 生 !

それに鴨塩焼きも。


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蕎麦味噌、美味しいです。 こっ、これは、
東京のお蕎麦屋さんで出してくれる 、     みたいな味。

これお酒進みすぎそうで危険 。



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柔らかくて美味しいかも?焼き、 ではなく美味しい鴨焼き

これもお酒が進みそうで ・ ・ ・
はっ、 呑んでしもた (゜◇゜)

で、お酒の追加頼んでしまいました

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で、月見トロロ   (ーー;)


で・ ・ ・ ・ お蕎麦に参りましょう。

新蕎麦です
と案内を受けて生粉打ちをお願いしました。


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むき身平打ちのお蕎麦は汁無しでも十分。


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白濁サラッとの蕎麦湯で締めて。

「 一合だけと思っていたのに、蕎麦味噌美味しくて二合飲んでしまいました 」 、 そう奥様に伝えると、、、


笑顔で 「 うちはその方が有りがたいんですよ 」  (*^_^*)

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チョットええ感じなしてやられた感

そう思いながらお店を辞しました。




藤芳

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お店は→京都府京都市左京区北白川東平井町27-3
電話は→075-711-2817
営業は→11:30~21:00(L.O)ランチメニューは15:30まで
お休み→不定休(月2~3回)
最寄り駅→叡山電鉄茶山駅(徒歩約7分)

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2016年12月18日 (日)

紅葉の名勝 和歌山城は紅葉渓

和歌山市の紅葉名所は・・・やっぱり和歌山城でしょう。

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和歌山城西の丸に隣接する紅葉渓(もみじだに)庭園です。

紅葉渓にはその名の通りたくさんの紅葉が植えられていて、秋の紅葉だけで無く夏の青紅葉も綺麗。

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見頃初期には緑と黄色、赤のグラデーションが楽しめる。


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真っ赤っかの紅葉も綺麗なのですが、これも素敵なのです。


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お堀から続いている池に浮かぶ「鳶魚閣(えんぎょかく)」や、そこに注ぎ込む小さい滝など結構お気に入りのお庭です。


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しつこく繰り返します・・・が,      赤だけでは無く緑や黄色も有る方が私は好き。


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かつて国宝だった和歌山城は、横たわった虎が頭を持ち上げたような形に見える虎伏山に、そのままの形で作ったので虎伏城。

そう呼ばれています。

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とてもしつこいようですが、グラデーション!

鳶魚閣(えんぎょかく)!!

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グラデーション!!!  (しつこい)


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和歌山城紅葉渓の紅葉は11月中旬から12月中旬まで。


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始まりのタイミングはその年で違うのですが、比較的長く紅葉を楽しむことが出来るのです。


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紅葉渓庭園(もみじだにていえん) 

場所は→和歌山県和歌山市

営業は→

最寄り駅→JR和歌山駅、南海和歌山市駅バス約5分程度

         県庁前・公園前バス停

駐車場→市役所中央駐車場・和歌山城駐車場

備考は→紅松庵 073-431-8648 料金:お抹茶一服460円(生菓子付き)

        時間:9:00~16:30

       休み:年中無休(12/29~1/3は休み)

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2016年12月11日 (日)

夜の錦で十割蕎麦 名古屋市錦は「久良三」

まだ17時30分なのにこの賑わい。
さすが名古屋の繁華街錦だ。
そんな街の真っ只中に「久良三」は有った。
そう広くない間口の引き戸を開けると、店内は意外とこぢんまりとして奥に細長い。
一番入口側に席を頂いて先ずポップなメニューを見ると、


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久良三は手打ちそば専門店では無く、味噌煮込みうどんやきしめんも揃うのが名古屋らしく、また場所柄もあってかお酒も充実し、蕎麦前のお供も迷ってしまう程に豊富だ。

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とりあえず切れの良い辛口の謳い文句に惹かれ、純米吟醸秋あがり 「 鯉川」 と 月見トロロをおお願いすることに。

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月見トロロなのに刻み海苔が見えるだけだが、ザックリかき混ぜるとお月様が現れた。(ですよね~っと一安心)


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調味は醤油で。


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比較的サラッとしてトロロ汁のような感じだ。

さてこの後の宴会も有るためそろそろお蕎麦、天ざる芝海老五尾にお酒の追加(多分AKIJUN・・昼から呑んでいたので (;^^)ヘ.. )


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先ずお蕎麦をそのままで頂くと・・・おっ、うまい!
お蕎麦の風味を十分に感じる物で、汁無しOKっす


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そしてカラッと揚がった比較的大ぶりの芝海老が5尾。


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これでお酒を頂きながらの締めとしました。


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蕎麦湯は白濁サラッと系。
出汁の風味がフンワリ香り、旨味を伴い通り越していきます。
繁華街の居酒屋蕎麦と思ったのですがいやいや中々。


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美味しいお蕎麦と多彩な蕎麦前に酒肴が揃う素敵なお店でした。




手打ちそば 久良三

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お店は→名古屋市中区錦三丁目14-29
電話は→052-971-2387
営業は→11:30~14:30(LO14:00) 17:30~23:30(LO22:45)
             (土曜夜~22:00(LO21:30))
お休み→日祝、第2第4土曜日
駐車場→
最寄り駅→地下鉄栄町駅

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2016年12月 6日 (火)

小さな町歩き「四間道」 愛知県名古屋市は西区那古野

名古屋駅からそう遠くない場所に 四間道 ( しけみち ) という町並みが有ります。
漢字からは察することが出来るが、 読み方が解らなかった四間道。 道幅が4間( 4けん=約7.2m ) の通りに広がった町並みだ。


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観光情報によると名古屋城築城の時商人町として作られたエリアだが、 元禄13年の大火の後に防火と商業活動のため道幅を四間に広げたそうで、 現在の四間道の景観は、 元文年間 ( 1740年頃 ) に形成されたとのことです。


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さすが商人町と言うだけ有って蔵が多い。   しかも立派な。


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町並み保存地区に指定されていて、 伝統的な建物の修理や新たに建てる建物の外観などに規制をかけているのです。


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かつては豪商が多く存在していたのでしょうか。


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こんな蔵や古民家を利用したお洒落なカフェやレストランがすごく多いのがこの地区の特徴です。


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お店も多彩でイタリアンやフレンチ、和食等々盛りだくさん。
四間道周辺でも40軒以上は有るような。


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この右手の蔵もカフェ。


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食事やお茶をするのに事欠かない。


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この町には屋根に 「 屋根神 」 という社を祀る家が幾つか有ります。
古くから厄災除けのために祀られているとのこと。


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名古屋では多く見られたそうですが、 歴史はそう古くなく明治以降のようで、 この西区は圧倒的に多いらしい 。 。


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歩き疲れてチョット一服、「 カフェダイニング 月のうさぎ 」 へ 。


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店内はブリティッシュクラシカルといった落ち着いた雰囲気で、店員さんは矢絣(やがすり)の着物に袴姿 ( ハイカラさんが通るみたいな。 私的には白と黒のメイドスタイルが合うと思う ) 。

コーヒーから酒類まで豊富に揃い、マンデリンを頂きました。

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コーヒーの苦みで疲れもとれて散策再開 。


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これこれ、良い感じの銀座通り。
ゲートに掛かる看板にはバー ・ スナック ・ 居酒屋 ・ 食堂 ・ 割烹 。
すべて揃っています。 ( 昔は各地に銀座が有った )

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保存地区外でも雰囲気のある町並みが。


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そろそろ日も傾きかけて、 軒先の電気がともる頃。


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こんな灯ともし頃の雰囲気が素敵です 。


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そろそろ宿に戻ろうと 。


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錦を目指しました 。


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四間道(しけみち)

場所は→名古屋市西区那古野
最寄り駅→地下鉄桜通線 国際センター駅徒歩5分

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2016年12月 4日 (日)

蕎麦酒房 櫟(いち) 京都市は北区平野宮西町

北野天満宮での紅葉狩りを終え、遅めのお昼は近くの「蕎麦酒房 櫟(いち)」へお伺いすることに。
こちらは河内鴨一押しのお店のようで。。。先客の女性二人も鴨せいろと鴨南蛮を注文していました。
日本酒が結構充実していて、


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良い感じの品揃え。(あくまでも初心者の感覚ですが)

生湯葉刺しと鴨塩焼き、それに北雪(新潟)をお願いです。



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とろっとしてフワッとして、大豆の甘みもあって美味しい。
昔は嫌いだった湯葉ですが、寄る年波に好みが変わり・・・


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ユーミンの声が大嫌いだった私、ある日そのコンサートに連れて行かれて     大大ファンになってしまったみたいな。
 (チョット・・・  違う  か)


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新潟のお酒って   お酒って
美味しい。  スッキリしてて呑みやすい。
そしてジャーン! 大阪は松原にあるツムラの河内鴨


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スッキリしすぎた口に、脂がのった厚切りレア鴨を入れる。
・・・スッキリにこってりが混沌して  やがて中和。
美味しい! 美味しい!!  これまた美味しい!!!


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薬味には定番柚子胡椒に加えレモンおろしが添えられて、
レモンの酸味がサッパリと口を変える。


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お酒のお代わりは春鹿 超辛口(奈良)。


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クーッ、春鹿の切れがいい。
で、  そろそろのお蕎麦は天せいろとしましょう。


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細打ちお蕎麦の赤ポチ散らばる面持ちは、そのまま一手繰りするとソフトで軽やかなコシが楽しい。


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歯応え、舌触りなどがライトで軽やかなのだ。
お蕎麦が出された時、天麩羅の海老は「天使の海老」なので、頭から尻尾まで食べることが出来ると言われました。

天使の海老・・?



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確かにとても柔らかく、お皿に海老の痕跡を残さなかった。


盛り汁を弱白濁のサラッと系蕎麦湯で頂けば、ホーッと一息、またホーッと二息ついて、

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ご主人と河内鴨の話に花が咲き、「是非次回は鴨せいろを食べてください」そう言われてお店を後にしました。


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帰りに平野神社に立ち寄ってみました。


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本殿前には右近の桜 左近の橘。(桜は右近ですよ、向かって右)


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10月桜が花をつけていました
これでこの日の幸せ終了です。




蕎麦酒房 櫟
お店は→京都府京都市北区平野宮西町62
電話は→075-286-8286
営業は→11:30~14:00 18:00~21:00
お休み→木曜日(不定休)
最寄り駅→京福 北野白梅町駅徒歩11分
             市バス204・205系わら天神前徒歩1分

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